宮島競艇GⅠ開幕目前 宮島チャンピオンC&厳島ドリームを彩る注目レーサーたち
広島県廿日市市のボートレース宮島(宮島競艇場)で行われるGⅠ宮島チャンピオンカップ、そして名物カードとなる「宮島GⅠ 厳島ドリーム」を前に、主力級レーサーたちの動きやコメントが相次いでいます。
ここでは、オープニングセレモニーでの声からエンジン気配、女子レーサーの活躍気配まで、わかりやすく整理してお伝えします。
山口剛がオープニングで“嘆き節” 「いや~マズい。非常にマズい」
まず話題となったのが、地元・広島支部のトップレーサー山口剛(やまぐち・つよし)選手のコメントです。
GⅠ宮島チャンピオンCのオープニングセレモニーに登場した山口選手は、ファンの前で開口一番、
「いや~マズい。非常にマズい」
と、自身の現状について率直な“嘆き節”を披露したことがニュースとなりました。
この「マズい」という言葉には、主に次のようなニュアンスが含まれていると考えられます。
- 現状のエンジン(モーター)の仕上がりに手応えが薄い
- 地元GⅠとしての期待の大きさと、現時点での状態のギャップ
- ファンに対して、あえて自虐的に笑いを交えながら状況を共有する“サービス精神”
宮島といえば、潮位差が大きく水面状況が変わりやすいことで知られ、調整の難しさも特徴です。
地元エース格である山口選手だからこそ、コンディションやモーターの仕上がりに敏感で、厳しい自己評価を口にしたとも言えます。
一方で、オープニングの段階で「非常にマズい」と言いつつも、シリーズが進む中で調整をどこまで合わせてくるかも、大きな見どころです。地元開催のGⅠで、気持ちだけでなく実力・実績ともに期待される存在であることに変わりはありません。
【厳島ドリーム】1号艇は池田浩二 「技が頼り」と語るベテランの勝負駆け
GⅠ宮島といえば、シリーズ初日のメインカードとして注目を集めるのが「厳島ドリーム」です。
この一戦で1号艇に座るのが、愛知支部のトップレーサー池田浩二(いけだ・こうじ)選手です。
事前報道によると、池田選手はこの厳島ドリームを前に、「技が頼り」という趣旨のコメントを残しています。これは、
- 現状の機力(モーター力)が突出して強いわけではない可能性
- スタート勘やターン技術など、長年培ってきたテクニックで勝負する覚悟
- 1号艇としての責任とプレッシャーを自覚しつつも、冷静さを失わないベテランらしいスタンス
を示す言葉と言えるでしょう。
宮島水面はインコースが有利とされつつも、潮の流れやうねり、風向きなどによって展開が変わりやすく、単にスリット先行だけでは勝ち切れない場面も少なくありません。
その中で「技が頼り」と語る池田選手のレース運びが、厳島ドリーム最大の焦点となりそうです。
女子レーサー3人がドリーム戦線を盛り上げる 高憧四季らが存在感
今回の宮島GⅠでは、厳島ドリームに女子レーサーが3人名を連ねる点も、大きなトピックとなっています。
中でも注目を集めているのが、ニュースでも取り上げられた高憧四季(たかどう・しき)選手です。
報道では、「高憧四季ら女子3人の動き活発!」と表現されており、女子レーサー陣がシリーズ前から積極的に調整や試運転を重ねている様子がうかがえます。
近年、GⅠ戦線でも女子レーサーの活躍が目立つようになってきました。スピード勝負だけでなく、ターンマークの攻め方やスタートの踏み込みなど、男子レーサーに一歩も引けを取らない走りを見せていることから、ファンの注目度も年々上昇しています。
厳島ドリームに女子が3人も名を連ねるということは、
- 女子レーサーの実力評価が確実に高まっていること
- シリーズ全体の見どころや話題性が一層豊かになること
- インからの“王道パターン”だけでなく、女子の自在な差し・まくり差しが絡んだ展開が期待できること
などにつながります。
池田選手が1号艇としてインから堂々と構える一方で、女子レーサーたちがどのコースからどのように仕掛けていくのか。スタート展示や直前気配にも注目が集まります。
岩瀬裕亮「前に進む感じはありました」 早々にエンジンへ手応え
シリーズの行方を占う上で欠かせないのがモーター(エンジン)の気配です。
今回の宮島GⅠで早くも好感触をつかんでいると報じられたのが、愛知支部の岩瀬裕亮(いわせ・ひろあき)選手です。
岩瀬選手は、インタビューで
「前に進む感じはありました」
と、エンジンに対する手応えをコメントしています。
この「前に進む感じ」という表現は、ボートレースの現場では非常に重要な感覚を示す言葉です。具体的には、
- 伸び、出足、行き足といった基本性能がバランス良く機能していること
- スタートから1マークに向かう足がスムーズで、推進力を感じる状態
- 水面コンディションに対して、ボートが素直に応えてくれるフィーリング
などを含んでいると捉えられます。
GⅠシリーズでは、モーター抽選の“当たり外れ”が大きく着順を左右します。その意味で、シリーズ初期の時点で手応えを得ている選手は、節間を通して安定した成績を残しやすくなります。
岩瀬選手のコメントは、ファンにとっては「エンジン的に買える存在」であることの一つの目安とも言えそうです。
宮島水面の特徴とGⅠシリーズの見どころ
ここで改めて、ボートレース宮島(宮島競艇)の特徴を簡単に整理しておきます。
- 瀬戸内海に面した潮の満ち引きが大きい水面
- 干満差によりうねりや流れが変化し、時間帯によって走りやすさが大きく変わる
- 基本的にはイン有利とされるが、潮位や風向き次第でセンター・アウトからの一撃も十分にあり得る
こうした特性があるため、選手たちは
- プロペラ調整
- チルト角の設定
- 乗り心地と出足・伸びのバランス調整
などを、潮位・時間帯・風に合わせてこまめに変えていく必要があります。
その中で、
- 山口剛選手のように「今の状態はマズい」と率直に語る地元勢
- 池田浩二選手の「技が頼り」というベテランらしい構え
- 高憧四季選手ら女子3選手の積極的な動き
- 岩瀬裕亮選手が感じる「前に進む」好感触のエンジン
といった要素が絡み合い、GⅠ宮島チャンピオンCおよび厳島ドリームは、例年以上に見ごたえのあるシリーズとなりそうです。
ファンが注目したいポイント
最後に、今回の宮島GⅠを楽しむうえで、特に注目しておきたいポイントを整理します。
- 地元エース・山口剛選手が「非常にマズい」と語った現状から、節間を通じてどこまで巻き返してくるか
- 厳島ドリームの1号艇・池田浩二選手が、機力以上に「技」でどのようなレースを見せるか
- 女子レーサー3人が、強豪ひしめくドリーム戦でどこまで食い込めるか、スタートやコース取りも含めて要チェック
- 岩瀬裕亮選手の好エンジンが、節間を通じて安定した舟券貢献につながるか
- 潮の満ち引きによるレース傾向の変化と、それに合わせた選手たちの調整力
GⅠシリーズは、トップレーサーたちの技術と調整力がぶつかり合う舞台です。
事前のコメントやエンジン気配を頭に入れておくことで、レースの見え方も大きく変わってきます。
宮島競艇ならではのダイナミックな水面と、選手たちの駆け引きを、じっくりと楽しみたいところです。



