チェルシーが“最優先ターゲット”に指名した大型DF、マクサンス・ラクロワとは?
プレミアリーグのチェルシーFCが、現在最優先ターゲットとして追いかけている守備の要が、クリスタル・パレス所属のフランス代表センターバック、マクサンス・ラクロワです。
クリスタル・パレス側はこの主力DFの売却に慎重な姿勢を見せており、移籍金として最低でも約106億円に相当する高額な条件を提示していると報じられています。
また、ラクロワは所属クラブをUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場へ導いた経験を持つ大型センターバックであり、その実績がチェルシーの熱視線を集める大きな理由となっています。
一方で、ラクロワのキャリアの中では、かつて在籍したレアル・マドリードが買い戻し条項
マクサンス・ラクロワとはどんな選手?プロフィールと特徴
マクサンス・ラクロワ(Maxence Lacroix)は、2000年4月6日生まれのフランス人センターバックです。
フランス・ヴァル=ド=マルヌ県ヴィルヌーヴ=サン=ジョルジュ出身で、現在はプレミアリーグのクリスタル・パレスFCに所属しています。
ポジションはディフェンダー(センターバック)で、身長・フィジカルを活かした空中戦の強さに加え、スピードとカバーリングにも優れた、いわゆる「モダンなCB」と評されるタイプです。
ラクロワは、フランスのクラブで育成された後、ブンデスリーガのVfLヴォルフスブルクへ移籍し、その地で評価を大きく高めました。
ヴォルフスブルクでは守備の柱として活躍し、チームをチャンピオンズリーグ出場圏内
その後、プレミアリーグのクリスタル・パレスが移籍金約34.5億円とされる条件でラクロワを獲得したと報じられており、クラブとしても大きな投資をした選手という位置づけです。
現在はパレスの守備陣の中心を担い、同僚には日本代表MF鎌田大地も在籍していることから、日本でも名前が知られ始めています。
チェルシーがラクロワを“最優先ターゲット”とする理由
チェルシーがラクロワを最優先ターゲットに据える背景には、クラブの守備陣の再編成
報道によると、チェルシーは既にラクロワ側と初期コンタクト
- スピードがあり、高いディフェンスラインにも対応できる
- 1対1の対応に強く、対人守備で信頼がおける
- ビルドアップ能力があり、足元の技術にも優れる
- 空中戦に強く、セットプレーでも攻守に貢献可能
これらの強みは、ボール保持を重視しつつ、前からプレスをかけるスタイルを志向するチェルシーにとって非常に重宝される資質といえます。
加えて、まだ20代半ばという年齢から、即戦力でありながら中長期的な戦力として育成可能な点も、クラブの補強戦略にとって大きな魅力となっています。
クリスタル・パレスが提示する「最低106億円」の意味
今回の移籍報道で特に注目されているのが、クリスタル・パレスがラクロワの移籍金として最低でも約106億円相当簡単には手放さない主力選手
パレスとしては、すでに大きな投資をして獲得した選手であることに加え、チームの守備の要として存在感を発揮していることから、安価での売却はクラブの成績にも直結するリスクがあります。
そのため、もし売却するのであれば、クラブの今後の補強費に十分な資金が残るレベル
また、センターバック市場では近年、各クラブが高額な投資を行っており、過去の移籍事例から見ても、トップレベルのCBには多額の金額が動く傾向があります。
ラクロワがCL出場に導いた実績や現役フランス代表というステータスを持つことも、この評価額を押し上げる要因となっているとみられます。
レアル・マドリードの「買い戻し」オプションも視野に?
移籍市場でのラクロワをめぐる動きは、チェルシーとクリスタル・パレスだけにとどまりません。
過去にラクロワが在籍していたレアル・マドリード買い戻し条項
買い戻し条項とは、かつて所属していたクラブが、あらかじめ取り決められた条件で選手を再び獲得できる権利のことです。
レアル・マドリードがこの条項の行使を検討しているとすれば、ラクロワに対する評価が依然として高いことの表れであり、チェルシーにとっては競合クラブの存在
さらに、ラクロワ自身はCLに出場するクラブへの移籍を優先したい
チェルシーはチャロバ放出前にCB補強を急ぐ構え
今回のラクロワ獲得の動きと並行して報じられているのが、チェルシー所属のDFトレヴォ・チャロバの移籍の可能性です。
チェルシーはチャロバの放出に先立って、クリスタル・パレスからラクロワを確保したい意向
チャロバは自クラブ育成の選手であり、複数ポジションをこなせるユーティリティ性を持つDFですが、出場機会や戦術上の役割を巡って、移籍の噂が絶えない選手でもあります。
もしチャロバが退団する場合、センターバックと右サイドバックを兼ねられる貴重な戦力を失うことになるため、クラブとしてはその前にCBの補強を完了させておきたい
この文脈で、ラクロワはチャロバの穴を埋めるどころか、守備陣全体のレベルアップを担う存在
移籍市場での評価と他クラブの動向
ラクロワをめぐっては、チェルシー以外にもリヴァプール
このように、ラクロワは複数のビッグクラブから関心を寄せられているため、移籍金はさらに上昇する余地もあります。
一方で、選手本人はCL出場クラブへの移籍
CL出場経験が評価される理由
ラクロワがチェルシーから「熱視線」を送られている大きな要因のひとつが、在籍クラブをチャンピオンズリーグ出場
ラクロワは、ヴォルフスブルク時代に守備の要として活躍し、クラブが上位争いを行う中で最終ラインを支えました。
この経験は、「プレッシャーのかかる試合で安定したパフォーマンスを発揮できる」ことの証拠として評価されており、ビッグクラブが求める資質と一致しています。
特にチェルシーのようなクラブは、国内リーグだけでなくCLでも上位進出を目指すため、欧州トップレベルの環境に慣れている選手
今後の注目ポイント
現時点で、ラクロワの移籍は正式決定には至っておらず
- クリスタル・パレスが提示する移籍金106億円規模
- チェルシーがチャロバ放出
- レアル・マドリードが買い戻し条項
- ラクロワ自身がCL出場クラブ
- リヴァプールなど他クラブが本格的なオファーに動くかどうか
いずれにしても、マクサンス・ラクロワは、今夏の移籍市場で最も注目されるセンターバックの一人



