角田裕毅、バルセロナでレッドブルTPC参加へ RB21走行の可能性も

F1の角田裕毅が、バルセロナでレッドブルのTPC(旧型車両によるテスト)に参加する見通しとなった。現地では、ホンダのPUを搭載したRB21をドライブする可能性も報じられており、久しぶりにレッドブルのF1マシンへ戻る機会として注目を集めている。

TPCは、公式戦とは異なり、過去のF1マシンを使って行うテストだ。今回のバルセロナでの走行は、角田にとって実戦感覚を取り戻すうえでも重要な機会とみられる。報道によると、角田はこのテストで2レース分を走り込む予定で、レッドブル側にとってもマシンの確認や走行データの収集につながる内容になる。

「また走れてうれしい」 レッドブルF1マシン復帰に笑顔

角田はTPC参加について、「また走れてうれしい。今もまだ笑顔」と話しており、レッドブルF1マシンに再び乗れた喜びを率直に表している。久々の実走ながら、本人は自然にマシンへ入り込めたようで、バルセロナでの走行後も前向きな手応えをにじませた。

別の報道では、角田がレッドブルTPCで「まるで離れていなかったかのよう」な充実した走行を見せたと伝えられている。長期間F1マシンから離れていたような感覚がなかったという評価は、走行の安定感や順応の早さをうかがわせるものだ。

ホンダPU搭載車への注目も

今回のテストで注目されるのが、ホンダPUを搭載したRB21を角田がドライブする可能性だ。ホンダと角田は長くF1の現場で結びつきがあり、今回の走行もその関係性を感じさせる内容として受け止められている。

レッドブルのTPCは、単なるイベントではなく、ドライバーの感覚確認やチームの技術的なチェックに使われる重要な場でもある。角田にとっては、F1マシン特有の速度域、ブレーキング、タイヤの使い方を改めて体に入れ直す機会になる。とくにバルセロナは各チームがテストの舞台として使ってきたサーキットであり、マシンの特徴やドライバーの適応力が見えやすい場所でもある。

久々の実走で見えた角田の落ち着き

今回の報道で共通しているのは、角田の走りに落ち着きがあったことだ。F1の現場では、久しぶりの実走であってもすぐに限界まで攻め込めるかどうかが重要になるが、角田はその点で自然な感覚を保っていたようだ。

また、テスト走行はタイムだけでなく、マシンとの相性や操作の確かめ方も大切になる。角田が「離れていなかったかのよう」と評されたことは、レッドブルのマシンに対して違和感なく対応できたことを示している。こうした感触は、今後の起用や評価にもつながる可能性がある。

バルセロナでのTPCが持つ意味

今回のTPC参加は、角田にとって単なる練習走行ではない。F1の最前線にいるドライバーとして、実戦に近い環境でマシンと向き合い、短時間で走行を積み重ねることには大きな意味がある。

さらに、レッドブルの旧型車両とはいえ、トップチームのF1マシンを扱う機会は限られている。そうした中で角田が順調に走行を重ね、笑顔を見せたことは、本人の状態の良さを伝える材料になった。バルセロナでのTPCは、角田の現在地を示すひとつの場面として、今後も注目されそうだ。

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