ジャネット・ジャクソンとBE:FIRST、世代と国境を超えたコラボレーションが実現

ジャネット・ジャクソンと日本のダンス&ボーカルグループBE:FIRSTによる共同制作のコラボ曲が公開され、音楽ファンの間で大きな話題となっています。
コラボ楽曲は、ジャネットの代表的なヒット曲のひとつである「Doesn’t Really Matter」をベースにしたリミックス・バージョンで、新たなアレンジとボーカルワークによって、2020年代の感覚にアップデートされた作品となっています。
さらに、このコラボ曲は6月14日に横浜で行われるジャネット・ジャクソンの公演にて、本人とBE:FIRSTによるスペシャルなコラボパフォーマンスとして披露される予定です。

The Jackson 5、マイケル・ジャクソンからつながる「精神性」

今回のコラボレーションは、単なる話題づくりとしての共演ではなく、The Jackson 5マイケル・ジャクソンから受け継がれてきた「音楽とパフォーマンスへの精神性」が、現代の日本のグループであるBE:FIRSTへとつながっていく象徴的な出来事としても注目されています。
The Jackson 5は、圧倒的な歌唱力とダンス、そして兄弟ならではの一体感で1970年代の音楽シーンを席巻し、その後、マイケル・ジャクソンはソロとして「キング・オブ・ポップ」と呼ばれる存在にまで上りつめました。
彼らが世界に示したのは、単にヒット曲を生む力だけではなく、「ショーとしての完成度」「観客を楽しませるための徹底したこだわり」「音楽とダンスを融合させた総合エンターテインメントの追求」という姿勢でした。

BE:FIRSTはデビュー当初から、高いダンススキルと歌唱力、そしてグループとしての一体感で注目されてきましたが、その根底には、ジャクソン一家のエンターテインメント性に対する深いリスペクトがあります。
ステージでの構成やフォーメーション、見せ場の作り方、1曲の中での「緩急」のつけかたなどには、マイケル・ジャクソンのステージに通じるような、「一瞬たりとも観客を飽きさせない」という姿勢が見て取れます。
今回のコラボレーションは、そうした精神的な源流を持つアーティスト同士が、世代と国境を超えて出会ったプロジェクトといえるでしょう。

ジャネット・ジャクソン&BE:FIRST「Doesn’t Really Matter(Remix)」とは

今回公開されたコラボ曲「Doesn’t Really Matter(Remix)」は、オリジナル曲の魅力を大切にしながらも、現代的なビートと日本のポップスシーンならではの感覚を取り入れたリミックスになっています。
原曲は、軽やかでポジティブなメロディと、「外見や条件ではなく、本当に大切なのは中身」というメッセージ性で愛されてきました。その楽曲に、BE:FIRSTのボーカルやラップ、コーラスが新たに重なり、より立体的でエネルギッシュなサウンドへと生まれ変わっています。
ジャネットの柔らかくもしなやかな歌声と、BE:FIRSTメンバーのフレッシュで力強い歌声が混ざり合うことで、世代を超えたハーモニーが生まれている点も、このコラボの大きな魅力です。

アレンジ面では、原曲の持つR&B色を活かしつつ、近年のダンスポップやトラップの要素を織り交ぜることで、クラシックとモダンが自然に融合したサウンドに仕上がっています。
BE:FIRSTのダンスパフォーマンスを想起させるようなブレイクやビルドアップも取り入れられており、楽曲そのものが「ライブパフォーマンスを前提とした作り」になっている点も印象的です。

ジャケット写真に込められた「コラボの証」

公開された「Doesn’t Really Matter(Remix)」のジャケットは、コラボレーションの象徴ともいえるビジュアルとなっています。
具体的なデザインディテールはメディアごとに異なる紹介がされていますが、いずれもジャネット・ジャクソンとBE:FIRSTの双方の存在感がバランスよく表現されている構図となっており、「主役がどちらか一方」ではなく「一緒に創り上げた作品」であることが伝わるデザインです。
色使いやロゴの配置、フォントなども、ジャネットのこれまでの作品世界と、BE:FIRSTの現代的なイメージが違和感なく溶け合うように設計されており、音楽面だけではなくビジュアル面でも「コラボレーションとしての完成度」の高さが感じられます。

6月14日横浜公演でのコラボパフォーマンス

今回のコラボ曲の公開に合わせて注目されているのが、6月14日に横浜で開催されるジャネット・ジャクソンの公演です。
このステージでは、ジャネット・ジャクソン本人とBE:FIRSTが同じステージに立ち、「Doesn’t Really Matter(Remix)」のコラボパフォーマンスを披露する予定となっています。
ジャネットは長年にわたり世界中のステージで圧巻のパフォーマンスを見せてきたアーティストであり、その彼女が日本の新世代グループと同じ曲を、同じステージでパフォーマンスするという点で、非常に貴重な一夜となりそうです。

ライブ当日は、オリジナルの振付をベースにしながら、BE:FIRSTならではのダンス要素や構成が加わる可能性もあり、「どのような形で融合が表現されるのか」も大きな見どころです。
ジャネットの長年のファンにとっては、自身の代表曲のひとつが新たな形で再解釈される瞬間を生で体験できる場となり、BE:FIRSTのファンにとっては、世界的なレジェンドとの共演を見届けられる特別な機会となります。

BE:FIRSTの源流としての「リスペクト」

BE:FIRSTのメンバーたちは、デビュー以降、国内外のさまざまなアーティストへのリスペクトを言葉とパフォーマンスで示してきたグループです。
その中でも、The Jackson 5やマイケル・ジャクソン、そしてジャネット・ジャクソンが体現してきた「音楽とダンスを通じたエンターテインメント」は、彼らのルーツのひとつといえます。
マイケル・ジャクソンが確立した「ミュージックビデオを含めた総合的な世界観の提示」や、「一曲ごとにストーリーを感じさせる構成」は、BE:FIRSTのミュージックビデオやライブ演出にも通じるものがあります。

今回のコラボレーションは、そうした「源流」への敬意が、実際の共同制作という形で結実したプロジェクトです。
一方的に影響を受けるだけでなく、リスペクトの気持ちを持ちながらも自分たちのスタイルを確立してきたBE:FIRSTが、ジャネット・ジャクソンと肩を並べて作品を作り上げたことで、世界の音楽シーンにおける日本発アーティストの存在感を改めて示すことにもつながっています。

世代・文化を超える音楽コラボの意味

今回のジャネット・ジャクソンとBE:FIRSTのコラボレーションは、単なる話題性だけでなく、世代と文化を超えて音楽がつながることの意義を感じさせる出来事です。
1970年代から世界の第一線で活躍してきたジャクソン一家の系譜にあるジャネットと、2020年代の日本で活躍するBE:FIRST。
活動してきた時代も、育ってきた文化も異なる二組ですが、「良い音楽を届けたい」「最高のパフォーマンスを創りたい」という思いは共通しています。

コラボ曲とそのパフォーマンスを通じて、過去の名曲が新たな世代に届くきっかけとなる一方で、BE:FIRSTにとっては、自分たちのルーツにあたる存在と共にステージに立つことで、さらに表現の幅を広げる契機にもなります。
また、ジャネット・ジャクソン側にとっても、日本の新しいポップカルチャーの担い手とともに作品を発表することで、これまでとは異なる層のリスナーへと自らの音楽を届けるチャンスにもなっています。

ファンにとっての特別な体験

ファンにとって、このコラボレーションはさまざまな意味で特別な体験となりそうです。
ジャネット・ジャクソンのファンは、長年聴き続けてきた楽曲が新しいサウンドで蘇る喜びを味わうことができ、BE:FIRSTのファンは、メンバーたちが世界的レジェンドと共演する姿に大きな刺激と感動を覚えるでしょう。
さらに、これをきっかけに、お互いのファンが相手側の作品にも触れるようになれば、新たな音楽的発見にもつながります。

「Doesn’t Really Matter(Remix)」というひとつの楽曲、そして横浜公演でのコラボパフォーマンスは、音楽が世代や国境を越えて人と人を結びつける力を改めて感じさせる出来事となりそうです。
The Jackson 5やマイケル・ジャクソンから続いてきたエンターテインメントの系譜が、今、ジャネット・ジャクソンとBE:FIRSTによって新たな形で描き出されています。

参考元