NHK星麻琴アナウンサー、「ニュースウオッチ9」涙の卒業 新たに「クロ現」司会へ
NHKの人気キャスター・星麻琴(ほし・まこと)アナウンサーが、総合テレビの夜のニュース番組「ニュースウオッチ9」を卒業し、報道番組「クローズアップ現代(クロ現)」の新たな司会を務めることになりました。番組卒業の場面では涙ながらに視聴者やスタッフへの感謝を語り、SNSやネット上でも大きな反響を呼んでいます。
「本当にありがとうございました」涙の卒業あいさつ
「ニュースウオッチ9」は、NHK総合で平日夜9時から放送される看板ニュース番組です。星麻琴アナは、この番組でメインキャスターとして活躍し、丁寧でわかりやすいニュース解説と、落ち着いた語り口で視聴者から高い支持を集めてきました。
卒業回のエンディングでは、星アナが少し声を詰まらせながらも、笑顔を交えて次のような思いを伝えましたと報じられています。
- 「ここまでご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました」
- 共に番組を支えてきた共演者やスタッフへの感謝
- ニュースの現場を離れるわけではなく、形を変えて視聴者に情報を届けていく決意
長らく親しんできた番組を離れる寂しさと、次のステージへの期待が入り混じった、温かい雰囲気の卒業シーンとなりました。スタジオの共演者も「お疲れさまでした」「新しい番組でも応援しています」といった言葉をかけ、和やかでありながらも少ししんみりした空気に包まれた様子が伝えられています。
「ニュースウオッチ9」を支えた星麻琴アナの歩み
星麻琴アナは、NHKにおける若手ながら実力派として知られてきました。スポーツ紙や各種プロフィールによると、1991年9月14日生まれ、東京都出身。慶應義塾大学を卒業後、2014年にNHKへ入局しました。
これまでの主な歩みは次の通りです。
- 2014年:NHK入局後、岡山放送局に配属。地方局でリポートやニュースを担当。
- 2017年:札幌放送局へ異動。地域に密着した取材や情報番組で経験を積む。
- 2019年:東京アナウンス室へ。全国放送の番組への出演が増え、存在感を高める。
- その後:「ニュースウオッチ9」など、全国ニュースのキャスターとして活躍。
「ニュースウオッチ9」では、社会問題から国際情勢まで幅広いテーマをわかりやすく伝える姿勢が評価されました。報道経験豊富な記者とともに、複雑なニュースを丁寧にかみ砕いて説明するスタイルは、視聴者から「聞きやすい」「信頼できる」と支持されてきました。
また、星アナは2年ぶりに「ニュースウオッチ9」に戻ってきた際、SNSで「わかりやすい放送を目指します。よろしくお願いします」とコメントしており、その言葉通り、常に視聴者目線の姿勢を貫いてきたことがうかがえます。
「クロ現」新司会に就任 桑子真帆アナの後任として
星麻琴アナは、「ニュースウオッチ9」を卒業後、NHKの看板報道番組「クローズアップ現代(クロ現)」の司会へとバトンを受け継ぎます。この人事は、スポーツ紙などで「電撃人事」として大きく報じられました。
「クローズアップ現代」は、月~水曜の夜7時30分から放送される番組で、社会問題や経済、国際情勢などを深く掘り下げるスタイルが特徴です。これまで司会を務めてきた桑子真帆アナウンサーが第1子妊娠のため、今月いっぱいで産休に入ることになり、その後任として星麻琴アナが抜てきされました。
- 桑子アナは39歳で第1子を妊娠し、産休に入るタイミングで番組を卒業。
- 星麻琴アナ(34歳)が、「クロ現」新司会として番組の顔を務めることが決定。
スポニチアネックスなどの報道によれば、この後任人事は局内外で注目を集めており、ネット上でも「星アナなら安心して見られる」「深いニュース解説がさらに期待できる」といった声が上がっています。
「ニュースウオッチ9」で培ったニュースの読み解き力に加え、地方局での取材経験、国際ニュースを含めた幅広い分野への理解など、星アナのこれまでの積み重ねが、「クロ現」という“深掘り報道”の舞台でどのように生かされるのか、今後が楽しみだという意見が多く見られます。
星麻琴アナの人柄と魅力 「まこっちゃん」として親しまれる存在
プロフィールによると、星麻琴アナには「まこっちゃん」という愛称があり、親しみやすい人柄も魅力のひとつです。緊張感のあるニュース現場にいながらも、柔らかい表情や丁寧な言葉遣いで視聴者に寄り添い、「怖くないニュース」「やさしく理解できるニュース」を目指してきた姿勢が、多くの人から支持されています。
ニュースを伝えるだけでなく、背景や理由をわかりやすく説明し、視聴者が「自分ごと」として考えられるような工夫が感じられるのも特徴です。こうしたスタイルは、「クローズアップ現代」のような“深く考える番組”に非常に向いていると言えるでしょう。
同時期に話題となった別のニュース:佐藤二朗の所属事務所・フロムファーストのハラスメント問題への言及
星麻琴アナの新たな門出とほぼ同時期に、芸能界では別のニュースも話題となっています。それが、俳優佐藤二朗フロムファーストプロダクション」による、ハラスメント問題への公式な言及です。
報道によれば、同事務所は社長名義でコメントを発表し、
- 「到底受け入れることはできない」
- 「極めて遺憾」
といった強い表現で、事務所に関わるハラスメント問題について言及しました。詳細な事案の内容や関係者名については報道によって扱いが異なりますが、事務所側が公式にコメントを出したことで、芸能界におけるハラスメント問題への向き合い方が改めて注目されるきっかけとなりました。
このニュースは、芸能界のコンプライアンス(法令遵守)や、所属タレントと事務所の関係性、職場環境の改善など、さまざまな観点から議論を呼んでいます。佐藤二朗さんは、コミカルな役からシリアスな役まで幅広く演じる人気俳優であり、その所属事務所がこうした問題に対してどう対応していくのかは、ファンや業界関係者にとっても関心の高いテーマとなっています。
変わりゆくメディアと視聴者の期待
星麻琴アナの「ニュースウオッチ9」卒業と「クロ現」新司会就任、そして佐藤二朗さん所属事務所によるハラスメント問題への言及――これらは分野こそ違いますが、どちらも「情報を伝える世界」に関わる重要な出来事です。
テレビの報道番組においては、キャスターの交代が番組の雰囲気や伝わり方を大きく左右します。星麻琴アナのように、視聴者の目線に寄り添いながら冷静にニュースを伝えるキャスターの存在は、社会の出来事をていねいに考えるうえで欠かせない役割を果たしています。
一方、芸能界や事務所の動きにおいては、ハラスメント問題への向き合い方が、タレントやスタッフが安心して働ける環境づくりにつながります。事務所が社長名で「到底受け入れることはできない」「極めて遺憾」と強く表明したことは、問題の重大さを認識し、改善に向けて取り組む姿勢を示したものとして受け止められています。
報道番組の現場でも、芸能事務所の現場でも、「人を大切にする」ことが求められているのは共通です。視聴者やファンに向けて情報を届ける人たちが、安心して仕事に向き合える環境が整っていること、それを支える組織が透明性をもって説明責任を果たすことは、今後ますます重要になっていくでしょう。
星麻琴アナの新たな挑戦は、視聴者にとっても、これからの報道のあり方を考える良いきっかけになりそうです。「クロ現」という舞台で、どのように社会の課題を読み解き、伝えていくのか。今後の放送に注目が集まります。


