岩瀬洋志、『クロエマ』で存在感放つ純喫茶マスターに 杉咲花&多部未華子との初タッグに高まる期待
Prime Originalドラマシリーズ『クロエマ』で、俳優・岩瀬洋志が杉咲花、多部未華子という実力派キャストとともに物語を彩る注目の存在として出演します。
本作は、人気漫画家・海野つなみ原作、今泉力哉監督による“甘くてちょっとダーク”な占いミステリーで、世界同時配信を控え、大きな話題を集めています。
ドラマ『クロエマ』とは? “甘くてちょっとダーク”な占いミステリー
『クロエマ』は、『逃げるは恥だが役に立つ』で知られる海野つなみの同名漫画を実写化したPrime Originalドラマシリーズです。
杉咲花と多部未華子がW主演を務め、それぞれ人生の崖っぷちに立たされた女性と謎めいた資産家を演じます。
物語の主人公は、恋も仕事も家も一度に失った30歳の女性・エマ(杉咲花)。
すべてを失い途方に暮れる中、彼女は謎多き資産家・クロエ(多部未華子)と出会います。
クロエに誘われる形で、2人は“占いの店”を始めることになり、そこから人々の悩みや秘密、そして自分たち自身の心の闇が少しずつ浮かび上がっていきます。
作品のトーンは、“甘くてちょっとダークな占いミステリー”。
占いという一見華やかでロマンチックなモチーフの裏側に、人間の不安や依存心、愛情と支配など、さまざまな感情が描かれる大人向けのドラマとなっています。
今泉力哉監督らしい繊細な会話劇や、静かな余白の多い演出も期待されています。
杉咲花&多部未華子、初共演で語る“不思議な心地よさ”
W主演を務める杉咲花と多部未華子は、本作が初共演。
インタビューでは、お互いの印象や撮影現場での心境について語っています。
2人が口をそろえて挙げたのは、「不思議な心地よさ」。
初共演でありながら、どこか昔から知っていたような、肩肘張らずにいられる空気感が現場に流れていたといいます。
とくに、エマとクロエの関係性は、友達とも家族とも違う、言葉にしづらい距離感。
その微妙な温度や空気をつくるうえで、2人の“自然体の相性”が大きく作用しているようです。
また、ドラマの重要なモチーフである占いのシーンについても言及がありました。
占いは人の心の弱さや希望に入り込む行為でもあり、演じる側にも大きな心理的負荷がかかったといいます。
杉咲と多部は「とても悩みました」「占いのシーンは本当に辛かった」と振り返り、キャラクターとして人の運命に関わる言葉を口にすることの重さや、そこに潜む危うさを意識しながら演じたことを明かしました。
こうした丁寧な心情描写は、視聴者にとっても印象的な場面になりそうです。
岩瀬洋志が演じる“モテすぎる純喫茶マスター”・下門賢志郎とは
その物語の中で重要な役割を担うのが、岩瀬洋志演じる下門賢志郎(しもん・けんしろう)です。
下門は、物語の舞台のひとつとなる純喫茶「パリ」の2代目マスター。
クロエの良き理解者であり、彼女が心を許す数少ない存在として描かれます。
また、芸術的なセンスを持つパフェ作りの名手で、クロエのために特製の“夜パフェ”を作るシーンも登場。甘くもミステリアスな世界観の中で、ひときわ印象的なビジュアルになりそうです。
下門は、一見クールで“モテすぎる男”とも表現されるキャラクター。
しかし、その内面は繊細で優しい心の持ち主で、自分の大切なものに対しては強い情熱を見せる人物でもあります。
人と人との距離感を大切にしながら、静かに相手を見守るような佇まいは、岩瀬の落ち着いた雰囲気とも重なる部分が多い役どころです。
「人との距離感」を大切にした演技 岩瀬洋志のこだわり
インタビューで岩瀬は、下門という人物について「繊細で優しい心を持っていて、クールに見えるけれど、自分の大切なことには情熱を持っている」と語っています。
そのうえで、演じる際に意識したのが、人と人との距離感や、さりげないやりとりの積み重ねだといいます。
純喫茶という空間は、常連客がふと立ち寄り、心を休める場所でもあります。
マスターは、客に踏み込みすぎることなく、それでいて孤独にさせない絶妙な距離を保つ存在。
岩瀬は、その微妙な距離感をセリフだけでなく、目線や立ち位置、カップを置く仕草など細部で表現しようと心がけたと語っています。
また、岩瀬はもともときれい好きな性格で、整った空間を好むタイプだと明かしています。
純喫茶のカウンターや食器の扱いにも自然と気持ちが入り、下門が店を大切にしている様子を、無理なく演じることができたといいます。
こうした「静かな存在感」は、華やかな占いのシーンとは対照的な落ち着きを物語にもたらし、視聴者にとって心の休まる時間になるかもしれません。
杉咲花&多部未華子との共演に「刺激を受けながらドキドキ」
本作の現場は、岩瀬にとっても大きな刺激の場になったようです。
W主演の杉咲花、多部未華子は、共に多くの作品で評価を得てきた実力派。
岩瀬は、そんな2人と共演することに「刺激を受けながらドキドキしていた」と語っています。
現場では、杉咲や多部の芝居に触れながら、自分の立ち位置やキャラクターの役割を改めて考えることも多かったといいます。
とくに、静かな会話シーンでは、相手のわずかな感情の揺れを受け取り、自分の表情や声色で返していくことが求められました。
そうした積み重ねが、下門という人物の“静かな深み”を形作っていったようです。
岩瀬は、これまで若い世代向けのドラマやラブストーリーで注目されてきましたが、『クロエマ』では少し大人びた役柄に挑戦しています。
落ち着いたマスターという立場から、大人の恋愛や人間関係の機微に関わっていく姿は、これまでとは異なる魅力を感じさせます。
配信直前イベントに5組10名を招待 監督&キャスト登壇も
『クロエマ』の配信を前に、作品の世界観を一足先に体験できる配信直前記念・上映つきイベントの開催も発表されています。
このイベントには、杉咲花、多部未華子に加え、今泉力哉監督が登壇予定で、抽選で5組10名が招待されます。
イベントでは、作品の本編一部の上映に加え、キャスト&監督によるトークセッションも予定されています。
撮影の裏側や、キャラクターに込めた思い、占いシーンの苦労話など、ここでしか聞けないエピソードが語られる場になりそうです。
また、原作者の海野つなみが『逃げるは恥だが役に立つ』で築いたファン層も、『クロエマ』に高い関心を寄せています。
恋愛と仕事、生き方を丁寧に描いてきた作家だからこそ、本作でも“甘さ”と“苦さ”が共存する物語が期待されています。
“美容”へのこだわりから見える、岩瀬洋志のプロ意識
『クロエマ』とは別の場でのインタビューでは、岩瀬洋志が美容へのこだわりについて語る場面もありました。
自身は敏感肌であることを明かし、「まず母に相談する」と話すなど、身近な人の知識を頼りに、自分に合うケアを探してきたといいます。
「母が美容に詳しかったので、まず母に相談して、それからマネージャーさんにも聞いて、自分に合う美容を見つけていった」と語る岩瀬。
こうした丁寧な自己管理は、俳優としてカメラの前に立つうえでのプロ意識の表れとも言えます。
清潔感や肌のコンディションは、純喫茶のマスターという役柄にも自然に活きてきそうです。
「静かだけれど、忘れられない」存在へ――『クロエマ』で広がる可能性
近年の岩瀬洋志は、連続ドラマやCMなどで着実にキャリアを重ね、「静かな存在感」を放つ若手俳優として注目されています。
役に応じて表情や声のトーンを細やかに変えられる点が評価されており、『クロエマ』での下門役は、その強みがより発揮されるポジションと言えるでしょう。
占いという、人の心の奥深くに触れるテーマを扱う本作。
エマとクロエ、そして彼女たちを取り巻く人々の“居場所”として機能する純喫茶「パリ」は、物語の中でひとつの拠点となります。
そこで静かに客を見守るマスター・下門賢志郎は、視聴者にとっても安心できる存在になっていくはずです。
華やかな占いシーンやシリアスな人間ドラマの合間に挿入される、温かなコーヒーと甘いパフェの時間。
そのささやかな癒やしの時間を支えるのが、岩瀬洋志の演じる下門です。
「静かだけれど、どこか忘れられない」――そんな人物像が、本作を通して多くの視聴者の心に刻まれていくことでしょう。
杉咲花、多部未華子の初共演による“不思議な心地よさ”と、占いを通して描かれる人間ドラマ。
そして、その世界をさりげなく支える純喫茶マスター・岩瀬洋志。
『クロエマ』は、キャストそれぞれの魅力が溶け合い、静かにじわりと心に染み込んでくる作品となりそうです。




