東海道新幹線「こだま」が学生限定で“ほぼ半額”に!静岡発の夏休みおでかけきっぷが今年も登場
静岡県内から東京方面へ、東海道新幹線「こだま」を利用した往復料金が“ほぼ半額”になる学生限定きっぷ「静岡ユース★おでかけきっぷ」が、今年の夏も発売されます。東京ディズニーリゾートやデジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」へのお出かけに合わせて使える、とてもお得な企画きっぷです。
この記事では、この「静岡ユース★おでかけきっぷ」の内容や対象、注意点などを、学生さんや保護者の方にも分かりやすいように、やさしい言葉で整理してご紹介します。
「静岡ユース★おでかけきっぷ」とは?
「静岡ユース★おでかけきっぷ」は、JR東海が発売する学生向けの割引企画乗車券です。東海道新幹線「こだま」号の普通車自由席を利用して、静岡県内の駅と東京駅の間を往復セットほぼ半額まで割り引かれます。
2026年版は、目的にあわせて次の2種類の商品が用意されています。
- 静岡ユース★おでかけきっぷ(東京ディズニーリゾートへの旅)
- 静岡ユース★おでかけきっぷ「#東京ゾクゾク チームラボボーダレス」
いずれも、静岡県内から東京エリアへ、お得に旅行できるように企画されたもので、夏休みの思い出づくりにぴったりのきっぷです。
誰が使えるの?対象となる学生の範囲
このきっぷは学生限定の商品です。対象となるのは、次のような学校に在籍している方です。
- 中学校
- 高等学校
- 大学・大学院
- 短期大学
- 専門学校
これらの学校に在籍しており、有効な学生証を持っている人であれば、年齢に関係なく利用できます。購入時や乗車時に学生証の提示が必要となるため、必ず携帯しましょう。
どの駅からどのくらい安くなる?区間別の料金
「静岡ユース★おでかけきっぷ」は、静岡県内の主要駅と東京駅の間の往復を対象に、区間ごとに発売額が設定されています。2026年版の主な発売額は次の通りです。
- 三島 ⇔ 東京:4,000円
- 新富士 ⇔ 東京:5,000円
- 静岡 ⇔ 東京:6,000円
- 掛川 ⇔ 東京:7,000円
- 浜松 ⇔ 東京:8,000円
これらはいずれも往復での金額です。通常の新幹線往復運賃と比べると、例えば静岡〜東京間では約5,880円もお得になり、「ほぼ半額」の水準となっています。浜松〜東京間では、最大で約8,000円近い割引となるケースもあり、遠方から東京を訪れる学生にとっては、かなりインパクトのある価格設定と言えます。
利用できる列車と座席の条件
このきっぷで利用できるのは、東海道新幹線「こだま」号の普通車自由席に限られます。
- 利用可能:東海道新幹線「こだま」普通車自由席
- 利用不可:「のぞみ」「ひかり」など、他の新幹線種別や指定席、グリーン車など
「こだま」は各駅停車タイプの新幹線ですが、静岡県内各駅に停車するため、県内各地から東京方面へ乗り換えなしで移動できる点が魅力です。そのぶん所要時間は「のぞみ」などより長くなりますが、料金が大きく抑えられるのが、このきっぷ最大のメリットです。
なお、東京駅から先の在来線区間、たとえば舞浜駅(東京ディズニーリゾートの最寄り駅)までのJR在来線運賃は、別途支払う必要があります。新幹線部分のみがこのきっぷの対象となる点には注意しましょう。
いつ使える?利用期間と有効期間
「静岡ユース★おでかけきっぷ」は夏休み期間限定で利用できます。2026年の利用期間は、次の2つの期間に分かれています。
- 2026年7月18日(土)~8月6日(木)
- 2026年8月17日(月)~8月30日(日)
きっぷの有効期間は2日間で、この2日間のうちに東京までの往復を完了する必要があります。例えば、1日目に静岡から東京へ向かい、2日目に東京から静岡へ戻る、といった使い方を想定した設定です。
また、きっぷの有効期間の中に、東京ディズニーリゾートやチームラボボーダレスのパークチケット・入場パスの利用日が含まれていることが条件とされています。そのため、施設のチケット日程と、新幹線利用の日程をあらかじめしっかり確認した上で、計画的に購入することが大切です。
いつから買える?発売期間と購入のタイミング
2026年版「静岡ユース★おでかけきっぷ」の発売期間は、次の通りです。
- 2026年6月18日(木)~8月28日(金)
発売は利用開始日の前日までで、利用当日の発売は行われません。そのため、「明日ディズニーへ行くから、今日のうちに買う」といった形で、最低でも前日までに購入しておく必要があります。
また、このきっぷは枚数限定となっています。特に夏休み期間の週末や人気の日程は、早めに売り切れてしまう可能性もあるため、旅行の日程が決まったら、できるだけ早めに購入しておくと安心です。
どこで買える?発売箇所について
「静岡ユース★おでかけきっぷ」が購入できるのは、静岡県内のJR東海の一部の駅に限られています。主な発売箇所は、次の通りです。
- 東海道本線の函南~新所原間のうち、「きっぷうりば」または「サポートつき指定席券売機」がある駅
- 御殿場線の沼津~御殿場間で同様に窓口・対応機のある駅
- 身延線の富士~西富士宮間のうち、対象設備のある駅
- 新富士駅(「きっぷうりば」および「サポートつき指定席券売機」)
注意したいのは、新幹線乗換口にある「きっぷうりば」では購入できないという点です。在来線側の「みどりの窓口」や、サポートつき指定席券売機での購入が必要となるため、駅構内の表示を確認して、間違えないようにしましょう。
ディズニー向けきっぷの特徴
ひとつめの「静岡ユース★おでかけきっぷ」は、東京ディズニーリゾートへの旅を目的とした学生向け商品です。
このきっぷを購入できるのは、東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーのパークチケットを持っている学生に限られます。購入時には、学生証に加え、ディズニーのパークチケットの提示が必要となります。
発売期間は、2026年6月18日から8月28日までで、利用日の前日まで購入することができます。きっぷの料金体系や設定区間は前述の通りで、静岡県内各地から東京駅までの往復が、通常より大幅にお得になります。
東京駅から舞浜駅(東京ディズニーリゾート最寄り)までは、JR京葉線または武蔵野線での移動となりますが、この区間は別途運賃が必要です。それでも、新幹線部分がほぼ半額になることで、全体の交通費をかなり抑えられるのが魅力です。
チームラボボーダレス向けきっぷの特徴
もうひとつの「静岡ユース★おでかけきっぷ」は、「#東京ゾクゾク チームラボボーダレス」と銘打たれた商品で、東京・麻布台ヒルズにあるデジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」への来場を想定した学生向けきっぷです。
こちらも、購入時にはチームラボボーダレスの入場パスと学生証の提示が必要です。料金体系はディズニー向け商品と同じで、三島〜東京が4,000円、静岡〜東京が6,000円、浜松〜東京が8,000円などとなっています。
この商品は、JR東海が展開する「#東京ゾクゾク」キャンペーンの一環として販売されており、東京での新しい体験やアート鑑賞をきっかけに、学生の首都圏へのお出かけを後押しする狙いがあります。
購入・利用時の注意点
お得なきっぷである分、いくつかの重要なルールがあります。代表的な注意点をまとめると、次のようになります。
- 利用できるのは学生本人のみ(家族が同じきっぷで一緒に乗ることはできません)
- 学生証と、対象施設のチケット・パスの提示が必須
- 利用できる列車は「こだま」普通車自由席のみで、「のぞみ」「ひかり」や指定席・グリーン車は利用不可
- きっぷの有効期間は2日間で、この期間内に往復を完了する必要がある
- 東京駅から先の在来線区間(例:舞浜駅まではJR在来線)が別途運賃必要
- 発売は利用開始日の前日までで、当日は購入できない
- 枚数限定のため、予定枚数に達すると売り切れとなる可能性がある
- 払い戻しには所定の手数料がかかる
これらのルールを守らないと、きっぷが使えなかったり、追加の運賃が必要になったりする場合があります。特に、学生証を忘れてしまうと利用できなくなるおそれがあるため、当日は必ず携帯するようにしましょう。
なぜ「こだま」なの?学生にうれしいポイント
この企画きっぷで対象となっているのは、速達タイプの「のぞみ」ではなく、各駅停車タイプの「こだま」です。所要時間こそ長くなりますが、学生にとってはうれしいポイントも少なくありません。
- 料金が大きく安くなる:のぞみ利用よりも運賃・料金が抑えられるうえ、企画きっぷにより「ほぼ半額」まで割引
- 静岡県内の主要駅から乗り換えなし:三島、新富士、静岡、掛川、浜松など、県内各駅からそのまま東京へ行ける
- 自由席利用:決まった時間に縛られず、比較的柔軟に乗車列車を選べる(混雑時間帯は早めの行動が安心)
時間に少し余裕がある夏休みだからこそ、「少し長めの移動時間も、友達とのおしゃべりや車窓の景色を楽しむ時間として使える」と考えれば、むしろプラスに感じる学生も多いのではないでしょうか。
静岡の学生にとってのメリット
静岡県は、東京と名古屋のちょうど中間に位置し、新幹線での移動がとても便利な地域です。その一方で、通常の新幹線料金は決して安くはなく、「東京ディズニーランドに行きたいけれど、交通費が負担」という声も少なくありません。
「静岡ユース★おでかけきっぷ」により、静岡〜東京間の往復が6,000円で利用できるなど、交通費のハードルが大きく下がることで、次のようなメリットが生まれます。
- 友達同士での日帰りディズニーや東京観光がぐっと身近になる
- 部活動やサークルのオフ日に、気軽に首都圏のイベントや展示に足を運べる
- 地方在住の学生が、東京の最新アートやカルチャーに触れる機会が増える
JR東海としても、こうした企画きっぷを通じて、若い世代に新幹線の利便性や旅行の楽しさを知ってもらい、将来の利用にもつなげたい考えがあるとみられます。
まとめ:計画的に使えば“夏の思い出”づくりに最適
東海道新幹線「こだま」の往復が、学生限定で“ほぼ半額”になる「静岡ユース★おでかけきっぷ」。静岡県内の中学生から大学生・専門学校生まで、幅広い学生が利用でき、東京ディズニーリゾートやチームラボボーダレスへのお出かけにあわせて使える、とても魅力的なきっぷです。
利用期間は夏休みの一部に限られ、有効期間は2日間、発売は利用開始日の前日まで、そして枚数限定と、いくつかの条件もあります。しかし、それらのルールをしっかり押さえて計画的に利用すれば、通常よりかなり抑えた費用で、新幹線の快適な旅と、東京での特別な体験を両立させることができます。
この夏、静岡の学生のみなさんにとって、「こだま」に乗って出かける東京への小旅行が、忘れられない思い出になるかもしれません。




