小泉純一郎元首相“行きつけ”の味も登場 親子で巡る「高輪ゲートウェイシティ」と“水の都・江戸”をたどる特番とは

テレビ朝日の人気バラエティ企画「プラチナファミリー」と「火曜の良純孝太郎」が合体したスペシャル番組が放送され、石原良純さんと小泉孝太郎さんがタッグを組んだ“親子二世タレントコンビ”の旅企画が大きな話題になっています。番組では、開発が進む高輪ゲートウェイシティの最新スポットをめぐるとともに、小泉孝太郎さんの父である小泉純一郎元総理大臣の“行きつけ”として知られる隠れた名店のエピソードも紹介され、視聴者の注目を集めました。

「プラチナファミリー&火曜の良純孝太郎 合体SP」とは

今回放送されたのは、「プラチナファミリー&火曜の良純孝太郎 合体スペシャル」。家族や日常をテーマにした企画で人気の「プラチナファミリー」と、石原良純さん・小泉孝太郎さんがさまざまな場所を巡る「火曜の良純孝太郎」を組み合わせた特別版です。

スペシャルならではの企画として、

  • 最新の街づくりが進む高輪ゲートウェイシティの散策
  • 小泉純一郎元総理ゆかりの“隠れた名店”トーク
  • 隅田川を舟で下りながら、“水の道”から江戸~東京の歴史をたどる大冒険

といった内容が盛り込まれ、「家族」「歴史」「街の未来」という3つのテーマが、親しみやすい会話と旅の映像を通じて紹介されました。

小泉孝太郎、高輪ゲートウェイシティへ

番組の第1の見どころは、俳優の小泉孝太郎さんが、いま大規模開発が進む高輪ゲートウェイシティを訪れたパートです。
高輪ゲートウェイ駅周辺では、オフィス、商業施設、文化施設、広場などを一体的に整備する計画が進行しており、「新しい東京の玄関口」として注目されています。

孝太郎さんは、整備が進んだ駅周辺を歩きながら、

  • 生まれ育った横須賀から都心に通っていた頃との“景色の違い”
  • 父・純一郎氏が首相在任時によく通っていたエリアとの“時間の流れ”
  • これからの東京がどんな姿になっていくのかという期待

などについて、やわらかな口調で語りました。
政治家として時代をつくった父・小泉純一郎と、俳優として活動する孝太郎さん。歩きながら見える風景も、どこか“親子二世代”の時間の流れと重なるような構成になっていたのが印象的です。

父・小泉純一郎元総理の「行きつけ」隠れた名店とは

今回のロケで特に話題となったのが、父・小泉純一郎元総理の“行きつけ”として知られる隠れた名店について、孝太郎さんが語るシーンです。

高輪ゲートウェイからほど近い高輪台エリアには、長年地元の人々に愛されてきた名店がいくつもあります。そのひとつとして知られているのが、餃子の名店として有名な居酒屋「壇太(だんた)」です。

「壇太」は、都営浅草線高輪台駅から徒歩約2分、静かな住宅街の一角にある居酒屋で、木格子の落ち着いた店構えが特徴の小さなお店です。
食通の間では「美食家たちの終着駅」とも評され、名物の餃子とビールの組み合わせ、いわゆる“ギョービー”を楽しめる店として知られています。

グルメブログや飲食店レビューサイトには、「小泉純一郎元首相が長年通ったとされる餃子の名店」、「あの小泉元総理も通っているという隠れた名店」と紹介されており、政界引退後も訪れていたとされる“行きつけ”のひとつとして、ファンの間ではよく知られた存在になっています。

番組では、孝太郎さんが父との思い出を交えながら、このような行きつけの店について語り、「表に出ることの少ない父の素顔」に、少しだけ近づけるようなトークが展開されました。政治家として厳しい表情を見せていた純一郎氏も、気心の知れた店ではリラックスして過ごしていたことが、こうしたエピソードから伝わってきます。

隅田川を船で行く「火曜の良純孝太郎SP」大冒険

番組のもうひとつの柱となったのが、「火曜の良純孝太郎SP」として放送された、隅田川を船で大冒険する企画です。石原良純さんと小泉孝太郎さんが、東京の中心を流れる隅田川に船で繰り出し、江戸から現代に至るまでの“水の道”の歴史を辿りました。

隅田川は、江戸の時代から物流や人の往来を支えてきた“水運の大動脈”として発展してきました。川沿いには、浅草や日本橋、築地など、歴史ある街が並び、橋や堤防、河岸の整備とともに、町人文化や商業が栄えていきました。

舟から眺める夜景やビル群を背景に、2人は

  • 江戸時代、米や材木などの物資が船で運ばれたこと
  • 川沿いの町で花開いた市場・飲食文化
  • 明治・大正以降、鉄道や道路の発達とともに姿を変えていった“水の都”としての東京

といった歴史の流れを、専門家の解説を交えながら、分かりやすく紹介しました。

江戸を“大都市・東京”に変えた「水の道」の歴史

隅田川を中心とした“水の道”は、単なる運河や川のネットワークではなく、江戸が大都市へと発展していくうえで欠かせないインフラでした。

川沿いに物資の集積地が生まれ、そこから町が発展し、商人や職人が集まり、やがて文化が育まれていきます。こうした歴史を、実際に船に乗って辿ることで、視聴者も「今いる東京」の成り立ちを身近に感じることができる構成になっていました。

また、番組では、現代の再開発によって整備が進むウォーターフロントエリアについても触れ、「水辺の景観とにぎわいをどう両立させるか」といった、これからの街づくりのテーマにも自然に話が及びました。
高輪ゲートウェイシティのような新たな街が生まれる一方で、隅田川のように江戸時代からの歴史を受け継ぐエリアもある——その対比が、番組全体の大きな魅力のひとつになっています。

“二世タレント”だからこそ話せる「親子の時間」と「東京の今」

今回のスペシャルは、石原良純さん(父は元東京都知事・石原慎太郎氏)と、小泉孝太郎さん(父は元内閣総理大臣・小泉純一郎氏)という、いわゆる“二世タレント”コンビならではの空気感も大きな見どころでした。

2人は、政治の世界で名を残した父を持つという共通点こそあるものの、本人たちはあくまで「俳優・タレント」として活動してきました。そのため、番組でも堅苦しい政治トークではなく、

  • 子どもとして見ていた父の姿
  • 家庭での何気ないエピソード
  • 父たちが活躍していた時代の東京と、今の東京の違い

といった、視聴者が共感しやすい話題が中心です。

高輪ゲートウェイシティの近未来的な景観、隅田川から眺める東京の都市風景、そして、父・小泉純一郎氏が通っていたとされる高輪台の「壇太」のように、昔から地域に根付いた店。
新しいものと古いものが入り混じる東京の姿は、どこか“世代をつなぐ親子の関係”とも重なります。

小泉純一郎元総理の「素顔」をそっと照らすグルメの力

特に印象的なのは、やはり小泉純一郎元総理の行きつけの店として語られる高輪台の名店「壇太」の存在です。

政界の第一線で長く活躍した小泉純一郎氏は、時に“劇場型政治”とも評されるほど強いメッセージ性を持った政治家でした。その一方で、少人数で気軽に立ち寄れる居酒屋で餃子をつまみながら、肩ひじ張らない時間を過ごしていた——そんなエピソードは、政治家としての顔とは少し違う“人間としての素顔”を想像させます。

食べログなどのレビューによると、「壇太」は

  • 香ばしく焼き上げた餃子が名物
  • 中華メニューも充実した居酒屋スタイル
  • 落ち着いた雰囲気で、ひとりでも立ち寄りやすい店構え

といった特徴を持ち、「ギョービーの究極形」とまで評価する声も見られます。
こうした店に通っていたという事実は、純一郎氏の飾らない一面をさりげなく伝えてくれます。

番組内で孝太郎さんが語った“父の行きつけ”の話は、政治家・小泉純一郎という存在を、ぐっと身近に感じさせるものでした。視聴者にとっても、「自分のよく行くあのお店にも、もしかしたら意外な常連さんがいるかもしれない」と想像をかき立てられる、温かいエピソードだったのではないでしょうか。

歴史とグルメ、そして“家族”がつながる番組に

今回の「プラチナファミリー&火曜の良純孝太郎 合体SP」は、高輪ゲートウェイシティという“これからの東京”、隅田川という“江戸から続く水の道”、そして小泉純一郎元総理の行きつけの店という“個人の時間”をつなぎ合わせた、ユニークな構成の番組でした。

政治や歴史というと、とかく難しくなりがちですが、
「親子」「グルメ」「旅」といった身近な切り口を通じて描くことで、どの世代でも楽しみながら“東京の今と昔”を感じられる内容になっていたことが、今回の放送が話題になった理由のひとつと言えそうです。

高輪ゲートウェイシティの進化とともに、周辺の高輪・品川エリアには、これからも新しい店が生まれていく一方で、「壇太」のように長く愛される店も残り続けるでしょう。
そして、そんな街のなかで過ごす、親と子、友人同士の時間が、これからの東京の風景をつくっていくのかもしれません。

参考元