前田拳太郎さんと森山未唯さんが“痴漢撲滅”訴え 赤羽でパレードカーも出動、対策アプリ「デジポリス」活用法を呼びかけ

痴漢被害をなくそうと、俳優の前田拳太郎さんが赤羽署の一日署長として啓発活動に参加し、「痴漢は重大な犯罪だ」と強く訴えました。現場では、防犯アプリ「デジポリス」を使った対処方法の実演も行われ、来場者に向けて具体的な備えを伝えました。

あわせて、赤羽ララガーデンではパレードカーが巡回し、商店街は多くの人でにぎわいました。さらに、TBS系番組「水曜日のダウンタウン」の「名探偵津田」でも知られる俳優の森山未唯さんも、神奈川県警・戸部警察署の1日署長に就任し、電車内での痴漢被害撲滅を呼びかけました。

「痴漢は重大な犯罪」一日署長として直接呼びかけ

前田さんは赤羽署の一日署長として、街頭で市民に向けて痴漢防止への意識を高めるよう呼びかけました。痴漢は軽い迷惑行為ではなく、被害を受けた人の心身に大きな負担を残す重大な犯罪であることを、改めて強調しました。

警察関係者による啓発では、被害にあった際に我慢せず、周囲に助けを求めることや、早めに通報することの大切さが説明されました。電車内や駅構内では、ひとりで抱え込まず、周囲の人や駅係員、警察へ知らせることが重要とされています。

防犯アプリ「デジポリス」での対処方法を実演

今回の啓発活動で注目されたのが、防犯アプリ「デジポリス」の活用です。現場では、痴漢被害や不審な状況に遭遇した際を想定し、アプリを使って素早く対応する方法が紹介されました。

「デジポリス」は、緊急時に役立つ防犯支援の一つとして案内され、被害を受けたときに落ち着いて行動するための補助ツールとして位置づけられました。こうしたアプリを事前に入れておくことで、いざという時に連絡や相談につなげやすくなる点が、参加者にもわかりやすく伝えられました。

警察は、痴漢被害にあった際は「声を出す」「逃げる」「周囲に知らせる」ことが大切だとしています。アプリの活用は、その行動を支える手段の一つとして、若い世代を中心に関心を集めています。

赤羽ララガーデンはパレードカーで大にぎわい

赤羽ララガーデンでは、パレードカーが商店街を巡り、沿道には多くの人が集まりました。買い物客や通行人が足を止め、啓発活動に見入る姿も見られ、街全体で防犯意識を共有する機会となりました。

商店街という身近な場所で実施されたことで、通勤・通学や買い物の途中にある日常の中でも、痴漢対策や防犯の重要性を改めて考えるきっかけになりました。地域ぐるみで声を上げる形は、啓発活動としてもわかりやすく、多くの人に届きやすい方法です。

森山未唯さんも神奈川県警で痴漢被害撲滅を訴え

同じく痴漢被害防止に向けて、森山未唯さんは神奈川県警・戸部警察署の1日署長を務めました。森山さんは、電車内での痴漢被害をなくすため、被害に遭ったときの対応や、周囲ができる支援の大切さを呼びかけました。

電車内の痴漢は、混雑した環境を悪用して起こることがあり、被害者が周囲に助けを求めにくいという問題があります。そのため、被害を受けた人だけでなく、目撃した人も「見て見ぬふりをしない」ことが重要だとされています。

被害を防ぐには「知ること」と「備えること」

今回の一連の啓発活動が示したのは、痴漢対策には、被害を受けた後の対応だけでなく、事前の備えが欠かせないという点です。防犯アプリ「デジポリス」のようなツールを知っておくこと、そして、困ったときに助けを求める行動をためらわないことが、被害の拡大を防ぐうえで大切です。

また、駅や電車、商店街といった人が多く集まる場所では、地域全体で防犯意識を高めることが効果的です。著名人が一日署長として参加する取り組みは、若い世代を含め幅広い層にメッセージを届ける役割を果たしています。

警察や地域が連携し、実際の場面を想定した啓発を続けることが、痴漢被害の抑止につながります。今回の赤羽と戸部での取り組みは、日常の中でできる防犯の第一歩を、改めて社会に示すものとなりました。

参考元