9年ぶりの全面刷新!マツダ新型「CX-5」が登場 兄貴分「CX-60」との違いと進化ポイントをやさしく解説

マツダの人気SUV「CX-5」が、約9年ぶりに大きな全面刷新を受け、新型モデルとして登場しました。
ボディサイズは一回り大きくなり、上位モデルである「CX-60」とほとんど変わらないほどの存在感になった一方で、価格や装備とのバランスを考えると「コスパ重視でCX-5」「質感重視でCX-60」という、はっきりした住み分けも見えてきます。
さらに、運転支援機能は「まるで別物」といえるほど進化し、ブレーキの制御は「運転の上手な人が丁寧に操作したような自然さ」を目指して磨き込まれています。
タイヤにはSUV向けの「ALENZA 001」が新車装着されるなど、足まわりにもこだわりが詰まっています。

新型「CX-5」はどれくらい大きくなった? CX-60とのサイズ差は“ほぼナシ”に近い

まず、多くの人が気になるのが「新型CX-5って、どれくらい大きくなったの?」というポイントでしょう。
今回の全面刷新で、新型CX-5は全長・全幅ともに拡大され、街中で見てもかなり存在感のあるSUVになりました。

特に注目されているのが、上位モデルである「CX-60」とのサイズ比較です。
報道などで指摘されているように、数字上の違いはあるものの、実際に横に並べてみると、「CX-5」と「CX-60」のサイズ差は思った以上に小さく、ぱっと見では大差がない印象とも言われています。
そのため、「大きさだけで選ぶなら、どっちでもいいのでは?」と感じる人も出てきそうです。

しかし、両車を詳しく見ていくと、「コスパに優れた実用SUV」としてのCX-5、「上質さと走りのこだわりを前面に出したプレミアムSUV」としてのCX-60という、役割の違いがはっきりしてきます。

「コスパか質感か」CX-5とCX-60の“明確な違い”

サイズ感が近づいたCX-5とCX-60ですが、単に「小さいか大きいか」ではない、性格の違いがあります。ここでは、主な違いをわかりやすく整理してみます。

  • 価格帯とコストパフォーマンス
    CX-5は、マツダのミドルクラスSUVとして、家族で使いやすい価格設定と装備内容が魅力です。
    一方、CX-60は上位モデルとして、パワートレインの種類や内装の質感、安全・快適装備をより充実させているため、そのぶん価格も上がります。
    「予算を抑えつつも、最新のマツダSUVに乗りたい」という人にはCX-5が、「上質な内装と余裕のあるパワーを楽しみたい」という人にはCX-60が向いている構図です。
  • 内装の質感とキャラクター
    新型CX-5もインテリアの質感は大きく向上し、ソフトパッドの使い方やスイッチ類のデザインなど、「ワンランク上の雰囲気」を目指した作り込みになっています。
    それでもCX-60は、素材の選び方やデザインの細かさ、静粛性の作り込みなどで、さらにプレミアム寄りのキャラクターを強調。
    「同じマツダのSUVでも、目指している世界観が違う」と感じられるような差別化がされています。
  • 走行性能と乗り味の違い
    CX-5は、日常域での扱いやすさと、長距離でも疲れにくい乗り心地を重視したセッティングです。
    一方でCX-60は、後輪駆動ベースのプラットフォームや大型エンジンなども用意され、「走る楽しさ」や「高い安定感」を前面に出したモデルとなっています。
    同じ道路を走っても、CX-5は「安心して任せられる万能タイプ」、CX-60は「運転を意識して楽しみたくなるタイプ」といった違いが感じられるでしょう。

このように、外から見た大きさだけでは判断できない部分で、CX-5とCX-60にははっきりとした役割分担がされているのが特徴です。

9年ぶり全面刷新で何が変わった? 新型CX-5の運転支援は“別物レベル”の進化

今回の新型CX-5で、特に評価されているのが運転支援機能の大幅な進化です。
マツダは従来から安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」で知られてきましたが、9年ぶりの全面刷新に合わせて、この領域が大きくアップデートされています。

なかでも話題となっているのが、「クルマ任せのブレーキング」が、まるで運転の上手な人がブレーキペダルを踏んだように自然に作動するようになった点です。

「クルマ任せのブレーキ」が“人間らしい”挙動に近づいた理由

従来の自動ブレーキや追従走行支援では、「急に強く効いてガクッと減速する」「制御がぎこちなくて怖い」といった不満を感じた人も少なくありませんでした。
新型CX-5では、この“ぎこちなさ”を徹底的に減らす方向で、ブレーキ制御が見直されています。

報道によると、新型CX-5の運転支援は、次のような考え方でチューニングされているとされています。

  • 上手なドライバーの操作を目標にした制御
    安全上余裕のあるタイミングで、じわっと自然にブレーキをかけ始め、状況に応じて適切な減速Gを維持するなど、「運転が上手な人」が実際にペダルを踏むときの動きを分析して、それに近づくように制御を調整しているとされています。
    これにより、「クルマに任せているのに、人間が運転しているような自然な挙動」を目指しています。
  • 乗員の安心感と快適性の両立
    強く制動すれば安全マージンは確保しやすくなりますが、そのぶん車内は不快で、同乗者は不安を感じます。
    新型CX-5では、必要な減速はしっかり確保しつつ、「いかに不快なショックを減らすか」「前後方向の揺れを抑えるか」という視点で制御を詰めていると伝えられています。
  • ドライバーとの“協調”を重視した設計
    自動運転に近づきすぎるのではなく、「あくまでドライバーが主役で、クルマはそれを支えるアシスト役」というマツダらしい考え方も受け継がれています。
    そのため、ドライバーのステアリングやアクセル操作と、運転支援のブレーキ制御が、極力違和感なくつながるように工夫されているのが特徴です。

この結果、「同じ“クルマ任せのブレーキング”でも、旧型とは“別物”といっていいレベルの自然さになった」と紹介する声も上がっています。
渋滞路や長距離ドライブで運転支援を活用する人にとっては、大きな安心材料となるでしょう。

高速道路や街中で頼れる新世代の運転支援

新型CX-5に搭載される運転支援システムは、高速道路や自動車専用道路だけでなく、普段の街中でも活躍するような設計になっています。
渋滞時の追従走行や、前方車両に合わせた減速・停止、車線維持のサポートなど、最新のSUVらしい機能が盛り込まれています。

特に、「クルマ任せのブレーキがどれだけ自然か」は、同乗者の快適さにも直結するポイントです。
家族を乗せて長距離旅行に出かける場面などでは、新型CX-5の進化した運転支援が、運転手の疲労軽減にも役立ちそうです。

SUV用タイヤ「ALENZA 001」を新車装着 足まわりにも抜かりなし

新型CX-5では、タイヤにもニュースがあります。
SUV向けに開発された「ALENZA 001」が、新車装着タイヤとして採用されました。

ALENZA 001は、SUV特有の「重さ」と「重心の高さ」を考慮しながら、オンロードでの快適性と操縦安定性を両立させることを狙ったタイヤとして知られています。
一般的にSUVは背が高いぶん、コーナリング時のふらつきやロードノイズが課題になりがちですが、ALENZA 001はこうした弱点を抑え、気持ちよく走れるように設計されています。

  • オンロード走行での安定感
    高速道路やバイパスなど、スピード域が高い場面での直進安定性やレーンチェンジのしやすさを重視しているのが特徴です。
  • 静粛性と乗り心地
    トレッドパターン(路面に接する部分の溝の形状)やゴムの配合を工夫することで、タイヤから発生するノイズを抑え、室内を静かに保つことを目指しています。
  • SUVらしい堂々とした走破性
    基本はオンロード向けでありながら、SUVに求められる耐久性や、ちょっとした悪路への対応力も意識した設計がなされているタイヤです。

こうした特性を持つALENZA 001を新車装着タイヤとして選んだことからも、新型CX-5が「日常からロングドライブまで、舗装路での快適な移動」をとても大事にしていることがうかがえます。

新型CX-5はどんな人におすすめ?

ここまで、新型CX-5のサイズアップ、CX-60との違い、運転支援の進化、タイヤの特徴などを見てきました。
では、実際にどんな人に向いているクルマなのでしょうか。

  • 家族で使えるミドルサイズSUVが欲しい人
    車内スペースと荷室容量がしっかり確保された新型CX-5は、ファミリーカーとしても頼りになる一台です。
    サイズは大きくなりましたが、全長・全幅とも「日本の道路で扱えないほど」ではなく、日常使いとのバランスを取った絶妙なサイズ感を狙っています。
  • コスパよく“マツダらしさ”を味わいたい人
    CX-60ほどの高価格帯には踏み込みたくないけれど、「デザインや走り、安全装備にはこだわりたい」という人には、新型CX-5はぴったりです。
    従来型からの進化点を考えると、「価格に対して得られる満足度が高い」と感じる人は多いでしょう。
  • 運転支援を活用してラクに移動したい人
    渋滞の多い都市部に住んでいる人や、休日に高速道路での移動が多い人にとって、進化した運転支援は大きな武器になります。
    「クルマ任せのブレーキング」の自然さは、試乗でぜひ体感してみたいポイントです。
  • 静かで安定した走りを重視する人
    SUV向けタイヤ「ALENZA 001」の新車装着により、オンロードでのしっかりとした走りと静粛性が期待できます。
    「見た目はSUVだけど、走りはセダンのように落ち着いていてほしい」という人にも、魅力的な選択肢となりそうです。

まとめ:大きくなったCX-5は、“使いやすさ”と“上質さ”のバランス型SUVへ

新型マツダ「CX-5」は、9年ぶりの全面刷新で、単なるマイナーチェンジではない大きな進化を遂げました。
ボディサイズは上位モデルのCX-60に近づきながらも、「コスパに優れた実用SUV」というポジションを維持しつつ、内外装の質感や運転支援、足まわりの完成度を大きく高めています。

特に、まるで上手なドライバーが操作しているかのような自然なブレーキ制御を目指した運転支援は、「クルマに任せること」への心理的なハードルを下げてくれる技術と言えるでしょう。
また、SUV用タイヤ「ALENZA 001」の採用も含め、新型CX-5は「日常とロングドライブのどちらにもきちんと応える、バランスのよいSUV」として、さらに多くのユーザーから注目を集めそうです。

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