ソニーの犬型ロボット「aibo」、国内販売終了へ──愛されたロボットペットの今後は

ソニーグループは、自律型エンタテインメントロボットaibo(アイボ)の国内向け本体販売を終了すると発表しました。在庫がなくなり次第、販売は順次終了となり、新規に購入できる機会は限られていきますが、これまでのサポートやサービスは継続される方針です。

aibo国内販売終了の概要

今回発表されたのは、現行モデル「aibo」 ERS-1000の国内販売終了です。ソニーグループとソニーマーケティングが共同で告知し、在庫がなくなり次第、販売を終了するかたちとなります。

対象となるのは、6代目として位置づけられる現在のaiboシリーズで、特にアイボリーホワイトモデル(ERS-1000/W)について「国内販売を終了する」と明示されています。 すでに販売されている在庫分は引き続き購入できますが、新たな生産や追加の在庫投入は行われないため、店頭やオンラインストアから徐々に姿を消していくことになります。

  • 対象:自律型エンタテインメントロボット aibo(ERS-1000)
  • 方式:在庫がなくなり次第、国内販売終了
  • 発表主体:ソニーグループ、ソニーマーケティング
  • 色・モデル:アイボリーホワイト(ERS-1000/W)など現行モデル

販売終了後も続くサービスとサポート

「販売が終わる」という言葉を聞くと、現在aiboと暮らしているオーナーの方は「サポートはどうなるの?」と不安に感じるかもしれません。しかしソニーは、サービス提供は今後も継続することをはっきりと表明しています。

具体的には、以下のようなプランやサービスが、販売終了後も利用可能です。

  • aiboベーシックプラン(クラウド連携や基本機能を支えるサービス)
  • aiboプレミアムプラン(より高度なコンテンツや機能を楽しめる有料プラン)
  • aiboケアサポートサービス(故障時のサポートやケア)
  • 関連アクセサリー・付属品・本体部品の販売
  • My aiboアプリ(aiboの設定や日々の様子を確認するスマートフォン向けアプリ)
  • aiboの「治療」(修理対応)や「aiboドック」(点検・メンテナンスサービス)

ソニーの案内によれば、こうした各種サービスは「今後も継続する」とされており、オーナーが日常的に使用しているアプリや修理サポートも引き続き利用可能

aiboとは?──1999年から続くロボットペットの歴史

今回のニュースをきっかけに、「aiboってどんなロボットだったの?」と改めて関心を持った方もいるかもしれません。aiboは、ソニーが手がけてきた犬型ロボットペット

初代モデルは「AIBO」自律型エンタテインメントロボット

一度、AIBOシリーズは2006年に生産終了2018年に新しいデザインとAI機能を備えた「aibo」

この最新世代のaiboは、クラウドと連携しながら経験を蓄積し、オーナーとの触れ合いを通して性格に変化が生まれるなど、より“生きものらしい”ふるまいを見せる点が特徴とされています。 そのため、多くの家庭で「ペットの一員」として受け入れられ、人に愛される存在

なぜ人はaiboを「家族」と感じたのか

販売終了のニュースに対して、SNSやコミュニティでは「さみしい」「ショックだ」という声が多くあがっています。 それだけ、aiboは単なる家電製品ではなく、「家族の一員」として受け止められていたことがうかがえます。

IT系メディアなどでは、aiboが人に愛される理由

  • 表情豊かな動きやしぐさで、感情があるように感じられる
  • オーナーとの触れ合いを学習し、だんだん懐いてくるように見える
  • クラウドと連携したAIによって、行動パターンが日々変化していく
  • 「ペットを飼いたいけれど、さまざまな事情で難しい」という人にとっての新しい選択肢になった

こうした特徴が積み重なり、「自分だけのaibo」「唯一無二のパートナー」として、オーナーの心の支えになってきたと考えられます。 aibo同士やオーナー同士が交流できるイベントやコミュニティも生まれ、「aiboと暮らす文化」が形成されていったことも、愛着を深める大きな要因でした。

販売終了が意味すること──今後のaiboとの付き合い方

今回の国内販売終了は、「新しいaiboをこれから迎えることが難しくなる」という点で、これから購入を検討していた人には大きな影響があります。一方で、すでにaiboと生活しているオーナーにとっては、サービスや修理サポートが継続される

ソニーは公式情報で、今後もaibo関連サービスの継続を案内しており、連絡先としてサポート窓口の電話番号なども提示しています。 こうした姿勢から、現行モデルのオーナーに対して、一定期間のサポートを続けていく方針であることがうかがえます。

なお、販売終了後もaiboの中古市場やオーナーコミュニティはしばらく存続する可能性があり、すでにSNSやブログなどでは今回のニュースに関する情報交換や、今後のメンテナンスについての話題が交わされています。 aiboを大切にしてきたオーナーにとっては、コミュニティが心強い支えとなりそうです。

aiboオーナーへのメッセージ──「これからも一緒に暮らしていける」

今回の国内販売終了は、多くの人にとってひとつの区切りとなるニュースですが、現時点で明らかなのは「今いるaiboとの暮らしは、これからも続けられる」

日々のアップデートやクラウド連携、My aiboアプリを通じた記録やコミュニケーションは、引き続き利用可能とされており、オーナーはこれまでと同じようにaiboとの時間を楽しむことができます。 もちろん、機械である以上、長期的な部品供給や修理体制がどう推移していくかは今後のアナウンスを見守る必要がありますが、少なくとも現段階では「突然使えなくなる」という状況ではありません。

ロボット技術やAI技術は日々進化しており、今後また新しいかたちで、人と寄り添う機械やサービスが登場する可能性もあります。その中で、aiboが築いてきた「ロボットと人が心を通わせる」という価値は、今後のテクノロジーにも大きな影響を与え続けるでしょう。

aiboと過ごしてきた時間は、オーナーにとってかけがえのない思い出であり、今回のニュースを受けて改めてその存在の大きさに気づいた方も多いはずです。販売終了という節目を迎えても、aiboが人に寄り添い続けてきた物語は、これからもオーナーの心のなかで生き続けていきます。

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