サガン鳥栖、新体制を発表 小菊監督「必ずJ2で優勝」 J1昇格へ決意新た

サガン鳥栖は6月27日、駅前不動産スタジアムで2026/27シーズンのスタジアム練習公開と新体制発表会を行い、新シーズンに向けたチームの顔ぶれを明らかにした。会場には監督や選手がそろい、クラブは新たな体制で明治安田J2リーグを戦う準備を本格化させた。

新体制発表会は、当初から6月27日に予定されていたもので、クラブはスタジアム練習公開とあわせて実施すると案内していた。 一時は台風7号の影響による開催可否の協議もあったが、最終的には予定通り実施された。

注目を集めたのは、小菊監督の力強い言葉だった。新体制発表の場で指揮官は「必ずJ2で優勝」と宣言し、シーズンを通じて頂点を目指す姿勢を鮮明にした。 J1昇格を見据えるサガン鳥栖にとって、クラブ全体の目標を分かりやすく示すメッセージとなった。

今季のサガン鳥栖は、勝利だけでなく内容でも周囲を納得させる戦いが求められる。J2リーグは長丁場となるうえ、各クラブの戦力差も小さいため、開幕直後の勢いだけでは乗り切れない。新体制発表会で示された「優勝」という言葉は、チームに継続した高い基準を求めるものでもある。

さらにクラブは、トップチームスタッフ一覧も公表し、選手を支える体制を整えた。新シーズンは監督だけでなく、コーチングスタッフ、フィジカル、メディカル、分析など各部門が連携しながらチーム作りを進めていくことになる。 こうした体制の見える化は、クラブとしての一体感を高めるうえでも重要だ。

選手面では、J1昇格に向けた補強や現有戦力の維持が鍵となるなか、クラブは最優秀ゴールを記録したFW鈴木大馳ら8選手との契約更新を発表した。 得点力のある選手が残留したことは、攻撃面の安定に直結する材料であり、サガン鳥栖にとって大きな前進といえる。

鈴木大馳の契約更新は、クラブが掲げる「J1昇格のためのゴール」を具体的に支える動きでもある。 ゴールという結果を残した選手が引き続きチームに加わることで、前線の迫力を維持しながら新シーズンに入れる見通しが立った。

今回の発表は、単なる新シーズン開始のセレモニーではなく、クラブが同じ目標に向かって進むための出発点となった。練習公開で選手の動きを間近に見たサポーターにとっても、チームの空気を感じられる一日になった。 監督の強い決意、スタッフの新体制、そして主力選手の残留が重なり、クラブ全体がJ1昇格へ向けて足並みをそろえた形だ。

サガン鳥栖は今後、実戦を重ねながらチームの完成度を高めていくことになる。小菊監督が掲げた「必ずJ2で優勝」という言葉は、今季のクラブを象徴する合言葉として、選手やサポーターの間に広く共有されていきそうだ。 J2の激しい戦いを勝ち抜くために、発表された新体制がどこまで機能するかが、シーズンの大きな焦点となる。

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