伊藤沙莉も出演のドラマ『俺たちの箱根駅伝』に注目集まる 若手女優・山田杏奈が語る“頼もしすぎる先輩”像とは
箱根駅伝を題材にしたドラマ『俺たちの箱根駅伝』に、若手実力派女優として人気が高まっている山田杏奈さんが出演することが発表され、共演者として名前が挙がった伊藤沙莉さんにも大きな注目が集まっています。
本作は、正月の国民的イベントともいえる箱根駅伝を舞台に、選手だけでなく、それを支えるテレビ局スタッフや関係者たちの姿も描く群像劇。山田さんは、その中で「いまどき」の若手AD(アシスタントディレクター)役を演じ、現場を明るくかき回しながらも、次第に仕事への覚悟を深めていく女性を体当たりで演じているとされています。
主演は大泉洋さん。さらに、ドラマや映画、バラエティ番組への出演が相次いでいる伊藤沙莉さんが主要キャストとして名を連ねており、“芝居巧者”として知られる先輩俳優たちに囲まれながら、山田さんがどのような化学反応を見せるのか、期待が高まっています。
「とても頼もしい先輩」 伊藤沙莉への信頼あふれる言葉
今回のキャスティング発表にあわせて行われたインタビューで、山田杏奈さんは、共演する大泉洋さんと伊藤沙莉さんについて、穏やかな表情を浮かべながら「とても頼もしい先輩」と語っています。
現場では、芝居に向き合う姿勢はもちろん、細かな段取りやアドリブへの対応など、経験豊富な先輩たちの背中から学ぶことが多いとコメント。特に伊藤沙莉さんについては、どんな役柄でも自然体で息づかせる表現力と、シリアスな場面でもふっと空気を軽くするようなユーモアのセンスに強い刺激を受けていると明かしました。
山田さんは、まだ経験が浅い役者がつまずきがちな「現場の空気」に戸惑う場面でも、伊藤さんがさりげなくフォローしたり、休憩時間に声をかけてくれたりしたことが心強かったとも語っています。こうしたエピソードからも、伊藤沙莉さんが座組の中で“ムードメーカー”でありながら、後輩からの信頼も厚い存在であることがうかがえます。
「NGを出して大泉さんに爆笑された」 和気あいあいとした現場の雰囲気
今回の発表では、山田杏奈さんがNGシーンについても笑い交じりに振り返っています。撮影中、セリフのタイミングが合わずにNGを出してしまい、その瞬間を見ていた主演の大泉洋さんに「思いっきり爆笑された」と明かしました。
緊張感の高い現場での失敗は、若手にとっては落ち込んでしまいがちな出来事ですが、大泉さんは笑い飛ばしながら「それでいいんだよ」といった雰囲気で場を和ませてくれたそうです。このエピソードから、ドラマの現場が非常に明るく、キャスト同士の距離が近いことが伝わってきます。
こうした空気作りには、伊藤沙莉さんの存在も大きく関わっているようです。彼女はバラエティ番組などでも見せる、気さくで飾らないトークが持ち味。ドラマの現場でも、緊張しているスタッフや共演者に冗談を投げかけたり、さりげなく会話の輪に引き込んだりと、自然体のコミュニケーションで周囲をリラックスさせているといわれています。
「イマドキAD」役に込めた思い 箱根駅伝とテレビの現場をつなぐ存在
今回、山田杏奈さんが演じるのは、テレビ局で働く若手AD。箱根駅伝の中継現場を舞台に、早朝から深夜まで駆け回りながら、選手たちの姿をどう伝えるかを必死に模索する役どころです。
「イマドキAD」という言葉から連想されるのは、スマホを自在に操り、SNSや動画配信などにも敏感な世代。その一方で、先輩たちからは厳しい指導も受け、ときには理不尽に感じるような要求にも応えなければならない立場でもあります。
山田さんはインタビューの中で、「箱根駅伝という大切な大会に、現場スタッフの一人として携われることがとてもうれしい」と、作品への参加に対する喜びを率直に語りました。選手たちのまっすぐな姿をどう撮り、どう届けるかを考えるADの姿には、視聴者として箱根駅伝を見てきた自分自身とも重なる部分があると感じているようです。
ドラマの中では、若さゆえに空回りしたり、上司とぶつかったりしながらも、一つひとつの仕事を通して成長していく過程が描かれるとみられています。そのそばで、頼れる先輩として支えるのが、伊藤沙莉さん演じるキャラクター。世代の違う二人が、仕事への向き合い方や人生観の違いをぶつけ合いながら、少しずつ「チーム」としてまとまっていく過程も見どころとなりそうです。
伊藤沙莉がドラマにもたらす“リアル”と“温度”
伊藤沙莉さんは、独特のハスキーボイスと自然体の演技で、多くのドラマや映画で印象的な役柄を演じてきました。どこにでもいそうで、でもどこにもいないような「生きた人物」を作り出すことに長けており、視聴者からは「気づくと感情移入してしまう」と評されることも少なくありません。
本作のように、実在するイベントである箱根駅伝を題材にした作品では、視聴者がすでに持っているイメージとのズレを生まないことが求められます。その点で、肩に力の入らないリアルな演技を得意とする伊藤さんは、物語に温度と説得力を与える重要な存在といえます。
例えば、選手のコンディションが急に変わったり、予定していた中継ポイントにトラブルが起きたりといった“生放送ならでは”のアクシデントを前にしたとき、ただ慌てるだけではなく、どこかユーモラスに、しかし真剣に乗り切ろうとする姿は、まさに伊藤さんが得意とする領域。視聴者は、彼女の表情やセリフの間合いから、現場の緊張感だけでなく、スタッフの人間味も感じ取ることができるはずです。
山田杏奈×伊藤沙莉 注目の“世代を超えたコンビ”
山田杏奈さんと伊藤沙莉さんは、年齢やキャリアのステージは異なるものの、いずれも「作品ごとに印象が変わる」タイプの女優として知られています。ある作品では繊細な少女を、別の作品ではたくましい女性を演じるなど、役柄の幅が広く、次にどんな姿を見せてくれるのか分からない“変幻自在さ”が共通点です。
そんな二人が、同じ現場で、同じテレビ局スタッフとして並び立つことで、キャラクター同士の関係性にも奥行きが生まれます。若さゆえにまっすぐすぎる山田さん演じるADと、現場経験が豊富で、少し斜めから物事を見る癖のある伊藤さん演じる先輩――二人の掛け合いは、箱根駅伝そのものの興奮とは別の意味で、ドラマの大きな見どころとなるでしょう。
インタビューで山田さんが語った「とても頼もしい先輩」という言葉からも、現場で伊藤さんがどのように振る舞っているのかが伝わってきます。芝居の相談があれば真剣に向き合い、撮影の合間には冗談を交えて笑わせ、時には厳しい意見もはっきり伝える――そんなメリハリのある先輩像が、ドラマの中のキャラクターにもそのまま反映されている可能性もあります。
箱根駅伝ファンにも、ドラマファンにも届く作品へ
日本中が注目する箱根駅伝は、選手たちのドラマだけでなく、その裏側で支える人々の物語も含めて、多くの人に愛されてきました。『俺たちの箱根駅伝』は、その“裏側”に光を当て、テレビ局のスタッフや関係者たちがどのような思いで中継に臨んでいるのかを描き出す作品としても期待されています。
山田杏奈さんは、「学生時代から毎年のように見ていた箱根駅伝に、こういう形で関われるのがうれしい」とコメントし、作品を通じて改めて箱根駅伝の魅力を伝えたいと語っています。その隣には、確かな演技力と人間味あふれる存在感で、さまざまな作品を支えてきた伊藤沙莉さん。二人の共演は、箱根駅伝が好きな人にも、ドラマを普段からよく見る人にも、強く心に残るものになるはずです。
NGシーンを笑い飛ばす大泉洋さん、後輩をさりげなく支える伊藤沙莉さん、そして、その中で伸びやかに演じる山田杏奈さん。三者三様の個性がぶつかり合う『俺たちの箱根駅伝』は、箱根駅伝という大舞台にふさわしい、熱くてちょっとおかしくて、でもどこか胸が温かくなる作品になりそうです。


