スバルが動く!アウトバック復活への期待とBEVワゴン、7人乗りSUV「ゲッタウェイ」まで――揺れ動くスバル最新事情

スバルファンにとって、ここ最近のニュースはまさに「朗報とじれったさ」が入り混じった状況です。日本で販売終了となった「レガシィ アウトバック」への復活待望論が高まる一方で、電気自動車(BEV)の新型ワゴン「トレイルシーカー」、そして3列シートの新型SUV「ゲッタウェイ」の登場が報じられ、スバルの次の一手に大きな注目が集まっています。

この記事では、今話題になっている以下の3つのトピックを軸に、スバルの最新動向をわかりやすく整理してご紹介します。

  • スバル アウトバック日本再導入への熱い期待と、マツダ CX-70との比較
  • 「ありそうでなかった」BEVワゴン、スバル・トレイルシーカーの実力
  • 7人乗り四駆SUV「ゲッタウェイ」米国モデルの概要と、スバルらしさあふれる魅力

レガシィ アウトバックの販売終了と「日本導入を熱望せずにはいられない」声

まずは、スバルの象徴的なクロスオーバーワゴン「レガシィ アウトバック」の現状から振り返ってみましょう。日本では6代目となる現行アウトバックが2025年3月末で受注終了となり、国内ラインナップから姿を消しました。長年、ステーションワゴンの走りとSUVの使い勝手を両立させたモデルとして支持を集めてきただけに、販売終了は多くのユーザーに衝撃を与えています。

一方で、北米では7代目アウトバックが2025年4月のニューヨーク国際オートショーで発表され、販売が継続されています。この7代目では、「レガシィ」から完全に独立したモデルとなり、よりSUV色を強めたデザインと最新の安全・快適装備が導入されているとされています。

国内ファンとしては、「北米では新型が走っているのに、日本では買えない」という状況がもどかしく、「日本導入を熱望せずにはいられない」という声が盛り上がるのも自然な流れと言えるでしょう。

アウトバック復活の可能性と「アウトバック ウィルダネス」への期待

完全な「さよなら」ムードではないのが、スバルらしいところです。複数の自動車メディアでは、アウトバックの復活につながる情報も報じられています。

たとえば一部報道では、「ジャパンモビリティショー2025」で披露された新型「アウトバック ウィルダネス」が、2026年12月頃に日本市場へ復活を果たす可能性が高いと伝えられています。記事の中では、予想データとして以下のような内容が挙げられています。

  • 予想価格帯:おおよそ450万〜650万円
  • 全長:約4870mm、全幅1880mm前後とされるボディサイズ
  • エンジンは2.4Lターボや2.5Lハイブリッドなどが予想されている

もちろん、これらはあくまで現時点での予想や可能性レベルの情報であり、スバルから公式な発表があったわけではありません。それでも、国内でのアウトバック人気や、北米での7代目の好調ぶりを踏まえれば、「完全消滅」ではなく形を変えての再登場を期待する声が高まるのも頷けます。

マツダ CX-70の「規格外の格好良さ」への羨望

アウトバックの再導入を待つ一方で、ライバルメーカーの動きにも注目が集まっています。なかでも話題なのが、マツダが投入したCX-70です。CX-70はワイドで力強いプロポーションと上質な内装を備えたSUVで、「規格外の格好良さ」と評されることも多いモデルです。

「もしアウトバックが日本で現行のまま継続していたら、CX-70のような大柄で堂々としたクロスオーバーSUVとして、もっと存在感を発揮できたのではないか」という意見も見られます。だからこそ、「CX-70は買えるのに、肝心のアウトバックは選べない」という現状に、スバルファンとしてはどこか羨ましさや歯がゆさを感じてしまうのでしょう。

とはいえ、こうしたライバルの存在があるからこそ、スバルが次にどんな一手を打ってくるのかにも期待が高まります。次の章では、その「次の一手」として注目されているBEVワゴン「トレイルシーカー」に目を向けてみましょう。

スバル・トレイルシーカー試乗記:「ありそうでなかった」BEVワゴンの実力

近年、自動車業界は電動化の波が急速に押し寄せており、スバルも例外ではありません。そのなかで注目を集めているのが、スバル・トレイルシーカーというBEV(バッテリー式電気自動車)のワゴンモデルです。

試乗レポートなどでは、このトレイルシーカーが「ありそうでなかったBEVワゴン」として紹介されており、「SUVでもミニバンでもない」「ワゴンならではの低重心と積載性」を電動パワートレーンと組み合わせている点が特徴として挙げられています。

BEVワゴンならではのキャラクター

トレイルシーカーの魅力として、主に次のようなポイントが語られています。

  • 低重心で安定した走り:バッテリーを床下に搭載することで、ワゴンボディながらしっかりとした安定感が得られるとされています。
  • 広い荷室と実用性:SUVに匹敵する積載性を確保しつつ、全高を抑えることで日常使用での扱いやすさも両立しているのが特徴です。
  • 静粛性の高さ:BEVならではの静かな走行フィールに、スバルらしいボディ剛性の高さが組み合わされ、落ち着いた車内環境が評価されています。
  • AWD技術との相性:スバルが得意とする四輪駆動技術と電動パワートレーンを組み合わせることで、悪路走破性と環境性能の両立が追求されています。

こうした特徴から、「アウトバックやレヴォーグといった従来のスバル製ワゴンを愛してきたユーザーが、自然に乗り換えを検討できるBEVワゴン」としてのポジションを狙っていることが伺えます。

トレイルシーカーが示す、スバルの電動化の方向性

トレイルシーカーは単に「スバル初のBEVワゴン」というだけでなく、スバルが今後どのような電動車ラインナップを構築していくのかを占ううえでも重要なモデルです。

たとえば、スバルはこれまで水平対向エンジンとシンメトリカルAWDをブランドの柱としてきましたが、電動化時代には「モーターとバッテリーをどう組み合わせて、あのスバルらしい走りや悪路走破性を再現するのか」が課題となります。トレイルシーカーは、その答えの一つを提示したモデルと見ることができます。

また、ボディタイプとしてワゴンを選んだことも象徴的です。SUV全盛のなかで、あえてワゴンにこだわる姿勢は、「荷物も積めて、長距離も快適で、雪道にも強い」といった従来のスバルユーザーの価値観を電動時代にも引き継ごうとする意思表示とも受け取れるでしょう。

7人乗り四駆SUV「ゲッタウェイ」登場へ――スバル最大級ボディと400馬力超えユニット

スバルのもう一つの大きな話題が、新型の7人乗り四駆SUV「ゲッタウェイ」です。これは、メーカー最大級のボディサイズを持つ3列シートSUVであり、主に北米市場向けに開発されているモデルとされています。

報道によると、ゲッタウェイは「400馬力超え」のパワーユニットを搭載し、「スバルらしさあふれるデザイン」を備えたSUVとして、2026年後半に投入予定の米国モデルとされています。

ゲッタウェイの想定されるポジション

ゲッタウェイは、スバルのSUVラインナップのなかで最上位クラスに位置づけられるモデルになると見られています。現行のフォレスターやクロストレック、海外専売のアセントなどよりも一回り大きく、家族や仲間とロングドライブを楽しむための3列シートSUVとして企画されているようです。

想定される特徴としては、次のようなポイントが挙げられます。

  • 最大7人乗車が可能な3列シートレイアウト
  • 400馬力超級のパワーユニットによる余裕ある走り
  • シンメトリカルAWDをベースとした高い悪路走破性
  • 水平基調の伸びやかなボディラインと、スバルらしいヘキサゴングリルなどを採用したデザイン

「ゲッタウェイ」という名称からも、「日常から抜け出して、遠くへ旅に出る」イメージが感じられます。スキーやキャンプ、ロングバケーションといったライフスタイルに寄り添うSUVとして、特に北米ユーザーを強く意識しているモデルと言えるでしょう。

日本のスバルファンから見たゲッタウェイの魅力ともどかしさ

日本のスバルファンにとっては、「スバル最大級ボディ」「400馬力超え」「7人乗り四駆」と聞けば、「ぜひ日本にも導入してほしい!」と思わずにはいられない内容です。しかし、現時点で報じられているのは米国モデルとしての登場予定であり、日本市場への導入については具体的な情報は出ていません。

それでも、これまでアセントなどの北米専売モデルが存在してきたことを考えると、「大型3列SUVは北米中心」というスバルの基本方針自体は変わっていないとも受け取れます。その一方で、日本でもミニバンからSUVへとユーザーが移行しつつあるなか、「ゲッタウェイのような7人乗りSUVが導入されれば、新たな選択肢になり得るのではないか」という期待も高まっています。

つまりゲッタウェイは、「北米向け大型SUVとしての成功」と同時に、「日本市場にも何らかの形で波及してほしい」と願われる存在とも言えるでしょう。

アウトバック、トレイルシーカー、ゲッタウェイが描く「スバルのこれから」

ここまで見てきたように、現在のスバルを巡る話題は、大きく3つの流れに分けて整理できます。

  • アウトバックの日本販売終了と、ウィルダネスなどを含む復活への強い期待
  • 電動化時代に向けたBEVワゴン「トレイルシーカー」の登場
  • 北米を中心に展開される大型7人乗りSUV「ゲッタウェイ」の開発

これらをつなげて考えると、スバルは今、次のような方向性を模索していると受け取ることができます。

「走り」「安全」「実用性」を、電動化・大型化の時代にどう適合させるか

スバルと言えば、これまでは水平対向エンジンシンメトリカルAWD、そしてアイサイトに代表される安全技術がブランドの核でした。アウトバックは、その象徴とも言えるモデルであり、「長距離を快適かつ安全に走り、雪道にも強い」という価値観を体現していました。

しかし今、世界的には電動化SUVの大型化という2つの潮流が同時進行しています。トレイルシーカーは、そうした中で「電動化時代のスバルワゴン」のあり方を示し、ゲッタウェイは「大型SUV市場でスバルらしさをどう表現するか」を模索するモデルと言えます。

そしてアウトバックは、その中間に位置する存在として、「伝統的なスバルの価値観と、これからの電動化・SUV時代の価値観を橋渡しするモデル」として、今後どのような形でラインナップに収まるのかが注目されます。

ファンの期待が、スバルの背中を押す

アウトバックの日本販売終了からまだ日が浅いにもかかわらず、復活への期待がここまで高まっているのは、長年にわたるユーザーとの信頼関係があってこそです。また、トレイルシーカーのような新しい挑戦や、ゲッタウェイという大型SUVへの展開も、「スバルらしさ」を守りながら変化しようとする姿勢の表れと言えます。

もちろん、記事やスクープで語られている内容の一部は、あくまで現時点での情報や予測に過ぎず、最終的な仕様や発売時期は今後の公式発表を待つ必要があります。それでも、「アウトバックを日本でもう一度」「スバルらしいBEVワゴンに乗りたい」「7人乗りのスバルSUVで家族旅行に出かけたい」といったファンの期待や願いが、スバルの次の一歩を後押ししていることは間違いありません。

アウトバック、トレイルシーカー、ゲッタウェイ――三者三様のキャラクターを持つスバルの話題のモデルたちは、「これからのスバル」がどんな姿を目指しているのかを示す重要なピースです。今後の続報や正式発表を楽しみに待ちつつ、変わりゆくスバル、そして変わらないスバルらしさの両方に、引き続き注目していきたいところです。

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