サンワサプライが“一気に3モデル”投入 デスク周りを快適にする新しい電源タップが続々登場
パソコン周辺機器メーカーとして知られるサンワサプライから、デスクワークやテレワーク環境をより快適にする電源タップの新製品が立て続けに登場しました。
今回発表されたのは、
「クランプ固定式・全7ポート・4方向回転タップ」、「PD65W対応の4方向クランプタップ」、そして「雷ガードと強力マグネット搭載の10個口電源タップ」の3製品です。
いずれも、電源まわりの「ごちゃごちゃ」や「届かない」「足元で邪魔」といった日常の悩みを解消することを狙ったモデルで、デスクの上・側面・足元など、さまざまな設置場所に柔軟に対応できる点が特徴です。
デスクにしっかり固定できる「クランプ固定式 4方向回転・全7ポート電源タップ」とは
最初にご紹介するのは、クランプで机に固定できるタイプの電源タップです。
このモデルは合計7ポートを備え、なおかつ差し込み口の向きを4方向に変えられるという、ありそうでなかった仕様になっています。
クランプ固定のメリット
クランプ固定式とは、デスクの天板の端に万力のような構造で挟み込んで固定する方式のことです。
この方式には次のようなメリットがあります。
- タップがズレたり落ちたりせず、常に同じ場所に固定できる
- 足元や床に置かないため、ほこりや水はねのリスクを減らせる
- デスクの手前や側面に取り付ければ、立ったままでも抜き差ししやすい
- 両面テープなどと違い、デスクを傷つけにくく、位置変更も簡単
特に、ノートPCやスマホ、タブレット、モニターライトなど、頻繁に抜き差しする機器が多い方にとっては、手の届きやすい位置に電源を固定できるのは大きな利点です。
4方向に向きを変えられる構造で“邪魔にならない配置”がしやすい
このクランプタップのもう一つの特徴が、差し込み口の向きを4方向に変えられる点です。
通常の電源タップは、コンセントの向きが固定されているため、
- ACアダプタ同士が干渉して同時に挿せない
- ケーブルが一方向に集中して散らかって見える
- モニターやスタンドの脚とケーブルの取り回しがぶつかる
といったストレスが発生しがちです。
向きが変えられるタイプであれば、
- 太いACアダプタは横向きに逃がす
- USB充電器は後ろ向きにして配線を目立たなくする
- 一時的に使う機器用の口は手前向きにする
など、使用機器に合わせて最適な向きにレイアウトすることができます。
これにより、同じ7ポートでも「使えるポートが実質少ない」という状況を避けやすくなり、タップの実効的な収容力が高まります。
全7ポートでPCまわりの機器をまとめて集約
全7ポート構成ということは、デスク周りにありがちな次のような組み合わせが1つのタップで収まるイメージです。
- デスクトップPCまたはノートPC用ACアダプタ
- モニター
- スピーカーまたはUSBハブ用電源
- 充電器(スマホ・タブレット)
- デスクライト
- 外付けHDDやNAS用電源
- 予備のコンセント(来客やガジェット用)
これらが一か所に集約されることで、床や壁コンセント周りのケーブル本数も減り、配線管理がぐっと楽になります。
USB急速充電にも対応 PD65W対応クランプタップが登場
続いての新製品は、同じく4方向に向きを変えられるクランプタップでありながら、Power Delivery(PD)65Wに対応したUSB充電機能を備えたモデルです。
これにより、電源タップが「コンセントの分配器」から、ノートPCも充電できる高出力充電ステーションへと進化しています。
PD65Wの意味とメリット
PD65Wとは、USB Type-C端子から最大65Wの出力で給電できる規格を指します。
このクラスの出力があると、次のような機器の充電や給電に十分対応できます。
- 多くのビジネス向けノートPC
- タブレット端末
- スマートフォンの高速充電
- USB-C対応モバイルディスプレイ
従来は、ノートPCに付属のACアダプタをそのまま使うのが一般的でしたが、PD対応クランプタップを使えば、ACアダプタを使わずにUSB-Cケーブル1本でPCに給電することが可能になります。
これにより、
- デスク上のACアダプタが1つ減る(その分スペースが空く)
- 外出時はPD対応アダプタだけを持ち出せばよいので荷物が軽くなる
- USB-Cケーブルを共有することで、機器の乗り換えもスムーズ
といった利点が得られます。
電源タップ+USB充電器を一体化
PD65W対応クランプタップは、いわば電源タップと高出力USB充電器を一体化したような製品です。
そのため、これまで
- 電源タップ
- マルチポートUSB充電器
- ノートPC用ACアダプタ
と3つに分散していた機能が、1台に集約できる可能性があります。
配線・機器をまとめることで、見た目がすっきりするだけでなく、どのケーブルがどこにつながっているかを把握しやすくなる点も、日々のメンテナンスや掃除のしやすさにつながります。
こちらも4方向に向きを変えられる構造
このPD対応モデルも、先ほどのクランプタップ同様、口の向きを4方向に変えられる構造を採用しています。
ノートPC用のUSB-Cケーブルは極力見えにくい方向に配線し、スマホなどの一時的な充電に使うケーブルは手前側に出す、といった工夫で、見た目と使い勝手を両立させることができます。
足元に設置しやすい「雷ガード+強力マグネット付き10個口タップ」
3つ目の新製品は、より伝統的なバータイプの10個口電源タップです。
ただし、単なる差し込み口の多いタップではなく、雷ガード機能と強力マグネットを備えている点がポイントです。
雷ガードで機器を守る
雷ガードとは、落雷などによる瞬間的な高電圧(サージ)がコンセントを通じて室内に入り込むのを抑え、接続された機器を保護する機能のことです。
突然の雷により、
- PCやルーターが故障する
- テレビや録画機器がダメージを受ける
といったリスクを軽減できるため、精密機器を多く接続する環境では非常に重要な機能です。
サンワサプライの雷ガード付きタップであれば、10個口すべてが保護の対象となるため、
- デスクトップPC
- モニター
- NAS・外付けHDD
- ネットワーク機器(ルーター/ONU/ハブなど)
- ゲーム機
といった、壊れると困る機器をまとめて1本のタップにつなぐ運用がしやすくなります。
強力マグネットでスチール面にしっかり固定
この10個口タップには強力なマグネットが付いており、スチール製のデスク脚やキャビネット側面などにピタッと貼り付けて固定することができます。
これにより、
- 床に置かずに宙に浮かせるような配置ができ、掃除機がかけやすくなる
- 足で引っかけてタップごと動いてしまう心配が減る
- 目立たない側面に貼り付ければ、配線を見えにくくできる
といったメリットが得られます。
特にオフィスや在宅ワーク環境では、床に電源タップが転がっていると、見た目の雑然さだけでなく、つまずきの危険もあるため、マグネット固定の価値は高いと言えます。
10個口だからこそ生きる“レイアウトの自由度”
10個口という大容量タップは、一見「そんなに使うだろうか」と思われがちですが、PC周りを例に数えてみると、
- PC本体
- モニター1台または2台
- スピーカー
- 外付けストレージ
- 充電器(USB充電器など)
- ネットワーク機器
- プリンター
- ルームライトやスタンドライト
といった具合に、あっという間に7〜8口が埋まるケースは珍しくありません。
予備の口も含めて余裕のあるタップを選んでおくことで、
- 新しい機器を導入するときにタップを買い足さなくて済む
- 延長タップを繋ぐ“タコ足配線”を避けやすい
といった配線安全性の向上にもつながります。
3モデルはどんな人に向いている?簡単な選び方
今回サンワサプライが発売した3つの電源タップは、いずれも「電源周りを快適にしたい」というニーズは共通しつつ、得意とするシーンが少しずつ違う構成になっています。
用途別にざっくりとした選び方をまとめると、次のようなイメージになります。
- クランプ固定・全7ポート・4方向回転タップ
→ 主にデスク周りで使う方、机の上をすっきりさせたい方、抜き差しを頻繁に行う周辺機器が多い方におすすめ。 - PD65W対応 4方向クランプタップ
→ ノートPCやタブレットをUSB-Cで充電している方、ACアダプタを減らして配線をシンプルにしたい方、ガジェットの充電ステーションを作りたい方に最適。 - 雷ガード+強力マグネット付き10個口タップ
→ デスクトップPCやNAS、テレビなど、守りたい機器が多い環境向け。足元やスチールデスクの側面にまとめて設置したい場合に便利。
サンワサプライが電源タップにこだわる理由
サンワサプライは、これまでもPCデスクやチェア、モニターアーム、USBハブなど、“PC環境全体”をトータルに支える製品群を多数展開してきました。
今回の3モデルもその流れの中で、「電源というインフラをどう快適かつ安全に扱うか」という視点から作り込まれています。
電源タップは、購入時にはつい「安さ」や「口数」だけで選びがちなアイテムですが、
- どこに、どう固定するか(クランプ/マグネットなど)
- どの程度の出力・充電環境が必要か(PD対応の有無)
- 雷ガードなど、安全面でどこまで配慮するか
といった視点で選ぶと、毎日の使い勝手が大きく変わります。
特に在宅勤務やオンライン学習が浸透した今、自宅のデスク環境は「一時的な作業場」から「常設のワークスペース」へと変化しつつあります。
それに合わせて、電源周りも“とりあえず”ではなく“きちんと整える”段階に来ていると言えるでしょう。
まとめ:電源タップを見直すと、デスクが一気に快適になる
今回のサンワサプライの新製品群は、どれも「一見目立たないけれど、あると確実に便利」な縁の下の力持ち的アイテムです。
机の上のごちゃごちゃした配線にストレスを感じていたり、足元でタップが転がって邪魔だと感じていたり、雷による機器の故障が心配な方は、こうした機能性の高い電源タップを導入することで、驚くほど快適さが変わるはずです。
電源まわりを見直すことは、作業効率の向上だけでなく、安全性の向上にもつながります。
サンワサプライの新しい3モデルは、それぞれ違ったアプローチでその課題に応えており、自分の利用シーンに合った1台を選ぶことで、日々のPCライフやワークスペースがより心地よいものになるでしょう。




