エレコム、新スタンダード親指トラックボール「IST PLUS」登場――静かで滑らか、疲れにくさも追求した新モデル

パソコン用入力デバイスで人気のエレコムから、親指トラックボールの新モデル「IST PLUS(アイエスティー プラス)」が発表されました。
従来の親指トラックボールの使いやすさを受け継ぎながら、新開発の「ボールローラー支持方式」や、全ボタンの静音化オンボードメモリなど、日々の作業をより快適にしてくれる機能が盛り込まれた「新スタンダード」と呼べる製品です。

「IST PLUS」とは?エレコムが掲げる“新スタンダード”トラックボール

「IST PLUS」は、エレコムが展開している親指操作タイプのトラックボールシリーズの新モデルです。
マウスのように本体を動かすのではなく、親指でボールを転がしてカーソルを動かす方式のため、腕全体を大きく動かす必要がなく、狭いデスク環境や長時間作業との相性が良い点が特徴です。

今回の「IST PLUS」は、従来モデルからのブラッシュアップを行い、次のようなポイントが注目されています。

  • 新機構「ボールローラー支持方式」による滑らかな操作感と静音性
  • 全ボタン静音化で、クリック音が気になる環境でも使いやすい
  • 人間工学に基づいたエルゴノミクス形状で、手や肩が疲れにくい
  • 本体に設定を保存できるオンボードメモリ搭載

これらの特徴により、「IST PLUS」は自宅でのリモートワークはもちろん、オフィスや図書館など静かな場所でも扱いやすい、汎用性の高いトラックボールへと進化しています。

最大の特徴「ボールローラー支持方式」とは?

トラックボールの使い心地を大きく左右するのが、ボールをどのように支えているかという支持方式です。
従来の多くの製品では、ボールを複数の支持球(ベアリング)で支える方式が一般的でしたが、「IST PLUS」では新開発の「ボールローラー支持方式」

この方式では、ボールの支持部分がローラー状になっており、指で転がした動きがより滑らかに伝わるよう工夫されています。その結果として、

  • ボールの回転が軽く、スムーズに動かせる
  • 転がる際のガリガリ感や摩擦感が少ない
  • 構造上、動作音が抑えられ、静音性が向上している

といったメリットが期待できる構造になっています。
トラックボールに慣れていない方でも、マウスに近い感覚で直感的に操作できるよう配慮されている点が、「新スタンダード」と呼ばれるゆえんと言えるでしょう。

全ボタン静音化で、クリック音を気にせず作業できる

「IST PLUS」でもうひとつ大きなポイントとなるのが、すべてのボタンが静音スイッチになっていることです。
従来モデルでは、左右クリックだけが静音仕様という製品も多く見られましたが、「IST PLUS」では、サイドボタンやホイールクリックなどを含め、搭載ボタンすべてで静かなクリックを実現しています。

これにより、

  • 夜間の自宅作業で家族の睡眠を妨げたくない
  • 図書館や自習室など、音に気を遣う場所で作業したい
  • オンライン会議中にカチカチ音をマイクに拾われたくない

といったシーンでも、気兼ねなくクリック操作が可能になります。
普段はあまり意識しないかもしれませんが、長時間作業を続けていると、クリック音が意外と気になってくることもあります。静音化は、周りの人だけでなく、自分自身にとってもストレス軽減につながるポイントです。

エルゴノミクス形状で「疲れにくさ」を追求

エレコムは以前から、手首や腕への負担を抑えるエルゴノミクス(人間工学)デザインのマウス・トラックボールを多数展開してきました。「IST PLUS」もその流れを受け継ぎ、長時間使用しても疲れにくい形状を目指して設計されています。

具体的には、

  • 自然に手を置いたときの角度や傾きを意識したボディ形状
  • 親指が無理なくボールに届く程よい高さと配置
  • 手のひら全体を支えるような、ゆるやかなカーブを持つ筐体

など、負担を分散する工夫が盛り込まれています。
マウス操作で肩や首がこりやすい方や、手首に負担がかかりやすい方にとって、腕全体を大きく動かさないトラックボールはもともと相性が良いデバイスですが、エルゴノミクス形状と組み合わさることで、より快適な作業環境づくりに貢献してくれます。

オンボードメモリ搭載で、自分好みの設定を本体に保存

「IST PLUS」は、オンボードメモリを搭載している点も見逃せません。
オンボードメモリとは、ボタンの割り当てや感度設定などを本体側に保存しておける機能のことです。

これにより、

  • 一度設定しておけば、別のパソコンに接続しても同じ操作感で使える
  • 作業スタイルに合わせて、ボタンにショートカットや機能を割り当てられる
  • ソフトを再インストールしても、基本設定が本体に残る

といったメリットがあります。
エクセル作業用、動画編集用、ブラウジング用など、用途ごとにカスタマイズしたい方にとって、オンボードメモリは非常に便利な機能です。

どんな人に向いている?「IST PLUS」が活躍しそうなシーン

「IST PLUS」は、これからトラックボールを試したい初心者から、すでにトラックボールを愛用している上級者まで、幅広いユーザーに向けたバランスの良いモデルと言えます。とくに、次のような方におすすめしやすい製品です。

  • マウス操作で肩こりや手首の痛みが気になっている人
  • 狭いデスクやカフェなど、マウスを大きく動かしにくい環境で作業することが多い人
  • 在宅勤務やオフィスで、静かな入力デバイスを探している人
  • 複数のパソコンを使い分けていて、どこでも同じ設定で使いたい人
  • Excel・ブラウザ・動画編集ソフトなど、ショートカットを活用して作業効率を高めたい

トラックボールは慣れが必要なデバイスと思われがちですが、「IST PLUS」のようにスムーズなボール回転とエルゴノミクス形状を備えたモデルであれば、初めての方でも比較的スムーズに移行できるはずです。

従来モデルからの進化ポイント

エレコムの既存トラックボールモデルを使っているユーザーにとって気になるのが、「IST PLUS」でどこが進化したのかという点ではないでしょうか。ニュースで強調されているポイントを整理すると、主に次のような点が挙げられます。

  • ボール支持方式が新開発の「ボールローラー支持」に刷新
  • 全ボタンが静音スイッチ仕様に
  • エルゴノミクス形状の見直しにより、疲れにくさを一層追求
  • 本体に設定を保存できるオンボードメモリ搭載

特に、新しいボール支持方式と全ボタン静音化は、毎日使ううえで体感しやすい変化と言えます。従来の親指トラックボールから買い替えを検討している方にとっても、魅力的なアップデート内容になっています。

トラックボール入門機としても有力な選択肢に

トラックボールに興味はあるけれど、慣れるまでが大変そうで一歩を踏み出せない、という声は少なくありません。
「IST PLUS」は、そうしたユーザーにとっても入門機として選びやすい要素がそろっています。

  • 親指操作タイプで、マウスと近い感覚で使える
  • ローラー支持による滑らかなボールの動きで違和感が少ない
  • 静音ボタンで、クリック音を気にせず試せる
  • エルゴノミクス形状で、長時間作業でも負担が少ない

「初めてだからこそ、変な癖のつきにくい“標準的”なモデルがいい」と考える方にとって、エレコムが「新スタンダード」と位置づける「IST PLUS」は、選択肢のひとつとして非常に有望です。

まとめ:日常使いにちょうどいい、バランス型トラックボール

エレコムの新モデル「IST PLUS」は、新しいボールローラー支持方式による滑らかさと静音性、全ボタン静音化、そしてエルゴノミクス形状オンボードメモリという、毎日の使い心地を左右するポイントをしっかり押さえたトラックボールです。

華やかな特殊機能で目を引くというよりも、「日々の作業が着実に快適になる」方向に丁寧な改良が重ねられている印象の製品と言えるでしょう。
マウスからの乗り換えを考えている方はもちろん、すでにトラックボールを愛用している方にとっても、次の相棒候補としてチェックしておきたい1台です。

参考元