NASDAQ100関連ファンドに注目集まる理由とは?NISAでも人気拡大

米国の代表的な株価指数のひとつであるNASDAQ100(ナスダック100)を投資対象としたファンドに、いま日本の個人投資家の関心が高まっています。
5月第4週(5月18日〜5月22日)にかけては、新しく設定された投資信託の中でもNASDAQ100に連動・連携するファンドが目立ち、さらに、あるNASDAQ100連動ファンドは当初設定額で139億円という大きな資金を集めました。
本記事では、こうした最新動向をもとに、「なぜNASDAQ100関連ファンドが注目されているのか」「NISAを使ってどう活用できるのか」を、できるだけやさしい言葉で解説していきます。

NASDAQ100とは?まずは指数の基本をやさしく整理

まず、ニュースでよく目にする「NASDAQ100」について、簡単におさらいしておきましょう。

  • 米ナスダック市場に上場する非金融セクターの代表的な100銘柄で構成される株価指数
  • 構成銘柄には、IT・ハイテク企業をはじめ、通信、消費関連、ヘルスケアなど、成長性の高い企業が多い
  • アップル、マイクロソフト、アルファベット(グーグル親会社)、アマゾンなど、世界を代表する大型株が多く含まれる

NASDAQ100は、値動きが比較的成長企業寄りになることが特徴です。
そのため、世界的な景気の先行きや金利動向の影響を受けやすい一方で、テクノロジーの進歩やデジタル化の流れが追い風になることも多く、長期的な成長を期待する投資家に重宝されています。

最近の報道では、「NASDAQ100が30,000ポイント突破へ!?」という見出しも登場し、指数そのものに対する注目度も高まっています。
株価指数そのものは上がる局面もあれば下がる局面もありますが、こうした話題が増えると、「自分もNASDAQ100に投資できるのだろうか?」と関心を持つ方が増えていきます。

5月第4週の「新規設定ファンド一覧」に見るNASDAQ人気

5月第4週(5月18日〜5月22日)には、複数の新規設定ファンドが公募を開始しました。
証券情報サイトなどの「新規設定ファンド一覧」では、この期間に新しくスタートした投信がまとめられており、その中でNASDAQ100関連ファンドが存在感を示しています。

新規設定ファンドの特徴として、

  • 運用会社が足元の投資家ニーズを踏まえて商品設計を行うことが多い
  • 新テーマ・新指数など、話題性の高い対象を投資対象にするケースが多い
  • 販売会社(証券会社や銀行)も、キャンペーンや特集などで積極的に紹介することがある

といった点が挙げられます。
この5月第4週においても、NASDAQ100を投資対象とした新規ファンドがラインナップされており、「米ハイテク株指数への長期投資」というテーマが、個人投資家の選択肢として広がっていることがうかがえます。

NISAで選ぶNASDAQ関連ファンドの「実力」とは?

最近の話題のひとつが、NISA(ニーサ)口座でのNASDAQ100関連ファンドの活用です。
「NASDAQ100 30,000ポイント突破へ!? NISAで選ぶNASDAQ関連ファンドの実力」という内容のニュースでは、NISAを利用してNASDAQ100に投資するメリットや、対象ファンドの特徴が取り上げられています。

ここでいう「実力」というのは、主に次のような観点から語られます。

  • 過去の運用成績:NASDAQ100に連動するファンドが、どの程度のリターンを出してきたか
  • 信託報酬(運用コスト)の水準:長期保有するときに、どれくらいコストがかかるか
  • 純資産残高:ファンドの規模感と、資金流入の勢い
  • 運用会社の実績や安定性:長期で任せるうえでの安心感

NISAは、投資による利益が一定枠まで非課税となる制度です。
長期・積立・分散投資との相性が良く、NASDAQ100のような成長志向の強い指数に長期的に投資したい人にとって、運用益を非課税にできるのは大きな利点です。

一方で、NASDAQ100は株価の上下が比較的大きい指数でもあります。
たとえば短期的な相場の調整局面などでは、一時的に評価額が大きく下がる可能性もあります。
そのため、NISAでNASDAQ関連ファンドを選ぶ際には、

  • 短期の値動きに一喜一憂しない「長期目線」での積立
  • 自分のリスク許容度に合った投資金額

を意識することが重要になります。

「SBI NASDAQ100」が当初設定額139億円 今年7位の大口スタート

NASDAQ100関連ファンドの盛り上がりを象徴するニュースとして、「SBI NASDAQ100」の当初設定額が139億円に達したという話題があります。
これは、今年設定された投資信託の中でも第7位の規模となる大口スタートであり、多くの投資家が新規設定時点から本ファンドに資金を投じたことを意味します。

投資信託は、設定時に投資家から資金を集め、その資金をもとに運用がスタートします。
当初設定額が大きいほど、

  • スタート時点からある程度の規模で分散投資がしやすい
  • 販売会社や運用会社が重点的に販売している人気テーマであることが多い

といった特徴があります。
「SBI NASDAQ100」の139億円という数字は、NASDAQ100関連ファンドに対する投資家の期待の高さを表していると言えるでしょう。

また、「今年7位」という順位は、同じ年に設定された多数の投資信託の中でも、上位に入る規模であることを示しています。
すなわち、NASDAQ100というテーマが、単なる一過性のブームではなく、資金流入という形ではっきりとした人気を得ている状況だと理解できます。

なぜ今、NASDAQ100関連ファンドがここまで人気なのか

では、なぜこれほどまでにNASDAQ100関連ファンドに注目が集まっているのでしょうか。
ニュースで取り上げられている内容や、市場全体の動きを踏まえると、主な理由として次のような点が挙げられます。

  • 米国株・ハイテク株への関心の高まり
    テクノロジーやインターネット、AI、クラウドなどの分野で、米国企業が世界をリードしているというイメージは根強く、個別株ではなく指数経由で投資したいというニーズが増えています。
  • 長期的な成長期待
    NASDAQ100は、配当利回りの高さよりも成長性を重視する企業が多く含まれています。長期の資産形成を考える投資家からすると、「世界の成長企業にまとめて投資できる」という魅力があります。
  • NISAとの相性の良さ
    成長志向の投資先で得られる値上がり益を非課税で受け取れる点は、NISAの大きなメリットです。これが、NISA口座でNASDAQ関連ファンドを選ぶ動きに繋がっています。
  • 投資信託という「おまかせ」手段
    個別銘柄を選ぶのは難しいという投資初心者でも、指数連動型の投資信託であれば、「どの企業をどれくらい買うか」といった判断を運用会社に任せることができます。

こうした要因が重なった結果として、新規設定ファンドの中でもNASDAQ100関連商品が多く登場し、その中のひとつである「SBI NASDAQ100」が大きな当初設定額を集めるなど、資金面でもはっきりとした人気が確認できる状態になっています。

NASDAQ関連ファンドを検討する際の基本的なチェックポイント

実際にNISAや一般口座でNASDAQ100関連ファンドへの投資を検討する場合、どのような点に注意したらよいのでしょうか。
代表的なチェックポイントを整理しておきます。

  • ベンチマーク(連動対象)
    「NASDAQ100」にどのような形で連動しているのかを確認しましょう。単純に指数に連動するタイプもあれば、為替ヘッジの有無や、レバレッジをかけるタイプなど、設計が異なる商品もあります。
  • 信託報酬(運用コスト)
    長期保有を前提とする場合、毎年かかる信託報酬の差が、将来の手取りリターンを左右します。似たような指数連動型ファンドでも、コスト水準が違う場合があるため、比較は重要です。
  • 純資産残高と資金流入状況
    純資産残高が大きく、資金流入が安定しているファンドは、繰上償還のリスクが相対的に低く、売買がしやすい傾向があります。「SBI NASDAQ100」のように当初設定額が大きいファンドは、その点で安心材料になることもあります。
  • NISA対応状況
    NISAで購入する場合、そのファンドがNISA口座で買付可能かどうかを確認しましょう。つみたて投資向けの商品か、一般NISA向けの商品かによっても扱いが異なる場合があります。
  • 値動きの振れ幅(リスク)の理解
    NASDAQ100は、成長性が高い一方で、世界情勢や金利動向の変化などで大きく値動きすることがあります。リスクを十分理解し、短期の価格変動に振り回されない投資計画を立てることが大切です。

初心者にもわかりやすく整理する「NASDAQ100投資」の位置づけ

最後に、NASDAQ100関連ファンドを「資産形成の中でどのように位置づけるか」を、初心者向けに整理してみましょう。

  • 「世界の成長企業」にまとめて投資するイメージ
    NASDAQ100は、主に米国の成長企業が中心ですが、売上の多くを世界市場から得ているグローバル企業も多く含まれています。「世界の成長企業の詰め合わせ」に投資する感覚に近いと考えるとイメージしやすいかもしれません。
  • 全世界株式やS&P500などとの組み合わせも検討
    資産をある程度分散したい場合、NASDAQ100だけでなく、より広い範囲に投資する全世界株式インデックスファンドや、S&P500連動ファンドなどと組み合わせる方法もあります。NASDAQ100は成長株寄りの「スパイス」として活用する投資家もいます。
  • 長期・積立で時間分散
    一度に大きな金額を投じると、購入時期によって損益が大きく左右される可能性があります。毎月コツコツと積み立てることで、購入価格をならしつつ長期で保有する「時間分散」の考え方は、多くの個人投資家にとって取り入れやすい方法です。

このように、NASDAQ100関連ファンドは、「成長企業への投資」「NISAを活用した長期の資産形成」「指数連動型投信による分散投資」という複数の要素を兼ね備えていることから、今、強い注目を集めています。
5月第4週の新規設定ファンド一覧におけるNASDAQ関連商品の存在感や、「SBI NASDAQ100」が当初設定額139億円・今年7位という規模でスタートしたというニュースは、こうした流れを象徴する出来事だと言えるでしょう。

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