三井E&S、2026年3月期第3四半期決算で大幅増益 通期予想も上方修正
みなさん、こんにちは。今日は、三井E&Sの最新決算について、わかりやすくお伝えします。この会社は、船舶のエンジンや物流システムなどの事業を手がけていて、最近注目を集めています。2月10日に発表された2026年3月期の第3四半期(4月から12月までの9カ月)の決算では、経常利益が前年同期比で大幅に増え、通期の業績予想も上方修正されました。株価も反応して上昇していますよ。一緒に詳しく見ていきましょう。
第3四半期の業績ハイライト:売上高も利益も大きく伸びる
まず、全体の数字から見てみましょう。三井E&Sの2026年3月期第3四半期連結決算では、経常利益が359億5,300万円となりました。これは前年同期比で86.4%増という、すごい伸び方です。また、営業利益も311億1,600万円と、前年同期比126.2%増になりました。
売上高はどのくらいかというと、詳細なセグメントごとに分けて説明しますね。
- 舶用推進システム事業:売上高672億8,300万円(前年同期比34.1%増)。海外子会社の貢献が大きく、営業利益は前年の赤字から25億900万円の黒字に転換しました。
- 物流システム事業:売上高305億2,000万円(同13.1%増)、営業利益31億1,600万円(同126.2%増)。産業機械製品の増加とアフターサービスが好調でした。
- その他の事業も寄与し、全体として受注高2,076億円(前年同期比)と堅調です。
純利益については、親会社株主に帰属する四半期純利益が25億7,050万円となりました。第2四半期時点では中間純利益が175億3,100万円(前年同期比45.7%減)でしたが、第3四半期で回復基調が見られます。
財務状況の改善:キャッシュフローもプラスに
決算の良いところは、利益だけでなくバランスシートやキャッシュフローも強くなっている点です。総資産は前連結年度末比で増加し、負債は6.1%減の2,591億5,600万円、純資産は12.1%増の1,952億9,500万円となりました。これは会社のお金の管理が上手くいっている証拠ですね。
キャッシュフローの方は特に注目です。営業活動によるキャッシュフローは33億930万円の収入。第2四半期の251億8,800万円からもさらに改善しています。現金残高も430億1,700万円と増えました。投資活動は収入、財務活動は支出でしたが、全体として健全です。
貸借対照表の主な項目を見てみると、契約負債44,187百万円、賞与引当金6,171百万円など、引当金類も適切に計上されています。これで会社の安定性がわかりますよ。
通期予想の上方修正:さらなる成長見込み
三井E&Sは、この好調を受けて通期の業績予想を大きく引き上げました。
- 売上高:3,400億円(据え置き)
- 営業利益:300億円(前回予想比25.0%増)
- 経常利益:400億円(同29.0%~34.8%増、前回310億円から)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:260億円(同30.0%増)
下期(10月~3月)単独では、経常利益が172億円(前年同期比19.5%増)と試算されています。IFISコンセンサスを5.7%下回るものの、増益率44.1%は立派です。
また、未定だった配当を30円と発表しました。株主還元も強化ですね。
好調の背景:各事業の強みと市場環境
なぜこんなに業績が良くなったのでしょうか? 主な理由は以下の通りです。
- 舶用推進システム:二元燃料エンジンの需要増。環境対応のエンジンが海外で売れています。
- 物流システム:大型工事の進捗が順調。アフターサービスも伸長。
- 全体として、営業外費用は抑えられ、特別損失も前年より減少(事故和解金や訴訟関連はありましたが)。
市場では、2月10日後場に発表され、株価は7,270円(+2.24%)と上昇。決算発表予定のなかで、IH I、JX金属など305社の中でも注目株でした。
他のニュースとの関連:ホンダの動向も気になる
同じ日に、ホンダの決算や社長交代の話題もありましたが、三井E&Sのニュースは独立してポジティブです。ホンダは25年4~12月決算で黒字維持が焦点ですが、三井E&Sは明確な増益で投資家から支持を集めています。
この決算は、会社の構造改革が進んでいる証拠。みなさんも、こうした数字をチェックして投資判断に役立ててくださいね。
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