ヤマト運輸が「宅急便当日配送サービス」および「同一都道府県内運賃」を2025年11月10日より提供開始
2025年11月10日（月）から、ヤマト運輸株式会社が新たに「宅急便当日配送サービス」の提供と「同一都道府県内運賃」の新設をスタートします。近年、荷物の配送はより迅速かつ柔軟な対応が求められるようになりましたが、ヤマト運輸はそのニーズに応える新サービスを展開します。午前中に営業所へ持ち込んだ荷物を最短で当日午後2時以降に受け取り可能となり、個人・法人の区別なく誰でも利用できます。同時に同じ都道府県内で発送する際の運賃が改定され、お得感も増しています。
宅急便当日配送サービスとは？
「宅急便当日配送サービス」は、午前中（営業所で指定される締切時刻まで）にヤマト運輸の営業所へ荷物を持ち込むことで、最短でその日中、午後2時以降に指定した時間帯にお届けできるサービスです。追加料金は550円（税込）で、沖縄県発着の場合は330円（税込）と特別価格が設定されています。従来は当日配送が難しい商品も、よりスピーディに配達されることで、多様な利用シーンに応えます。
対象となる商品・サービス
- 宅急便
- クール宅急便（冷蔵・冷凍品対応）
- 宅急便コンパクト
- 宅急便コレクト（代引き対応）
※以下の商品は対象外です：往復宅急便、スキー宅急便（板規格含む）、ゴルフ宅急便（キャディバッグ規格含む）、空港宅急便、投函商品、ヤマト運輸と契約している個人間取引サイト（フリーマーケットやオークションサイト）経由の荷物。
利用できる人は？
- 個人、法人問わずすべてのお客様に対応
- 全国のヤマト運輸営業所（一部除く）で発送可能
料金体系と運賃の新設
当日配送サービスの利用は、宅急便規定運賃に追加で550円（税込）が必要です。沖縄県発着の場合は330円（税込）となります。さらに、同一都道府県内運賃が新設され、自県内への発送がより安くなりました。たとえば、東京都内から東京都内への60サイズの荷物は、790円（現金）、781円（キャッシュレス決済）と値下げされ、これまでよりもお手軽な価格で利用できます。
主な利用シーンのイメージ
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法人のお客様：
急ぎの納品物（カタログ・サンプル品など）や、鮮度を保ちたい農水産品の配送など、タイムラインが重要なビジネスシーンで活躍します。 -
個人のお客様：
仕送り品やギフトなど、“今日中に届けたい”特別な贈り物を素早く相手に届けたい場合に最適。生活の中で急ぎの荷物が必要な時も安心です。
サービス提供に至った背景
社会の多様化やライフスタイルの変化、そして消費者の「すぐに荷物を届けてほしい」という要求が年々高まっている背景もあり、ヤマト運輸は技術革新とサービス改善の取り組みを続けていました。その結果、今回の当日配送サービスと同一都道府県内運賃の誕生に至ったのです。物流業界でもEC市場の拡大、人々の生活変化に伴い、迅速・安心なサービスへの期待が高まっています。
当日配送サービスの流れ（イメージ）
- 午前中にヤマト運輸営業所へ荷物を持ち込む
- 指定した配送先へ、最短で同日14:00以降にお届け
- 追加料金を支払い（宅急便運賃+550円）、受付時に希望の時間帯を指定
なお、営業所によって受付締め切りや配達可能地域、指定可能な時間帯は異なる場合があります。事前に確認することでスムーズなご利用が可能です。
利用開始直後の特典・キャンペーン
2025年11月5日（水）から11月9日（日）までの期間は、追加料金なしで宅急便規定運賃のみで当日配送サービスが利用可能となっています。この期間を利用して、まずはサービスを体験してみるのもおすすめです。
各地域・営業所での対応について
全国のヤマト運輸営業所で受付可能ですが、一部対象外の営業所もあります。詳細は公式サイトや営業所スタッフへお問い合わせください。また、沖縄県発着の場合のみ追加料金が330円となりますので、該当地域の方はご注意ください。
物流業界への影響と展望
ヤマト運輸の新サービスは、今後の物流業界にも大きな影響をもたらすことが期待されます。ラストワンマイル配送の強化や、急ぎの荷物需要への対応を通じて、既存の宅急便事業の基盤強化に繋がります。生活者・企業ともに安心して「今日届けたい、受け取りたい」のニーズに応えるこのサービスは、日常やビジネスの多様な場面で大きな力となるでしょう。
まとめ
ヤマト運輸の「宅急便当日配送サービス」は、2025年11月10日より正式提供開始され、全国（一部営業所除く）で利用可能です。また、同一都道府県内運賃の新設により、自県内配送もリーズナブルになりました。今後もヤマト運輸は、利便性や顧客満足度向上を目指し、物流サービスの多様化と品質の向上に取り組み続けていきます。早く・丁寧に荷物を届けたい方は、ぜひこの新サービスを活用してみてください。
