「結婚式はもっと自由でいい」ゼクシィ編集長が語る令和のウェディング最前線

2025年の結婚式は、これまでのしきたりや固定観念に縛られず、ふたりらしさやゲストの楽しさを重視する「自由な結婚式」へと大きく変化しています。ゼクシィ編集長は、令和時代の結婚式の特徴として「主役である新郎新婦だけでなく、ゲストも一緒に過ごし楽しむ時間を共有する」点を挙げています。これにより“脱・主役婚”の傾向が進み、招待されたゲストがただ見るだけの存在から、結婚式の大切な一員として一緒に盛り上がるスタイルが増加しています。

また、結婚式費用の面でも、満足度を重視しながら工夫を凝らす新しい試みが多く見られます。例えば引出物をゲストが自由に選べる「引出物マルシェ」や、花を自由に盛り付けられる「フラワービッフェ」といった要素もトレンド入りし、従来の「かしこまった高額な結婚式」というイメージから脱却しようという流れが顕著です。こうした取り組みにより、新郎新婦もゲストも満足感を得やすい結婚式が、令和のスタンダードになりつつあります。

「トキハナWeb招待状」登場、LINEで式場探しとゲストとの交流が簡単に

2025年7月15日、LINEでの式場探しサービス「トキハナ」を運営する会社が新たに「トキハナWeb招待状」をリリースしました。このサービスは、結婚するふたりとゲストのコミュニケーション体験を格段にアップデートするもので、招待状の発送からゲストとのやりとり、出欠管理まで、スマホひとつで完結できます。

「トキハナWeb招待状」の特徴は

  • LINEのトーク画面から手軽に返信やコメントができる
  • 出欠状況だけでなく、ゲスト同士の交流も促進
  • 式場紹介と連動し、希望や質問がリアルタイムでやり取り可能

など、従来の紙の招待状に比べて、ふたりとゲスト双方にとって利便性が大幅に向上しています。これにより、結婚式準備のストレスが軽減されるだけでなく、ゲストがより結婚式に参加しやすい環境が整いました。

令和の結婚式トレンド:「ゲストと過ごす・楽しむ」新しい演出スタイル

近年の結婚式事情では、「主役だけが輝く場」から「ゲストと共に楽しむ場」へと演出の方向性が転換しています。ゲストが積極的に交流したり参加できる企画が増えており、例えば

  • 会場内にフォトスポットや参加型のワークショップを設置
  • ゲストが自分たちの席でドリンクや軽食を楽しめるビュッフェ形式の導入
  • ふたりの趣味や思い出に関連した手作りの演出を取り入れる

などのアイデアが人気です。これらはゲストの満足度が高く、結果として結婚式全体の評価も上がっています。

この傾向は「ゼクシィ結婚トレンド調査」(2024年実施)でも明らかで、結婚式の招待人数が増加傾向にあることや、費用面の負担は増えるものの意味ある時間を作りたいというニーズが高まっていることが報告されています。こうした背景から、「満足度」を軸とした結婚式の設計が注目されているのです。

ゼクシィ編集部のコメント

ウェディング事業本部副本部長の山本真也氏は「現代のお客様からは、これまでのしきたりに縛られず、自分たちらしい自由な演出を求める声が多く聞こえます。加えて結婚費用の負担軽減を図りつつ、ゲストも自分たちも満足できる結婚式にしたいというニーズが年間を通じて強まっています」と述べています。

まとめ:令和の結婚式は「自由さ」と「ゲストとの共生」がキーワード

2025年、結婚式は伝統を踏まえつつもよりカスタマイズ性が高まり、多様化が加速しています。ゼクシィの最新動向やトキハナの新サービスは、その波を象徴するものであり、今後もますます新郎新婦とゲスト双方の満足を追求した結婚式が主流になるでしょう。

結婚式準備をするふたりは、自由な発想で演出を考え、便利なデジタルツールを活用しながら、ゲストとともに過ごす時間を大切にしていくことが令和時代のウェディングのポイントです。

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