応募総数11,827句!第4回「介護の日」川柳コンテスト「グッドタイム大賞」発表
グッドタイムリビング株式会社が主催する第4回「介護の日」川柳コンテストにおいて、応募総数11,827句から選ばれた最優秀賞「グッドタイム大賞」が発表された。今回のコンテストは、介護への関心を深めることを目的に、2025年7月から9月までの期間に開催され、872名の入居者や家族、役職員の投票によって決定された。
コンテストの概要と目的
この川柳コンテストは、2022年から毎年開催されており、毎年11月11日の「介護の日」に合わせて最優秀賞が発表されている。川柳作家の三上博史氏が協力し、応募作品から優秀賞として9句がノミネートされた。その中から「グッドタイム大賞」が選ばれた。コンテストの目的は、川柳を通じて介護に対する理解を促進し、参加者が介護の現場や家族との関係をユーモラスに表現する機会を提供することだ。
多様な作品が寄せられる
今回のコンテストには、10歳未満から100歳以上の幅広い年齢層から多彩な作品が寄せられた。応募作品には、介護を受ける側と支える側の実体験を反映したものや、家族との日常をユーモラスに描いた作品が多く見られた。また、最近の話題を取り入れた作品もあり、「大阪・関西万博」にちなんだものや「二刀流」「備蓄米」といった言葉を用いた作品も存在した。応募者からは、介護現場への労いや応援の言葉が寄せられ、「介護を明るく、前向きに考える良い機会になった」とのコメントも多く寄せられた。
受賞作品の発表
今回の「グッドタイム大賞」(最優秀賞)受賞作品は、以下の通りである:
- 大賞作品:備蓄して おけばよかった 記憶力
また、優秀賞として以下の作品が選ばれた:
- リハビリに 励み万博 もう一度(コナガヤマック・53歳・静岡県焼津市)
- 万博が 距離を縮めた 祖母と孫(まごんぬ・30歳・大阪府枚方市)
- 車いす 母乗せ父は 「押し活」と(しーしー・53歳・千葉県千葉市)
- 思い出を 拾い集めて 古希ん集(ムーミンママ・74歳・静岡県三島市)
- 介護して 照れずにハグが できる日々(ナンサン・84歳・神奈川県横浜市)
- PayPayで 支払う父の 自慢顔(なあこ・55歳・埼玉県入間市)
- 手をつなぎ 昨日と同じ 道をゆく(うふふ・63歳・石川県小松市)
- 詐欺電話 世間話が 終わらない(セキレイ・82歳・東京都荒川区)
今後の展望と介護の日について
次回の「介護の日」川柳コンテストは、2025年7月1日から9月30日までの期間に開催される予定だ。選考は川柳作家の三上博史氏が担当し、詳細はグッドタイムリビング公式ホームページの特設ページで発表される。
また、「介護の日」は、厚生労働省が定めた日であり、介護に対する理解を深めることを目的としている。国民への啓発を促進し、地域社会での支え合いや交流を促すことが期待されている。
終わりに
今回の川柳コンテストを通じて、多くの人々が介護について考えるきっかけとなったことは素晴らしい成果である。今後も、介護に対する理解を深めるための取り組みが続けられることを期待したい。介護がもっと明るく、前向きに捉えられる社会の実現に向けて、グッドタイムリビング株式会社の活動に注目が集まっている。




