楽天イーグルス「昭和平成レトロシリーズ」 開催レポート――時代を超える驚きと感動

2025年9月12日(金)から15日(月・祝)まで、楽天モバイルパーク宮城では東北楽天ゴールデンイーグルスによる大人気イベント「昭和平成レトロシリーズ」が開催されました。本記事では、その内容や関係者の想い、グッズ・企画の裏側まで、詳しくご紹介します。

昭和&平成の時代へタイムスリップ!──イベントの概要

楽天イーグルスが放つ「昭和平成レトロシリーズ」は、まるで時代をさかのぼったかのような空間を再現。会場となった楽天モバイルパーク宮城には、昭和や平成の雰囲気をまとった 懐かしい展示物や空間、当時を彷彿とさせる装飾・グッズがずらりと並び、多くのファンが訪れました。

  • 平成時代の部屋を忠実に再現した「平成レトロ展」
  • 昭和や平成に活躍したオールドカーの名車展示
  • イベント期間中限定のレトログルメ・屋台メニュー
  • 来場者限定!懐かしの縁日遊びコーナー

イベントでは、球場全体が「昔の宮城球場」へとタイムスリップ。新旧ファンが世代を超えて盛り上がれる空間が広がっていました。

AI画像と融合する新しいレトロ表現

今年の目玉は、生成AI技術を使って再現された「昭和・平成風に変身した楽天イーグルス選手」。パーフェクト社が画像生成AI技術を開発し、現役選手が昔懐かしい風貌・ファッションに“変身”したビジュアルが特別展示として球場内外に登場しました。

これについて担当者は、「今の技術と昔のスタイルを融合させる、楽天イーグルスならではの面白い取り組み」と語ります。SNS上でも斬新かつユーモラスな選手画像に、「本人そっくり!」「違和感がすごい」と多くの声が寄せられ、イベントの大きな話題となりました。

イベントへの想い──担当者インタビュー

「昭和平成レトロシリーズ」は、若い世代の来場者が増える中で、長年応援してきたファンにも特別な想い出を感じてほしい、という球団の意図が込められています。マーケティング本部長の松原さんは、「ベテランスタッフ同士で飲み会をしながら、『懐かしいモノを展示しよう!』『AIで選手を昭和風に』とアイディアを膨らませた」と語ります。

このイベントは昨年から始まり、今年で2年目。前回大好評を博した流れを受け、「時代を超えてeagles familyが集う場所」を目指して企画されました。

昭和平成レトログッズが大注目!

期間中は、昭和・平成テイストのグッズが多数販売されました。懐かしのデザインや当時の雑誌の表紙をイメージした商品は、一部商品が即日完売するほどの人気ぶり。代表的なアイテムをいくつかご紹介します。

  • アイドル雑誌風トレーディングカード
    今年も登場したスペシャルチケットの特典、昭和アイドル雑誌を模した選手カードは、ファンから大好評。「推し選手のレトロ姿が新鮮」と喜びの声が寄せられました。
  • 復刻BBMカード
    選手のルーキー時代のBBMカードを復刻し、3,000円以上購入の先着3,000名に1枚限定でプレゼント。往年のファンにはたまらないアイテムとなりました。
  • オリジナルステッカー&グッズ
    名刺サイズのステッカーなど、昭和・平成らしい小物グッズも充実していました。

サプライズ演出と特別なステージ──家族で楽しめる多彩な企画

イベント期間中、球場正面広場のEAGLE STAGEでは、選手によるサプライズステージも開催。どの選手が登場するかは当日のお楽しみ。試合前トークや、こども向け抽選会などが行われ、会場は一体感に包まれました。

  • 子供向け選手サイン抽選イベント
  • 昭和・平成をテーマにしたトークセッション
  • ファン参加型のミニゲーム大会

多くのファミリー層が参加し、「子供と一緒に思い出に残る一日だった」と来場者から声が寄せられています。世代を問わず楽しめるイベントとして定着しつつあります。

トレカもデジタル時代に!─電子トレカ「イーグルトレカ」

会場では紙のグッズだけではなく、デジタルの「イーグルトレカ」も配信。スマートフォンで楽しめる限定仕様トレカは、現代の若いファンにも大好評。従来のコレクション文化と、最新のテクノロジー体験が融合した新しいお楽しみ方として定着しつつあります。

期間中限定アミューズメント企画

球場内遊園地には、名物の「観覧車」や「変なゴンドラシリーズ」も登場。昭和・平成の雰囲気を満喫できる工夫が随所にちりばめられていました。これらのアミューズメントは期間中無料で開放され、試合観戦とあわせて親子連れでも楽しめる絶好の機会となっています。

グルメもレトロ仕立て──味覚でたどる思い出の味

イベントではフードコーナーも大充実。人気だったのは、昭和・平成に大流行したメニュー。焼きそばパンやクリームソーダ、駄菓子袋詰めなどが登場し、「子供の頃を思い出す」と多くのファンが笑顔を見せていました。

昭和平成レトロシリーズがもたらすもの──「世代を超えたつながり」

今回のイベントを通じて強く感じたのは、世代の壁を超え、一体感が生まれる空間。年配ファン、若い世代、子供たち――それぞれが自分なりの「懐かしさ」や「新しさ」を発見し、球場で語らい合う姿が印象的でした。

AI技術を生かした新たなレトロ表現や、限定グッズを求める熱量、家族や友人同士で共有できるリアルな“体験”が、楽天イーグルスが持つコミュニティの強さ、未来への希望につながっています。

今後も待ち遠しい、楽天イーグルスの新たな挑戦

「昭和平成レトロシリーズ」のような時代や世代を超えて味わえるイベントは、今後もますます進化を続けていきそうです。伝統と革新の両輪で、楽天イーグルスはこれからもファンとともに歩み続けます。来年も、再び宮城球場が昭和・平成へとタイムスリップする日が楽しみですね。

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