TikTokで話題の青春小説がアニメ映画化決定!『どこよりも遠い場所にいる君へ』10月9日公開

阿部暁子による青春小説『どこよりも遠い場所にいる君へ』が、待望のアニメ映画化されることが決定しました。制作はトムス・エンタテインメントが担当し、2026年10月9日に劇場公開されます。本作は、TikTokを中心に話題を呼んだ同名小説を映像化した感動のストーリーで、少年少女の揺れる想いと秘密が複雑に絡み合う物語として多くの読者から支持を集めています。

原作の魅力を映像化する豪華スタッフ陣

本作の映画化にあたり、実力派のスタッフ陣が集結しました。監督には『HIGH CARD』シリーズで繊細な心情描写を得意とする和田純一が起用され、脚本は『ストロボ・エッジ』や『ジョゼと虎と魚たち』などで瑞々しいラブストーリーを数多く描いてきた桑村さや香が担当します。キャラクターデザイン・総作画監督は『超かぐや姫!』を手がけたイラストレーター・へちまが務め、原作の世界観を美しいアニメーション表現で再現します。

配給は松竹が担当し、製作幹事には松竹とポニーキャニオンが名を連ねています。このような豪華なスタッフ陣の集結は、原作の人気の高さを物語るものであり、映画化への期待感をさらに高めています。

ストーリーの見どころ

本作は、ある秘密を抱える男子高校生・月ヶ瀬和希と、謎の少女・七緒の出会いから始まります。知り合いのいない環境を求めて離島の采岐島高校に進学した和希が、夏の初めに島内の「神隠しの入り江」と呼ばれる場所で倒れている少女を発見することから物語が動き出すのです。

『神隠しの入り江』『ある秘密』『マレビト』『1974年』といったモチーフが複雑に絡み合う感動の物語は、距離を超え、時を超え、心が誰かに向かう瞬間に生まれる「切なさと温かさ」を描いています。原作小説の輝きをアニメーション表現を通して心の深い場所へ届けることが、本作の大きな目標となっているのです。

劇中歌を担当するシンガーソングライター・とたの想い

劇中歌『鳳仙花』を担当するのは、シンガーソングライターのとたです。とたは、この楽曲について「風の音、潮の香り、海の色を映した空の鮮やかさ、それを感じ取る和希の視点、その全てを曲に込めました」とコメントしています。

さらにとたは「制作をする中でどこよりも遠い場所にいるはずの和希が、私も同じ空気を吸っているように感じて、不思議と吸い寄せられる作品だなと思いました」と、本作への強い想いを語っています。とたの透明感あふれる歌声が、本作の世界観をより一層引き立てることが期待されています。

超特報映像で描かれた世界観

このたび公開された劇中歌『鳳仙花』を使用した超特報映像では、とたの透明感あふれる歌声が静かに響く中、舞台となる采岐島の風景と共に、和希と七緒の姿が映し出されます。学校での日常風景や海辺での出会いの瞬間などが断片的に描かれ、夏の浜辺の強い光、稲が香る水田の匂い、荒ぶる嵐の音といった原作が持つ豊かな感情表現が視覚的に表現されています。

原作作家・阿部暁子からのメッセージ

原作者の阿部暁子は、映画化に対して「とても光栄であると同時に、ずっと前に巣立っていった人たちが『やあ元気?』と里帰りしてきてくれたような嬉しさを感じています」とコメントしています。阿部は「原作小説と映画は、まったく同じではありません」としながらも、「どうか、映画館で初めてこの作品に出逢う人にも、小説を愛して劇場まで足を運んでくださる人にも、映画『どこよりも遠い場所にいる君へ』を楽しんでいただけますように」と願いを込めています。

本屋大賞受賞作家による傑作の映像化

本作の原作『どこよりも遠い場所にいる君へ』は、『カフネ』で第22回本屋大賞を受賞した阿部暁子による傑作です。TikTokを中心にSNS上で話題となり、少年少女の揺れる想いと秘密が複雑に絡み合うストーリーとして多くのファンに支持されてきました。この人気を背景に、今回のアニメ映画化が実現したのです。

監督からの想い

監督の和田純一は「距離を超え、時を超え、心が誰かに向かう瞬間に生まれる『切なさと温かさ』。それを安易にテーマという言葉で括って良いのかは分かりませんが、それこそが私がフィルムに落とし込みたいと強く願っている、この作品の魅力です」とコメント。さらに「夏の浜辺の強い光、稲が香る水田の匂い、荒ぶる嵐の音、その中で揺れ動くキャラクターの感情。原作が持つ輝きを、アニメーション表現を通して皆さんの心の一番深い場所へ届けられるよう、映画『どこきみ』鋭意制作中です」と、本作への熱い想いを語っています。

今後の展開に期待

本作は2026年10月9日の公開に向けて、現在鋭意制作中です。キャストなどの詳細情報については、今後の続報で発表される予定となっています。TikTokで話題となった青春小説がどのようにアニメーション作品として生まれ変わるのか、多くのファンが期待を持って10月の公開を待っています。

豪華なスタッフ陣、シンガーソングライター・とたの劇中歌『鳳仙花』、そして原作『どこよりも遠い場所にいる君へ』の世界観が融合する本作は、2026年の秋における注目作となることが確実です。映画館で初めてこの作品に出逢う人も、小説を愛する既存のファンも、感動の物語に包まれる日が来るまで、もう少しの間お待ちください。

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