ミニカーから交通安全意識を高める「ミニカーじこちょうさたい」を開始

三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎)は、2025年3月2日の「ミニの日」に、親子で交通安全について考える新たな施策「ミニカーじこちょうさたい」を開始することを発表しました。この施策は、家庭や外出先でのミニカーに関するアクシデントを基に、交通安全意識の向上を目的としています。

施策の概要

「ミニカーじこちょうさたい」では、参加者から募集したミニカーに起きた小さなトラブルを元に、どのようなアクシデントが多いのか、どの場所で発生しやすいのかを分析します。これにより、子どもたちが交通事故や自動車トラブルについて考えるきっかけを提供し、交通安全意識の向上に寄与することを目指しています。

特に、国家公安委員会告示の「交通安全教育指針」に基づき、幼児期の教育においては身近な実例を用いた説明が重要であり、保護者の協力が不可欠であることが強調されています。三井住友海上は、これらの指針を踏まえた施策を展開することで、より効果的な交通安全教育を実現しようとしています。

事前調査の結果

2025年1月に実施された「ミニカーに起きるアクシデントに関する事前調査」では、1101名の親を対象に、ミニカーに関連するアクシデントが調査されました。その結果、4割以上の親子がミニカーを水没させたり、家具や人に衝突させたりするなどの不注意によるアクシデントを経験していることが明らかになりました。さらに、最も多い時期には、ミニカーのアクシデントが毎日発生していたとの回答が8割以上に達しました。

施策の実施方法

本施策は、公式ウェブサイト(https://www.ms-ins.com/special/minicar)やSNSを通じて展開されます。参加者はミニカーに起こったアクシデントを投稿し、その情報を基にアクシデントの類型化やドライバーとなる子どもの性格分析を行います。また、実際の交通標識を模したオリジナルの注意標識も開発され、日常生活の中で交通安全について考えるきっかけを提供する予定です。

目撃情報投稿キャンペーン

施策開始に伴い、SNSのX上で「ミニカーじこちょうさたい目撃情報投稿キャンペーン」が実施されます。キャンペーンは2025年3月2日から16日まで開催され、参加者は指定のフォームからアクシデント事例を投稿することで、抽選で「サーティワン アイスクリーム 500円分」が当たるチャンスがあります。参加条件として、三井住友海上公式Xアカウントをフォローし、アクシデントの情報を投稿する必要があります。

終わりに

「ミニカーじこちょうさたい」は、子どもたちに交通安全についての意識を育むための新しい試みです。親子で楽しく参加しながら、日常生活の中で交通事故のリスクについて考える機会を提供することで、未来の安全な社会の実現に寄与することを期待しています。交通安全意識の向上は、子どもたちの未来を守るために非常に重要な課題です。三井住友海上の取り組みが、多くの家庭に影響を与えることを願っています。