三軒茶屋で話題「カルビーポテトチップス」50周年――半世紀の感謝と新たな挑戦

三軒茶屋の街角でも話題にのぼる「カルビーポテトチップス」が、2025年9月に発売から50周年を迎えました。1975年の発売から、今や日本中で愛されるスナック菓子となったカルビー。記念すべきこの節目に、半世紀の歴史をふり返りつつ、各種記念企画や新商品、さらには販売休止のエピソードまで詳しくご紹介します。

カルビーポテトチップスの歴史――三軒茶屋から全国へ広がった「おいしさ」

1975年、まだスナック菓子の選択肢が限られていた時代に、カルビーが誕生させた「ポテトチップス」。素材へのこだわり、製法の工夫、そして鮮度を保つためのアルミ蒸着パッケージの導入など、日本の食卓やおやつタイムを大きく変えました。スーパーマーケットが立ち並ぶ三軒茶屋の街にも、たびたびカルビーポテトチップスの山積みが登場し、地域の人々に小さな幸せを届け続けました。

シェア7割を誇る人気の裏側

今や国内ポテトチップス市場の約7割をカルビーが占めています。その理由のひとつが、時代の変化や食生活の多様化にあわせた絶え間ない商品開発。「うすしお味」「コンソメパンチ」などの定番に加え、季節限定や地域限定のフレーバー、近年では健康志向に応える減塩タイプや素材感を活かした厚切りカットなど、幅広いラインナップで多様なニーズに応えてきました。

記念商品『ポテトチップス 感謝のほたてしお味』期間限定発売

50周年を記念し、カルビーは全国のファンにアンケートを実施。10,000人以上の投票によって選ばれた「だししお味」のアイデアから生まれたのが、『ポテトチップス 感謝のほたてしお味』です。この特別な味は2025年9月1日から10月中旬まで全国で期間限定発売となります。三軒茶屋のスーパーや小売店でも、この期間は特設コーナーが設けられ、親子連れや学生たちが新フレーバーを手に取る姿が見られます。

  • 特別フレーバーは「だししお味」をテーマに、ほたての旨味と程よいしお加減が特徴
  • 全国のファンから寄せられた「おめでたい素材」から選定
  • コンビニエンスストア以外は数量限定

50周年を彩る記念キャンペーンと地域連動企画

恒例の「カルビー大収穫祭2025」も、今年は50周年特別仕様。「新じゃが」収穫時期に合わせ、応募者には「たべよんパック」や「お菓子BOX」が当たるプレゼントキャンペーンが8月4日から12月8日まで開催中です。三軒茶屋近隣の店舗にも対象商品が並び、地域のカルビーファンが応募葉書やWEBで参加して盛り上がっています。

  • 特別賞品が当たる「たべよんパック」や「お菓子BOX」
  • 公式SNSでも記念情報やフォトコンテストなど企画多数
  • 三軒茶屋でもポスター掲示やイベント情報の発信あり

時代の変化と「販売休止」――苦難のエピソードも

長い歴史のなかで、カルビーポテトチップスも安定して販売を続けてきたわけではありません。2017年には北海道の台風被害によるじゃがいも不足で一時的に製造・販売を休止する事態がありました。その際には「ポテチショック」とも呼ばれるほどの社会現象となり、三軒茶屋でも商品棚からポテトチップスが消える事態が起きました。改めてカルビーの社会的存在感やブランドへの信頼の大きさが認識された一件でした。

三軒茶屋で愛される理由 ― ふれあいの場としてのポテトチップス

三軒茶屋は住宅地と商業地が混在する地域であり、幅広い世代が日常的に行き交う街です。小さな子どもたちの遠足や運動会、大人たちのパーティ、学生たちの寄り道――さまざまなシーンで「カルビーポテトチップス」は登場してきました。コンビニやスーパー、商店街の駄菓子屋さんで、「今日はどの味にしようかな?」と選ぶその瞬間も、大きな楽しみのひとつです。

  • 「うすしお味」は世代を超えた定番の味
  • お花見や地域行事でも人気のおやつ
  • 大容量パックで家族みんなでシェアしやすい設計

小袋パック「たべよんパック」新発売、暮らしに寄り添うスタイルへ

スナック菓子の楽しみ方は時代とともに進化しています。近年は家庭内でのストック用途や、小分け包装によるシェア需要が増加。カルビーは従来の5袋入り「GO5PACK(ゴーゴーパック)」を見直し、2025年からは小袋4袋の「たべよんパック」にリニューアル。価格や使い勝手を考えた新パッケージは、忙しい三軒茶屋の家族や、友人どうしの集まりにもぴったりです。人気の「うすしお味」「コンソメパンチ」をセットにし、だれでも気軽にポテトチップスを楽しめる工夫が光ります。

素材と健康へのこだわり――時代を超えて愛される秘密

カルビーは常に「安全・安心・おいしさ」にこだわり、素材の産地や品質、加工工程を大切にしてきました。例えば北海道産じゃがいもを中心に、国産素材にこだわった製品づくり。さらにウェーブカットや厚切りなど新たな食感の提案、健康志向を意識した減塩や無添加の開発も進んでいます。これらの積み重ねが、三軒茶屋をはじめ全国で長年にわたり支持される理由となっています。

これからの50年へ――「三軒茶屋」で育まれる食文化

半世紀を迎えた今も、カルビーポテトチップスは新たな一歩を歩み続けています。地元三軒茶屋でも、次の世代へつながる「おやつの定番」として愛され続けるため、地域と連携したイベントや、子どもたちと一緒に工場見学ができる教育企画など、コミュニティとともに食文化を育んでいく姿勢が注目されています。

  • 地域イベントでの記念配布や体験型のワークショップ開催
  • SDGsへの取り組みやパッケージの環境配慮も強化中
  • 今後も「安心・安全・おいしい」を合言葉に時代をリード

まとめ――ポテトチップスとともに歩む、三軒茶屋の暮らし

三軒茶屋の街にしみ込んだ「カルビーポテトチップス」の存在は、単なるお菓子の枠を超え、地域の記憶や人とのつながりの象徴となっています。50周年という節目を迎えた今、これからも変わらぬ美味しさと新たな挑戦で、三軒茶屋と日本全国に幸せのひとときを届けてくれることでしょう。

参考元