三菱「新型パジェロ」登場間近か? ディーラー向け情報から見えてきた“本格派”復活の姿
三菱自動車を代表する本格クロスカントリー4WD「パジェロ」に、新型モデル登場の動きが見え始めています。
国内外の販売店(ディーラー)関係者向けに、新型パジェロに関する情報が伝達されたとされ、パワートレーンの有力候補やデザインの一部、ホイール仕様などが少しずつ明らかになってきました。
ここでは、現在話題となっている新型パジェロ関連の情報を整理しながら、「どんなクルマとして戻ってくるのか」をわかりやすく解説します。
新型パジェロは「2.4Lディーゼル」が有力視される理由
まず注目されているのが、エンジンに関する情報です。
ディーラー向けに伝えられたとされる内容や関係者筋の話として、新型パジェロには2.4Lクラスのクリーンディーゼルエンジンが搭載される可能性が高い、という見方が広がっています。
2.4Lディーゼルが「濃厚」とされる背景には、以下のようなポイントがあるとされています。
- 既存モデルでの実績:三菱はすでに「トライトン」などで2.4Lディーゼルを展開しており、信頼性や環境性能の面で一定の実績があります。
- 環境規制への対応:世界的に排出ガス規制が厳しくなるなか、クリーンディーゼル技術を活かしやすい排気量帯として2.4Lが現実的な選択肢とみられています。
- オフロード走行に必要なトルク:本格四輪駆動車には、低回転から力強いトルクを発揮するディーゼルエンジンが好まれます。パジェロのような車格には、2.4Lディーゼルがバランスのよい組み合わせといえるでしょう。
これらの点から、「新型パジェロ=2.4Lディーゼル」という見方は、現時点でかなり現実味のある情報として受け止められています。
ディーラーに発売時期を通達? 世界同時発売の可能性も
ニュース内容によると、三菱は新型パジェロの発売時期に関する情報を国内ディーラーに伝達したとされています。
具体的な日付や月までは公表されていませんが、「発売がそう遠くない段階に差し掛かっている」と考えられる動きです。
さらに、情報の中には世界同時発売の可能性にも言及されています。パジェロはかつて世界的に販売され、ラリーでの活躍も含めてグローバルに知名度の高いモデルです。
そのため、新型モデルも日本だけでなく、アジア・オセアニア・中東・欧州などを含めた各地域で、タイミングを合わせた発売が検討されているのではないかと見られています。
もちろん、正式なアナウンスが行われるまでは確定情報とはいえませんが、ディーラー向けにスケジュール感が共有され始めているという点は、新型パジェロが「いよいよ現実味を帯びてきた」ことの証拠といえるでしょう。
「本格」四輪駆動車としての復活――新型パジェロはどんなクルマ?
三菱はこれまで、アウトランダーPHEVやエクリプス クロスなど、電動化技術を活かしたSUVを展開してきました。その一方で、かつてのパジェロのようなラダーフレーム系の本格クロカンを求める声は根強く残っていました。
今回のニュースでは、三菱が「新型“本格”四輪駆動車」としてパジェロの名を復活させる方向にあることが示唆されています。
これは単なる都市型SUVではなく、オフロード性能を重視した設計であることを意味します。
現時点で考えられる新型パジェロ像としては、以下のような特徴が挙げられています。
- 高い悪路走破性:パジェロ伝統の4WD技術を継承し、ぬかるみ・砂地・雪道などでも安定した走りを可能にする本格オフローダー。
- タフギアとしての耐久性:長距離のアウトドアや悪路走行にも耐える堅牢なボディ構造。
- 最新の安全・快適装備:先進運転支援システムやインフォテインメントなど、現代的な装備も取り入れた「タフだけど快適」な車内環境。
特に「本格四輪駆動車」と強調されていることから、従来のパジェロファンが求めてきた本気のオフロード性能を意識して開発が進められていることがうかがえます。
精悍なヘッドライトデザインを先行公開済み? 見えてきた外観イメージ
デザイン面については、三菱がすでにヘッドライト周りのデザインを先行的に公開していると報じられています。
詳細な全体像はまだベールに包まれていますが、公開されたヘッドライト部分から、いくつかの特徴が読み取れます。
- シャープで精悍な造形:細く切れ長のライト形状や、立体的なLEDシグネチャーにより、力強さと先進性を両立した表情を演出。
- タフなフロントマスク:三菱のデザインアイコンである「ダイナミックシールド」を思わせる、存在感のあるフロントグリルとの組み合わせが予想されます。
- オフロード志向を感じさせるディテール:バンパー周りのプロテクション形状など、実用性とデザイン性を両立させた仕上がりを目指している様子がうかがえます。
パジェロはもともと「無骨さ」と「品のあるスタイル」を兼ね備えたモデルとして支持を集めてきました。
今回の新型でも、その伝統を引き継ぎつつ、現代的なLEDライトデザインを組み合わせた精悍なフロントフェイスが期待されています。
「6穴ホイール」採用に込められた本格派としてのこだわり
足まわりに関しても、注目すべき情報が出ています。
ニュース内容によると、新型パジェロには6穴ホイールが採用されることが確認されています。
6穴ホイールは、ピックアップトラックや大型SUVなど、重量のある車両やオフロード走行を想定した車で用いられることが多い仕様です。
これにより、以下のようなメリットが期待されます。
- 高い強度と信頼性:ホイールナットの数を増やすことで、ホイールの固定力が高まり、悪路や重荷の走行でも安心感が増します。
- 本格4WDとしての説得力:見た目の面でも、「しっかり走れるクルマ」であることを象徴する要素のひとつです。
一方で、ニュースでは「巨大ホイールのみはダメ」という指摘もされています。
これは、見た目重視で大径ホイール・薄いタイヤを組み合わせてしまうと、オフロード走行では以下のようなデメリットが出やすいためです。
- タイヤのサイドウォールが薄くなり、衝撃吸収性やクッション性が低下する
- 岩場や段差でタイヤが傷つきやすくなる
- 空気圧調整による接地面積の変化が活かしにくくなる
本格派のオフローダーにとって重要なのは、適度なホイール径と十分な厚みのタイヤのバランスです。
新型パジェロの6穴ホイール採用は、「見た目だけでなく、実際の走破性をしっかり重視している」ことを示す要素だと捉えられています。
パジェロファンが注目するポイントは?
長年パジェロを愛してきたユーザーや、かつてのラリーシーンでの活躍を覚えているファンにとって、新型パジェロは待望のニュースです。
現時点でファンが特に注目しているポイントを整理すると、次のようになります。
- 本格4WDシステムの継承:パジェロならではの4WD制御やセンターデフロック機構などが、どのような形で受け継がれるか。
- ディーゼルエンジンの性能:2.4Lディーゼルがどれほどのトルクと燃費を実現するのか、また静粛性や振動レベルなどの快適性。
- ボディサイズと取り回し:先代と比べてサイズがどう変化するのか。日本の道路事情や駐車環境で扱いやすいかどうか。
- 内装の質感と使い勝手:アウトドアユースを意識したラゲッジスペースやシートアレンジ、最新のインフォテインメントの搭載状況。
こうした点が、今後の正式発表や実車展示などを通じて明らかになれば、新型パジェロに対する期待はさらに高まっていくでしょう。
現時点でわかっていること・まだ公表されていないこと
最後に、今回話題となっているニュース内容から現時点で把握できる情報と、まだ公表されていない部分を整理しておきます。
現時点で把握されている主なポイント
- 三菱が新型パジェロに関する情報をディーラーへ伝達したとされている。
- パワートレーンは2.4Lディーゼルエンジン搭載の可能性が高いとみられている。
- 本格四輪駆動車としての位置づけが明確に意識されている。
- 精悍なヘッドライトデザインが先行的に公開されており、フロントマスクの一部が見え始めている。
- 6穴ホイール採用が確認されており、本格派オフローダーとしての足まわりを重視している。
まだ公表されていない・不明な主なポイント
- 正式な発売日および価格
- 日本仕様と海外仕様の違い、世界同時発売の有無などの販売戦略
- グレード構成(ベーシックモデル/上級グレードなど)
- ハイブリッドやPHEVなど、ディーゼル以外のパワートレーンの有無
- 内装デザイン、シート配列(2列/3列)、荷室容量などの詳細
これらの点については、今後の公式発表や各種メディアを通じて少しずつ明らかになっていくと考えられます。
現時点では、出てきている情報をもとに、新型パジェロが「パジェロらしい本格派」として復活を目指していることが見えてきた段階といえるでしょう。
まとめ:新型パジェロは「本格派」を貫く注目の1台に
三菱「パジェロ」は、日本のみならず世界中で親しまれてきた本格四輪駆動車です。
今回の新型モデルに関する一連のニュースからは、単なるSUVではなく、走破性と信頼性を重視した“パジェロらしい”復活を目指している姿勢が感じられます。
2.4Lクリーンディーゼルの採用が有力視されていること、精悍なヘッドライトデザインの先行公開、6穴ホイールによる本格オフロード志向など、断片的ながらも期待を高める要素が出そろってきました。
今後、正式なスペックや発売日、価格、グレード構成などが明らかになれば、長年パジェロの復活を待ち望んできたファンだけでなく、アウトドア志向のユーザーや本格4WDを求める層からも、大きな注目を集めることになりそうです。
新型パジェロがどのような形で私たちの前に姿を現すのか。
引き続き、三菱からの公式発表やディーラー発の情報に目が離せません。


