アイコス市場への新たな挑戦 ― BAT、新型加熱式タバコ「glo Hilo」&「glo Hilo Plus」を全国発売
話題の加熱式タバコ業界に新風吹く
2025年9月1日、たばこ業界において長年の伝統と革新を牽引してきたブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)が、新型加熱式タバコ「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」および「glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)」を全国発売しました。これはこれまで先行発売が行われていた宮城県仙台市を皮切りに、日本全国の消費者に向けて新たな喫煙体験を届ける大きな動きとなっています。
glo Hiloシリーズの特徴
- TurboStartテクノロジー搭載により、glo Hiloは5秒、glo Hilo Plusは10秒以内という業界トップクラスの高速加熱を実現。
- glo Hilo Plusは「EasySwitchペン」による2Way仕様(ペン型・ケース一体型)を採用し、ユーザーの好みに合わせたスタイルが可能。
- EasyViewタッチスクリーンを搭載し、直感的な操作で2つの加熱モード(スタンダード・ブースト)が選択でき、セッションの長さも最適化。
- 専用タバコスティック「virto(ヴァルト)」が8種類で展開され、吸いごたえやフレーバーの幅が広がる。
- glo Hilo(3,980円)、glo Hilo Plus(6,980円)、virtoスティック(20本入り580円)という分かりやすい価格設定。
新製品の詳細に迫る
「glo Hilo」は、これまでのgloシリーズに革新をもたらすプレミアムセグメント製品として位置付けられています。キーテクノロジーであるTurboStartにより、加熱が極めてスピーディーかつ均一に行われ、待ち時間の短縮が実現。従来より最大加熱時間が延長され、スタンダードモードで5分10秒、ブーストモードで4分10秒と、より長く豊かな喫煙体験が楽しめます。
一方、「glo Hilo Plus」は更に進化したモデル。2Way仕様により、ペン型としても、ケースと一体型としても使用可能。ペンの着脱も簡単に行え、シーンに応じてスタイルを柔軟に変更できます。バッテリーや加熱システムも強化されており、より高い使い勝手と満足をもたらします。
日本国内での展開と消費者の反応
これまで、宮城県での先行発売においては「glo Hilo」のパワフルな吸いごたえと先進の技術に高評価が集まっていました。全国発売開始直後からSNSやコミュニティでは「操作が簡単で使いやすい」「加熱の早さに驚いた」「フレーバーの幅が豊富」といった喜びの声が続出しています。
専用タバコスティック「virto」の魅力
- 8種類の個性的なフレーバーラインナップ。
- 従来製品「glo hyper」用のスティックとは互換性がない点も特徴的で、味や吸い心地がさらにチューニングされています。
- “しっかり吸いたい人”も“軽く味わいたい人”も満足できるよう複数の強度が選択可能。
加熱式タバコ市場の現状と新製品の意義
日本国内の加熱式タバコ市場は「アイコス」が市場を席巻する中、「プルーム」「グロー」といったブランドも技術革新を続けています。BATジャパンは、グローバルでの加熱式たばこ収益の80%以上がプレミアムセグメントで占められている現状を背景に、より高機能かつ上質な新製品の投入を強化。この「glo Hilo」シリーズもその一環であり、プレミアム帯の競争激化を象徴しています。
著名メディアアーティスト落合陽一氏とのコラボレーション
特筆すべきは、メディアアーティスト落合陽一氏とのパートナーシップです。2025年8月23日から9月7日まで、表参道の「OMOTESANDO CROSSING PARK」にて、期間限定ポップアップストア「glo Hilo│落合陽一 ポップアップストア表参道」が開催されています。
このポップアップストアでは、「glo Hilo」シリーズの開発思想や、未来感あふれるアートとテクノロジーの融合体験が来場者に提供されています。その場で実機体験、購入ができるとあって、たばこユーザーやガジェットファンのみならず、幅広い層から注目を集めています。イベント開催期間中は、落合氏本人によるトークやワークショップも行われ、製品の世界観が存分に体験できる場となっています。
今後への期待と業界へのインパクト
BATジャパンによる「glo Hilo」「glo Hilo Plus」の登場は、単なる製品ラインナップの刷新という枠を超え、加熱式タバコユーザーの喫煙体験を根本から変える大きな一歩です。一瞬で立ち上がる加熱速度、選べる使用スタイル(ペン型・ケース一体型)、強烈な吸いごたえと奥深いフレーバー群──現代の喫煙者が真に求める価値とユーザビリティ、デザイン性、そして最新テクノロジーが三位一体となっています。
さらに、工学やアート分野との連携は、加熱式タバコのイメージ刷新と新規市場の開拓にも寄与しています。「glo Hilo」シリーズによって喫煙のスタイルや楽しみ方が新たに拡張されることで、今後も業界全体を巻き込んださらなるイノベーションが期待されます。
「glo Hilo」シリーズの主なスペック&ポイント
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glo Hilo Plus(グロー・ヒーロ・プラス)
・価格:6,980円(税込)
・サイズ:42mm(幅)×19.5mm(奥行)×118.1mm(高さ)
・重量:124g
・加熱時間:最大10秒
・2Way使用(ペン型&ケース一体型)
・EasyViewタッチスクリーンによる操作 -
glo Hilo(グロー・ヒーロ)
・価格:3,980円(税込)
・サイズ:30.3mm(幅)×16mm(奥行)×123.4mm(高さ)
・重量:75g
・加熱時間:最大5秒
・単一ボディでの使用 -
専用たばこスティック「virto」
・幅広いフレーバー展開(8種類)
・1パック20本入り:580円(税込)
・glo Hilo、glo Hilo Plus専用設計
多様なライフスタイルへの適応
「glo Hilo」シリーズは、オフィスや自宅だけでなくアウトドアなどどんなシーンにもフィットするデザインと携帯性が魅力。使用感のカスタマイズ、速さ、スタイリッシュなデザイン──これら全てが現代人の多様なライフスタイルに自然に溶け込むよう設計されています。
まとめ
アイコスをはじめ競合ひしめく加熱式タバコ市場において、BATジャパンの新たなフラッグシップ「glo Hilo」「glo Hilo Plus」は、技術・デザインの両面でユーザーの期待に応える製品です。これからの持続的な進化、多文化的コラボレーション、そして豊かな喫煙体験の拡大が、今後の加熱式タバコ市場をさらに盛り上げることでしょう。