映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が遂に公開!マーベル屈指のヒーローチーム、待望のMCUデビュー

2025年7月25日、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作となる『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が日米同時公開を迎えました。これまで20世紀フォックスを中心に展開されてきたファンタスティック4が、ついにMCUに参入し、新たな物語が幕を開けます。

ファンタスティック4とは?

「ファンタスティック4」は、マーベル・コミックの中でも重要なスーパーヒーローチームです。メンバーは元宇宙飛行士のリード・リチャーズ、スー・ストーム、ジョニー・ストーム、そしてベン・グリムの4名。彼らは宇宙でのロケット発射実験中に未知の宇宙線を浴び、特殊能力を得ることで超人的な力を手に入れます。

今回公開された『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、これまでの作品とは異なり、1960年代のレトロフューチャーな世界観を舞台とし、彼らの“第一歩”となる物語が描かれています。特に家族の絆やチームワークが丁寧に描写されており、「家族愛」というテーマが深く浸透した作品となっています。

ストーリーの魅力と新たな展開

映画では、ロケット実験の事故を経て特殊能力を得た4人が、それぞれの力を駆使しながら地球の危機に立ち向かう様子が描かれます。リード・リチャーズとスー・ストームの間に赤ちゃんが誕生するという展開も盛り込まれ、ヒーローチームでありながらもリアルな家族の物語として感情移入しやすい構成になっています。

また、地球を襲う危機として宇宙から侵略者ギャラクタスが登場するため、宇宙規模のスケール感も楽しめます。この要素もあって、従来のヒーロー映画では描かれない壮大な冒険と緊張感が生まれています。

評価と反響:ファンも批評家も好評

公開前のワールドプレミアや早期レビューでは、「ファンタスティック4にようやくふさわしい映画が誕生した」との声が多く聞かれました。英語圏の評論では「Marvelが全力で挑んだ一作」「スーパーヒーロー映画の新しい成熟形」と絶賛されています。

  • 「The Fantastic Four: First Steps」は、スーパーヒーロー映画ジャンルの成熟を示す“grown-up glow-up”である
  • 「Marvelが全シリンダーをフル稼働させた」と評価されるほどの出来栄え
  • ファンタスティック4にようやく“彼らが、そして私たちが待っていた映画”ができた」という声が続出

こうした高評価は、マーベル・スタジオのこれまでの積み重ねと、ファンタスティック4チームをMCUに組み込むことへの期待感が結実した結果といえます。

次回作や他作品との連携も楽しみ

「ファースト・ステップ」というタイトルからもわかるように、本作はシリーズの〈第一歩〉。すでに2028年頃の続編制作も予定されており、今後さらにファンタスティック4の活躍が描かれていくことが期待されています。

また、2026年12月18日に公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』にも、ファンタスティック4の4人が登場することが明らかになっており、MCUのヒーローたちとの共演も大きな見どころとなるでしょう。

最後に

1960年代というレトロ感あふれる世界観と、ヒーローの力だけでなく「家族」としての絆をテーマに据えた『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、これまでのスーパーヒーロー映画とは一線を画す作品です。初めてファンタスティック4を知る人でも楽しめる内容となっており、マーベルファンはもちろん多くの映画ファンにとって必見の映画と言えるでしょう。

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