三菱の本格SUV「パジェロ」がついに復活!2026年10月発表、12月発売予定
三菱自動車の本格クロスカントリーSUV「パジェロ」がついに新型モデルで復活することが明らかになりました。2019年に日本市場から姿を消してから約7年ぶりとなる新型パジェロが、2026年10月に発表され、同年12月の発売が予定されていることが判明しています。
加藤社長も明言!三菱の本格SUVプロジェクトが始動
三菱自動車の加藤隆雄社長は、2026年1月に開催された東京オートサロンで「26年に本格クロスカントリーSUVを投入する」と公式に宣言しました。これにより、新型パジェロの復活プロジェクトが本格的に動き始めたことが確認されたのです。
メーカーから各販売店に対して「2026年10月に発表」との正式な通達があり、その後の12月に発売予定となっています。オーストラリア向けについては、さらに早い2026年8月~9月の発表が予定されており、市場によって発表時期がずれる可能性も示唆されています。
最新プラットフォームとパワートレインについて
新型パジェロのプラットフォームとパワートレインは、現行の「トライトン」と同様にラダーフレーム構造をベースとするものになると予想されています。このプラットフォームは、三菱自動車が最新世代のL200/トライトンピックアップトラック用に新開発したもので、優れたオフロード性能と快適性を両立させた設計になっています。
搭載エンジンについては、排気量2.4L直列4気筒ディーゼルターボエンジンが採用される見通しです。このエンジンは最高出力204馬力、最大トルク470N・mを発揮し、8速オートマチックトランスミッションと組み合わされることになります。三菱ディーラーによれば「ディーゼルターボの一択になる」とのことで、まずはディーゼルエンジンのみでのスタートとなる可能性が高いとのこと。
将来的な電動化の可能性も視野に
興味深いことに、新開発されたプラットフォームは内燃機関だけでなく、三菱が得意とするPHEV(プラグインハイブリッド電動車)やEVなど、あらゆる心臓部に対応できるように設計されています。
したがって、初期段階ではディーゼルエンジンのみの設定となりますが、今後の一部改良やマイナーチェンジのタイミングを狙ってPHEVが追加される可能性も十分に考えられます。三菱のアウトランダーが高い評価を受けているPHEV技術を応用すれば、新型パジェロの競争力をさらに高めることができるでしょう。
ボディサイズと立ち位置の変化
新型パジェロのボディサイズは全長5メートルクラスになる見込みです。2019年に終売した4代目パジェロの全長が4900mmだったことを考えると、ひと回り大きなサイズになることになります。
トライトンをベースにしながらも、三菱のフラッグシップSUVとしてのポジションを確立するために、十分なスケールの拡大が図られるのです。本格的なクロスカントリー走行性能と、快適な室内空間を両立させるための設計になっています。
注目される価格設定
新型パジェロの価格は、業界内でも大きな関心事となっています。現在のトライトンが約541万円、アウトランダーPHEVの最上級グレードが約672万円という価格帯を考えると、三菱のフラッグシップSUVである新型パジェロはこれらよりも高価格帯での設定が見込まれています。
予想される価格帯は530万円から750万円程度の間と考えられており、グレード構成や装備内容によって幅広い選択肢が用意される可能性があります。
6穴ホイールなど本格派の証
新型パジェロは本格的なオフロード走行を想定した設計となっており、その証として6穴ホイール(ダブルホイール)の採用が予定されています。このデザインは、単なるファッション性ではなく、悪路での走行性能や牽引力の向上を実現するための機能的な仕様です。
ただし、単に巨大なホイールを装着するだけではなく、バランスの取れた設計が重要になります。最新の足回り技術と組み合わせることで、高い走破性と日常的な乗り心地の両立が実現されるでしょう。
世界戦略との関係性
新型パジェロは、タイで生産が開始される予定であり、日本への逆輸入という形態で供給される可能性も示唆されています。これにより、グローバル市場への展開がスムーズに行われ、世界同時発売に近い形での投入が実現される見込みです。
パジェロは三菱自動車の象徴的なモデルであり、世界中で高い認知度と信頼を獲得しています。新型パジェロがグローバルで成功すれば、三菱ブランドの復権につながる重要なプロジェクトとなるのです。
トライトンの成功が示すもの
現行トライトンが5年残価率63%という驚異的な数字を叩き出していることは、三菱の最新プラットフォームとエンジンの完成度の高さを物語っています。新型パジェロもこれと同レベルの残価率を実現できれば、中古車市場でも高い人気を得ることになるでしょう。
この優れた残価率は、ユーザーにとって長期所有時の経済性が良好であることを意味します。新型パジェロもこの流れを継承すれば、購入時の総保有コストを考慮した際に、非常に魅力的な選択肢になるはずです。
スタイリングと機能性のバランス
東京オートサロン2026で公開されたCM映像や予想CGイラストから、新型パジェロは現代的なデザイン言語を取り入れながらも、本格SUVとしての堂々たるプロポーションを備えていることが伺えます。
四角いフォルムを基調としつつも、最新のLED照明技術やエアロダイナミクスを反映させた洗練されたスタイリングになるものと予想されます。これにより、初代から続く「パジェロらしさ」を保ちながら、現代的な魅力を兼ね備えたモデルが実現されるのです。
今後の注目ポイント
新型パジェロの正式発表は2026年10月、発売は12月と予定されていますが、それまでの期間において、より詳細な情報が順次明かされるでしょう。エクステリアデザイン、インテリア仕様、安全装備、オフロード走破性能など、多くのポイントが注目されます。
また、発表後のユーザーの反応や市場評価が、今後のハイブリッド化やEV化といった電動化への取り組みを左右する重要な要素になるはずです。本格的なクロスカントリーSUVとしての新型パジェロの登場は、日本の自動車市場に大きなインパクトをもたらすことになるでしょう。
- 発表予定日:2026年10月
- 発売予定日:2026年12月
- ベースプラットフォーム:トライトンと同じラダーフレーム構造
- 搭載エンジン:2.4L直列4気筒ディーゼルターボ(204ps/470N・m)
- ボディサイズ:全長5メートルクラス
- 予想価格帯:530万円~750万円
- 生産地:タイ
約7年ぶりに日本市場に帰ってくる新型パジェロは、三菱自動車の本格SUV市場への強い意志を示すモデルです。高い走破性、最新の安全技術、そして快適性を兼ね備えた新型パジェロの登場を、多くのクロカンファンが待ち望んでいます。


