ミラノ五輪で新種目「スーパー団体」がいよいよ開始 日本は最強コンビで金メダル狙う

ミラノ・コルティナ冬季五輪のスキージャンプ競技は、2月17日午前3時(日本時間)に最終種目となる男子スーパー団体を迎えます。今大会から初めて正式種目として行われるこの新競技に、日本からは北京五輪金メダリストの小林陵侑選手(29)とノーマルヒル銅メダル、ラージヒル銀メダルの二階堂蓮選手(24)の最強コンビが出場します。

スキージャンプの個人ラージヒルの上位10人に同国選手が2人入っているのは、現在のところ日本(二階堂選手2位、小林選手6位)とオーストリア(5位と7位)のみ。強豪国のノルウェーやドイツと比べても、日本の総合力は圧倒的に高く、金メダルの可能性は十分にあると見られています。

「スーパー団体」とは?従来の団体戦との大きな違い

スーパー団体は、従来の4人制男子団体に変わって採用された新種目です。最大の特徴は、1チームの構成人数が4人から2人に減ったことです。国際スキー・スノーボード連盟(FIS)が2022-23シーズンのワールドカップから本格導入した比較的新しい競技形式であり、ミラノ五輪で初めてオリンピック正式種目となりました。

この新種目が導入された背景には、参加人数が2人のため、選手層が厚くない国でも出場することができるというメリットがあります。これにより、より多くの国が団体戦に参加する機会が生まれたのです。

3ラウンド制のサバイバル方式 1本のミスが命取りに

スーパー団体の競技ルールは、従来の団体戦とは大きく異なります。ラージヒル(ヒルサイズ=HS141メートル)を舞台に、各選手が最大3回ジャンプする3ラウンド制のサバイバル方式で競われます。

具体的には、1チーム2人の選手が各ラウンドで1本ずつ、計2本のジャンプを行います。その合計点で順位が変動し、ラウンドごとに下位チームが脱落していく仕組みです。

  • 1回目終了後:上位12位までが2回目へ進出
  • 2回目終了後:上位8位が3回目へ進出
  • 3回目:最終ラウンドに残った8チームがメダルを争う

最終順位は、3ラウンドで飛んだ全6本のジャンプの合計得点で決まります。常に高いレベルのジャンプを揃える必要があり、選手にかかるプレッシャーは大きいのが特徴です。

日本の有力選手 小林陵侑と二階堂蓮の活躍

小林陵侑選手は2022年北京五輪の個人ノーマルヒル金メダリストです。ミラノ五輪ではこれまで個人ラージヒルで6位に終わったものの、混合団体では銅メダルを獲得しており、安定した実力を示しています。

一方、五輪初出場の二階堂蓮選手は、今大会で出場した全種目でメダルを手にした快挙を達成しています。具体的には、個人ノーマルヒルで銅、ラージヒルで銀、そして混合団体でも銅と、3つのメダルを獲得しました。昨夏に行われた五輪テスト大会では、小林と二階堂のペアで2位に入っており、実績も十分です。

日本がメダル候補である理由 総合力では他国を圧倒

ミラノ・コルティナ五輪の個人ラージヒルで、上位10人までに同国選手が2人入っているのは、現在のところ日本とオーストリアのみとなっています。日本は二階堂選手が2位、小林選手が6位という優秀な成績を収めており、強豪国との差は明らかです。

比較してみると、強豪のノルウェーは4位と12位、ドイツは9位と15位、そして金メダルのドメン・プレブツを要するスロベニアでさえ、二番手が30位という状況です。現状の総合力は日本が一番であるという評価もあり、金メダル獲得の可能性は十分にあると見られています。

SNSでも期待の声が広がる ファンの熱い応援

日本代表コンビへの期待は非常に大きく、SNSでも注目が集まっています。「小林陵侑選手のジャンプはワクワクして盛り上がる!スーパーチーム戦も楽しみ!」「二階堂蓮って名前がカッコイイ…ゲームの主人公みたい」といった投稿が相次いでおり、個人戦での2人の活躍を受けて、金メダルを期待するファンは多いようです。

ライバル国との戦い メダル争いは激化か

日本のライバルとなるのはオーストリア、ドイツなどの強豪国です。しかし、先述したように個人ラージヒルの成績を見ると、日本の総合力の方が上回っているとの見方が強くなっています。

スーパー団体は新種目であり、従来の団体戦とは異なるルールでの競技となるため、予想外の展開もあるかもしれません。しかし、小林選手と二階堂選手の安定した実力と個人戦での好成績から、日本が上位でのメダル獲得を狙えることは確実です。

最後に 小林と二階堂の最高のパフォーマンスに期待

ミラノ五輪スキージャンプ男子スーパー団体は、2月17日午前3時(日本時間)にいよいよ開始されます。日本が悲願の金メダルを手にするには、小林と二階堂の2人がともに最高のパフォーマンスを発揮することが不可欠です。

3ラウンド制のサバイバル方式という新しいルールの中で、2人がどのような戦いを見せるのか。多くのファンが、日本代表コンビの活躍を心待ちにしています。

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