藤本タツキが描き下ろし!劇場アニメ『ルックバック』Blu-ray&DVD特典イラスト公開
2026年1月21日、藤本タツキ原作の劇場アニメ『ルックバック』Blu-ray&DVDの発売が決定し、無数のファンの注目を集めています。今回、メーカー特典として藤本タツキ描き下ろしの新規イラストが公開され、話題は更に加熱しています。
特典イラストの詳細と公開情報
メーカー特典のB5サイズアートカードに採用されたのは、藤野と京本が横並びに座る姿を描いた、藤本タツキによる完全新規描き下ろしイラストです。このイラストはBlu-ray初回生産限定版や通常版、DVD全ての形態で同封されるため、どのパッケージを手にしても特典を楽しむことができます。
- 発売日:2026年1月21日
- 収録内容:本編、押山清高監督×井上俊之によるオーディオコメンタリーなど
- メーカー特典:藤本タツキ描きおろしB5サイズアートカード(全形態共通)
- 今回公開された特典イラストは、発売に先駆けて各種公式サイトやニュースメディアでお披露目
劇場アニメ『ルックバック』とは
『ルックバック』は、『ファイアパンチ』『チェンソーマン』などで世界的な人気を誇る藤本タツキが2021年7月に「少年ジャンプ+」で発表した漫画を原作とする劇場アニメです。小学生の藤野と不登校の同級生・京本、二人の少女が「漫画を描く」という可能性を共に広げていく青春群像劇には、多くのファンや著名クリエイターからも支持が集まりました。
本作は「このマンガがすごい!2022」オトコ編第1位や小学館漫画賞など、多数の賞を受賞し、藤本タツキの新たな代表作としてもその地位を確立しています。
作品のストーリーと登場人物
- 藤野:小学四年生で学年新聞に四コマ漫画を連載する、絵が得意な女の子。自信を持ちながらも、さまざまな経験を通し成長していく。
- 京本:藤野の同級生で不登校の少女。最初は顔を合わすことも難しいが、実は高い画力を持ち藤野に静かな憧れを抱いている。
物語は、ひたむきに漫画を描き続ける二人が出会い、時にぶつかりながらも支え合い、やがて運命を左右する出来事に直面するまでを濃密かつ繊細な筆致で描いています。
アニメーションスタッフとキャスト
- 原作:藤本タツキ(集英社ジャンプコミックス刊)
- 監督・脚本・キャラクターデザイン:押山清高
- 美術監督:さめしまきよし
- 色彩設計:楠本麻耶
- 撮影監督:出水田和人
- 編集:廣瀬清志
- 音響監督:木村絵理子
- 音楽:haruka nakamura
- アニメーション制作:スタジオドリアン
- 配給:エイベックス・ピクチャーズ
- 藤野役:河合優実(「不適切にもほどがある!」純子役で話題)
- 京本役:吉田美月喜(『あつい胸騒ぎ』『カムイのうた』主演)
二人の若手俳優が主人公たちに命を吹き込み、それぞれの魅力と心の奥深さまで繊細に表現しています。
藤本タツキとは?
藤本タツキは、1992年生まれ。『ファイアパンチ』『チェンソーマン』で驚異的な人気を博し、既存の漫画文法を覆す先鋭的な作風と深い人間描写で国内外のファンに愛されています。世界的な漫画家の一人であり、各種賞を受賞するなど、今もっとも注目されるクリエイターと言えるでしょう。
『ルックバック』では、少年少女の成長や葛藤、切なさと希望といった感情を、まっすぐでありながらも鋭く描き出しています。この力強さと繊細さの同居が、老若男女問わず多くの読者の心を打ちました。
今回の描き下ろしイラストが持つ意味
今回公開された藤本タツキ描き下ろしの新規イラストは、本作の核心ともいえる藤野と京本の「横並びに座る姿」が収められています。原作漫画・アニメのストーリーにとって極めて重要なシーンを想起させる構図であり、多くのファンがこの絵に胸を熱くしています。
イラストには、二人の間に流れる静かな友情や絆、そしてこれから続く未来への小さな希望が込められているように感じられます。藤本タツキ自らがイラストを手掛けたことで、ファンにとっては非常に貴重なコレクターズアイテムとなると同時に、物語への没入感をより一層深めるものとなりました。
関連アイテムや今後の展開
Blu-ray&DVDの発売にあわせて、主題歌を担当したharuka nakamuraによるオリジナルサウンドトラックのアナログレコードも2026年1月16日に発売決定しています。美しい音楽と共に物語世界を様々な角度から楽しむことができるでしょう。
- Blu-ray/DVD(2026年1月21日発売)
- B5サイズ 藤本タツキ描きおろしアートカード付属
- オリジナルサウンドトラック(アナログレコード/2026年1月16日発売)
ファン・クリエイターからの期待と反響
原作発表当初から多くの反響を呼んだ『ルックバック』は、ジャンルや世代を問わず、社会現象的な人気を獲得してきました。劇場アニメの公開に加えて、今回の特典イラスト公開を受け、改めてSNSやコミュニティでも作品への愛や作者へのリスペクトが数多く投稿されています。
今後はBlu-ray&DVDの発売、サウンドトラックのリリースを通して、『ルックバック』の世界がさらに広がり、多くの人々の心に刻まれていくことでしょう。藤本タツキ描きおろしイラストは、まさにその「未来への橋渡し」となる存在です。
まとめ
劇場アニメ『ルックバック』のBlu-ray&DVD発売と、藤本タツキによる新規描き下ろしイラストの公開は、作品のファンのみならず、現代の漫画・アニメ文化にとっても重要な出来事となっています。両主人公の「これから」を思わせる一枚は、手に入れた人すべてに「二人の物語」の温かさや切なさをじんわりと伝えてくれることでしょう。
青春と創作の瑞々しさ、そして藤本タツキの人間賛歌。ぜひ各種特典と共に、『ルックバック』の世界をじっくり味わってみてください。




