AIと昭和ドラマの融合再び──「渡る世間は鬼ばかり 令和版」12月放送決定!
「渡る世間は鬼ばかり」が、令和の時代に革新的な形で復活します。今回放送されるのは「AI橋田壽賀子 渡る世間は鬼ばかり 令和版」――脚本家・橋田壽賀子さんの豊富な作品データと現代のAI技術が結集し、往年の人気ドラマが家族の新しい物語とともに再び私たちの前に登場します。
「AI橋田壽賀子」が紡ぐ新たな家族ドラマ
2025年12月20日(土)と21日(日)の午後3時から、BS-TBSで2日間に渡り放送される本作。5月に放送され大好評だった「渡る世間は鬼ばかり 番外編」の第2弾として、今回は前後編合計2時間の拡大版として放送されます。
脚本は、橋田壽賀子さんの数百話分ものシナリオデータとキャラクター設計を学習した大規模言語モデル「AI橋田壽賀子」が担当。創作過程は、AIと人間脚本家チームの協働プロジェクトとして進行。KDDIやAIベンチャーABEJAの最新AI技術が活用され、AIが「発想の壁打ち相手」として、脚本家の創造性を広げる役割を果たしています。
本作は「もし橋田先生が存命で現代をドラマ化したら?」というコンセプトのもと、コロナ禍以降の社会や家族の在り方、「今」を生きる家族の物語が温かく描かれています。
レギュラー陣待望の再集結
「令和版」には吉村涼、村田雄浩、安藤美優ら前作キャストに加え、中田喜子、野村真美、藤田朋子、角野卓造など「渡鬼」のレギュラーメンバーが再び大集合。ドラマ撮影現場では、久々に顔を合わせたファミリーの再会ショットも公開され、ネットには「相変わらず若くて美しい」「姉妹ツーショットが懐かしい」と歓喜の声が広がっています。
- 吉村涼(小島五月の長女・田口愛役)
- 村田雄浩、安藤美優
- 中田喜子(岡倉家四女・葉子役)
- 野村真美(岡倉家五女・長子役)
- 藤田朋子
- 角野卓造
2023年放送以来、約6年ぶりとなるレギュラーによる「渡鬼」。野村真美さんは「年の瀬の楽しみ!」と期待感を語り、SNSでもファンによる「姉妹再会」「あの頃と変わらない若々しさ」への声援が溢れています。
三家族の現代ドラマ──コロナ禍後の絆
ドラマは「幸楽」を継いだ田口家(吉村涼)、「大原家」(中田喜子)、「本間家」(藤田朋子)の三家族を中心に、コロナ禍を乗り越えて新しい暮らしに向き合う家族たちの「今」を描写。昭和の家族観、平成の移ろい、令和の複雑な社会と家庭――三世代で家族のあり方、仕事や子育て、介護など生活の変化が丁寧に描かれています。
- 子供や孫の世代が独立し、それぞれの家庭が新たな課題に直面する
- コロナ禍での孤独やリモートワーク、介護問題、相続や家の継承
- 家族を結びつける「心」と、すれ違いを乗り越えていく姿
家族が「鬼」にもなれる現実と、それを乗り越えてゆく「愛と絆」――橋田ドラマの真骨頂が、現代ならではのストーリー展開で復活します。
制作陣の挑戦──AI×人間、“心”のあるドラマとは?
長年「渡鬼」を支えてきた石井ふく子チーフプロデューサーは、「今こういうドラマを待っていたと言ってもらえたら恩返しになる」と語り、何度も見返したくなる「心と心のドラマを届けたい」と熱意を語っています。演出の山崎恆成プロデューサーも、前作「番外編」初稿では「心がない」と厳しい評価を受けたが、今回はAIとチームが進化し「一発OK」を得るまでの品質向上を実現。「三つの家族を通してAIが“人の心”をどう描くか、ぜひ期待してほしい」と述べています。
AIの活用は「脚本制作の補助」ではなく、「人間の創造性を拡張する新しい制作スタイル」として捉えられています。橋田文化財団・KDDI・ABEJAとの共同で、AIと人間の協働が“現代の心”を描き出す大規模な実験としても注目されています。
放送日時・視聴方法のご案内
- 放送日:2025年12月20日(土)・21日(日) 午後3:00~4:00(BS-TBS)
- 配信:12月初旬からYouTubeでショートドラマも順次公開
放送後は、番組公式サイトでも特設ページが設けられ、追加配信や情報の更新が予定されています。視聴者からの感想・思い出エピソードも募集しており、令和の「渡鬼」ファミリーとして参加できる仕掛けも注目です。
ファンからの反響と期待の声
- 「年末のお楽しみ!」(野村真美)
- 「姉妹ショットに癒される」「あの頃と変わらない若々しさ」
- 「温かな家族愛がまた見られるのが嬉しい」
- 「AI×人間で、どんな物語になるのかワクワク!」
番組発表の瞬間、SNSでは「本当に嬉しい」「懐かしさと新しさが融合している」「AI脚本ってどんなドラマになる?」と早くも話題騒然。2025年12月、家族団欒のひとときに彩りを添える新作に、多くの視聴者が期待しています。
最後に
昭和から平成、令和へと続くシリーズ。「家族の絆」と「変わらぬ人の温かさ」というテーマは時代を超えて多くの人の心に響きます。AIと人間の共創による令和版・渡る世間は鬼ばかり――日本の家族ドラマに新たな歴史が刻まれます。放送日をお楽しみに!

 
            


