ガンプラ新時代到来——話題沸騰!「F91」「ストフリ弐式」「ジークアクス01」最新情報まとめ

2025年10月、ガンプラファンが待ち望んだ新作がついに発表されました。今年の話題は「質量を持った残像」を再現したガンダムF91のクリアカラー版や、『劇場版ガンダムSEED』からの「ストフリ弐式」のHGガンプラ化、さらにはジークアクスより新規MS「01ガンダム」のHGモデル化など、バリエーション豊かな新商品が勢揃いしています。今回は第63回全日本模型ホビーショーでの展示や詳細、設計思想などをやさしく解説します。

ガンダムF91の“質量を持った残像”をガンプラで実現

2025年10月18日から19日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第63回全日本模型ホビーショー」。その最大の話題の一つが『機動戦士ガンダムF91』に登場したガンダムF91の“質量を持った残像”を再現したガンプラ、「HG 1/144 ガンダムF91 [残像イメージクリアーVer.]」です。

  • クリア素材で劇中表現: 劇中で装甲表面から金属が剥離し、残像すら質量を持ったような特殊効果を発揮するガンダムF91。その現象を表現するため、装甲部分にクリアカラーのパーツが使用されています。
  • 発売情報: 発売予定は2026年6月、価格は1,970円(税込)。ガンダムベース限定での販売となり、コレクターには見逃せない一品です。
  • 展示の工夫: 会場では通常版と残像イメージクリアーVer.を並べて展示。複数体を使うことで“質量を持った残像”が発生する劇中の迫力あるシーンを演出しています。

このクリアカラーバージョンはライトや背景で印象が大きく変わり、様々なポーズを取らせることで、ファンそれぞれの“F91体験”が演出できる点が魅力です。

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の最新MS「ストフリ弐式」HG化

2024年に劇場公開され話題となった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。その中核MSである「ストライクフリーダムガンダム 弐式」(通称ストフリ弐式)が、ついにHGシリーズ(1/144スケール)でガンプラ化されます。

  • 特徴的な武装: 最大の特徴はドラグーンシステムを搭載し、複雑な機動を表現できる「光の翼エフェクト」パーツが付属したことです。これにより、劇中の美しい戦闘シーンを忠実かつダイナミックに再現することができます。
  • 可動域の広さ: 肩部や脚部の可動ギミックも充実しており、さまざまなアクションポーズが楽しめます。
  • 商品構成: メイン武装やオプションパーツが同梱されており、初心者から上級モデラーまで満足できる内容となっています。

近年のHGガンプラは精度と組みやすさの両立がさらに進化しており、ストフリ弐式はその集大成のようなモデルです。豪華なエフェクトパーツが付属することでディスプレイの幅も大きく広がります。

ジークアクス新規MS「01ガンダム」HG化!多種多様な武装も魅力

そして2025年の新規シリーズとして注目されているのが、ジークアクスより発表された「01ガンダム」のHGガンプラ化です。

  • 豊富な武装: 標準装備のビームライフルやシールドに加えて、大型兵器「ハイパー・バズーカ」など複数の武装パーツが付属。劇中での多彩な戦闘バリエーションをパーツの組み換えで表現できます。
  • 新規設計のプロポーション: ジークアクスシリーズならではの先進的なデザインと可動ギミックで、本体のフォルムとプレイバリューが両立されています。

01ガンダムはこれまでにない新規設定やストーリー展開も話題で、ガンプラとしての進化を強く感じさせる一品です。

第63回全日本模型ホビーショーの会場レポート

2025年10月18日〜19日、東京ビッグサイト(南3・4ホール)で開催される「第63回全日本模型ホビーショー」では、上記新作以外にも多数の注目ガンプラが発表・展示されました。

  • 会場にはビギナーからベテランファンまで数多くの来場者が訪れ、新作ガンプラの実物サンプルや完成見本を熱心にチェック。
  • イベント限定や先行販売のモデルも数多く出品され、その場で購入希望者が長蛇の列を作るシーンも見られました。
  • ステージイベントやトークショーも実施され、開発担当者が最新モデルの設計思いやこだわりポイントを明かすコーナーも盛況。

また、今回展示された新作ガンプラには他にも「HG 1/144 ギラ・ドーガ(重武装仕様)」「HG 1/144 ガンダムダブルエックス[クリアカラー]」「RG 1/144 ガンダムエピオン[スペシャルコーティング]」「ベストメカコレクション 1/144 RX-78-2 ガンダム(REVIVAL Ver.)」など幅広い年代・シリーズの人気アイテムも勢揃いし、まさに「ガンプラの祭典」といった雰囲気に包まれていました。

ガンプラの進化とファンの広がり

ここ数年、ガンプラの進化は実にめざましいものになっています。精密なモールドとギミック、パーツ分割技術の革新、どんなユーザーでも「作る楽しみ」と「飾る満足感」を体験できる工夫が徹底されています。

  • クリアカラー: 抜群の透明感や幻想的な演出で、光の加減や背景によって新しい魅力を見せてくれます。劇中再現やオリジナルアレンジも自由自在です。
  • エフェクトパーツ: 「光の翼」など、動きや臨場感を増幅させるオプションパーツによって、静止画でも劇中のダイナミズムを感じることができます。
  • 豊富な武装換装: パーツ組み換えやカスタムが手軽に楽しめる設計で、世代を超えて誰もが自由に“自分だけのガンプラ”を作れる時代になりました。

また、ガンプラを通じて親子や友人で楽しむ「作る体験」が拡大しつつあり、完成後のディスプレイやSNSでの作品共有など、楽しみ方も多様化。アニメや映画とあわせて模型ホビー全体の裾野が広がっています。

これからの展望

2025年後半から2026年にかけて続々登場する限定モデルや新規造形は、これまで以上にファンの創作意欲を掻き立ててくれます。また、「新しいガンプラ体験」を目指すBANDAI SPIRITSの取り組みも注目に値します。今後もガンプラは進化し続け、私たちに驚きと楽しみを提供し続けてくれるでしょう。

まとめ

  • ガンダムF91の「質量を持った残像」表現、ストフリ弐式の「光の翼エフェクト」付きHG、ジークアクスの新MS「01ガンダム」——いずれもガンプラ史に残るエポックメイキングな新商品
  • 技術と設計思想の進化により、ビギナーからベテランまで誰もが楽しめる時代に
  • 全日本模型ホビーショーでの盛り上がりからも、ガンプラ文化の新たな広がりと未来への期待が感じられます

作る喜び、飾る楽しさ、そして創意工夫。ガンプラ新時代を、あなた自身の手で体験してみませんか?

参考元