BreakingDown17オーディションで衝撃の大乱闘が勃発
格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の第17回大会に向けたオーディションで、とんでもない騒動が起こりました。9月17日に公開されたオーディションの様子では、大阪喧嘩自慢のシェンロンと”悪童”レオの親友であるドラゴンが、控え室で衝撃的な大乱闘を繰り広げる場面が映し出されました。
この騒動は、SNS上で続いていた両者のあおり合いが現実の暴力へと発展したものです。オーディション開始の30分前という、まさに本番直前のタイミングで事件は起こりました。ドラゴンがシェンロンを突然襲撃し、殴りかかったことで控え室は大混乱に陥りました。
流血騒ぎでスタッフも大パニック
乱闘の結果、シェンロンは左眼上を負傷し、かなりの出血を伴う怪我を負いました。この流血事態にシェンロンは激高し、「お前ら殺したるからな」と応戦する姿が映像に収められています。あまりの騒動にスタッフたちは大慌てで止めに入り、「セキュリティ!セキュリティ呼んで!」という悲鳴のような声が飛び交う事態となりました。
セキュリティに羽交い締めにされたシェンロンでしたが、「鬱陶しいんじゃ」と大暴れを続けました。一方のドラゴンも「お前一発で白目むかしたるからこい」と挑発を止めることなく、現場の緊張感は最高潮に達していました。
オーディション会場でも再び大乱闘
控え室での騒動だけでは終わらず、殺気立つ大阪軍団とレオ・ドラゴン陣営は、オーディション会場でも再び大乱闘を展開しました。今度はリキがドラゴンを襲撃し、レオが助けに入ると、シェンロンとダイスケも参戦する事態に発展しました。
この二度目の乱闘でもシェンロンは再び流血し、「お前ら戦争やからな」と怒声を浴びせる場面が映し出されています。もはや格闘技のルールを超越した、リアルな抗争の様相を呈していました。
対戦カード決定と記者会見での緊張
こうした一連の騒動を経て、レオがドラゴンと”博多の虎”虎之介とチームを結成したことが発表されました。この発表により大阪軍団と再び大もめとなり、最終的にドラゴンとシェンロンの直接対決が決定しました。
9月15日に都内で開催された記者会見では、全25戦の対戦カードが発表されましたが、ここでも緊張が走る場面がありました。会見時にもあわや乱闘かという空気の中で、ドラゴンが会場から退出させられる一幕もあり、両者の因縁の深さを物語っています。
大会概要と注目の対戦カード
『AMBiQUE presents BreakingDown17』は、2025年9月27日(土)に立川立飛アリーナで開催されることが決定しており、12:30開場、14:00開始予定となっています。今大会では無料配信5試合を含む全25戦が予定されており、長く続く因縁やオーディションで新たに発生した因縁をキッカケとした様々な試合が組まれています。
特に注目されているのは、過去のオーディションからレオと長く因縁のあるシェンロンが、レオの親友であるドラゴンと対戦するカードです。また、虎之介はBreakingDown15.5の勝利インタビュー時に熱望していたメカ君とのカードも実現することになりました。
ファンへの情報提供と今後の展開
今回の対戦カードが組まれるに至ったオーディションの詳細な様子は、9月17日から9月25日まで朝倉未来YouTubeチャンネルにて隔日で配信される予定です。さらに9月26日には前日記者会見のライブ配信も実施され、ファンは大会当日まで継続的にBreakingDown17の様々な情報を楽しむことができます。
会場チケットは9月16日まで最大15%OFFで購入可能となっており、9月12日からはPPVチケットの販売も開始されています。これほどまでに生々しい因縁と激しい闘志が交錯する大会は、格闘技ファンにとって見逃せない内容となっています。
格闘技イベントの新たな形
BreakingDownは「1分間最強を決める」というコンセプトで開催されている格闘技イベントですが、今回のような舞台裏での本気の乱闘は、従来の格闘技イベントとは一線を画する要素となっています。オーディションから既に真剣勝負が始まっているという状況は、ファンにとってはより一層興味深い内容となり、本戦への期待を高める要因となっています。
今回の騒動により、ドラゴン対シェンロンの一戦は単なる格闘技の試合を超えた、本物の因縁対決として注目を集めることになりました。両者の間に横たわる深い溝と激しい闘争心は、9月27日の本戦でどのような結末を迎えるのか、格闘技界だけでなく多くの人々が固唾を飲んで見守っています。