三菱自動車「パジェロ」日本復活――伝説の本格SUV、ついに新型を発表間近!

約7年ぶり、待望のパジェロが帰ってくる

三菱自動車は、多くのファンから復活が待ち望まれていた「パジェロ」の日本国内での新型モデル導入を、ついに正式に進めていることが複数の取材から明らかになりました。2019年に国内生産が終了して以来約7年ぶりとなるパジェロのカムバックに、自動車業界と愛好家の間で大きな関心が寄せられています。特にSUV市場の活況が続く中、パジェロは再びフラッグシップとしての存在感を示すことが期待されています

パジェロ復活、その背景にある三菱の新戦略

三菱自動車は2023年に発表した中期経営計画「Challenge 2025」の中で、2025年度までに全16車種、うち電動車9車種の投入を打ち出しました。その中でも、「PPV」(ピックアップ・パッセンジャー・ビークル)としてポジションされる新型パジェロは、「トライトン」ベースのピックアップSUVとして2026年までに市場投入される見通しです。これにより、トヨタ「ランドクルーザー」などのライバルと共に、再びクロスカントリーSUVセグメントで存在感を高める戦略がうかがえます

新型パジェロの特徴と進化――「トライトン」譲りの走破性と最新装備

  • 堅牢なラダーフレーム:新型パジェロは、現行「トライトン」とプラットフォームを共有し、ラダーフレームによる高剛性・高耐久ボディを実現。未舗装路や悪路でも優れた走破性を発揮します
  • 進化したパワートレイン:エンジンには最新のクリーンディーゼルやハイブリッドなど、環境性能とパワーを両立した新世代パワートレインを搭載予定。具体的には「2.4Lディーゼルターボ」等の導入が予想されています
  • 最新の安全/快適装備:予防安全装備の強化はもちろん、最新型コネクティッドサービスや、ファミリーユースを意識した快適装備の充実も図られます。モダンなインテリアデザインや広い荷室空間も大きな特長です

山岳地帯での耐久テストも確認――パジェロらしさを体現

新型パジェロが過酷な山道で厳しい高温耐久試験やトレーラー牽引テストを行う様子も捉えられています。伝統の「ダカールラリー」由来の圧倒的な悪路走破性は健在であり、本格クロスカントリー4WDの真価が期待されています

名車パジェロの歴史とレース栄光

初代パジェロは1982年、「フォルテ」をベースに誕生。1985年には「パリ・ダカールラリー」で初優勝、2001年からはなんと7連覇という偉業を成し遂げ、ラリーファンのみならず世界中のアウトドア愛好家から支持を集めてきました。長年にわたり「三菱=パジェロ」「パジェロ=世界最強SUV」というイメージを築き上げてきました。

パジェロスポーツも日本復活、ラインナップ拡充

「パジェロスポーツ」(海外名:チャレンジャー)も2025年中にフルモデルチェンジを行い、日本市場での販売が予定されています。2015年以来約10年ぶりとなる全面刷新で、より洗練されたデザインと装備、快適な居住性、環境性能の向上など、多角的な進化を遂げる予定です。これにより、日本国内のSUVラインナップは一層充実し、多様なユーザーのニーズに対応します

外装・内装デザインの最新トレンド

  • ダイナミックシールドグリルを採用したフロントフェイスが特徴的です。
  • ワイド&ローなフォルム、スポーティなLEDライト、細部まで研ぎ澄まされたディテールが高級感と逞しさを演出します。
  • インテリアは上質感と機能性が強く意識され、快適なシートや多機能ディスプレイ、安全装備も標準搭載。

発売日と価格は?

現時点で新型パジェロの日本発売は2026年が有力視されており、「パジェロスポーツ」については2025年中のデビューとされています。価格帯については未発表ですが、同セグメント内の競合車種と並ぶ400万円台中盤~600万円台が想定されています

持続可能な技術とグローバル展開

中期経営計画に示されている通り、三菱自動車は今後のSUVラインナップでも電動化・環境対応技術を重視。パジェロ、パジェロスポーツも、グローバル市場での競争力強化の柱として位置づけられており、東南アジア、中南米、中東、アフリカでも順次展開される方針です

パジェロ復活に寄せられるユーザーの声

  • 「またパジェロが日本の道で見られる日が来るのをずっと待っていた」
  • 「キャンプやアウトドアに強い味方!三菱の新しい技術とパジェロのDNAの融合に期待」
  • 「ランドクルーザー以外も選択肢が増え、国内SUV市場が面白くなる」

まとめ

伝説的存在の三菱パジェロが、ついに日本市場で復活します。本格的なクロスカントリー4WDの伝統を守りつつ、最新の技術・安全装備・環境性能で大きく進化。新型パジェロ、そしてパジェロスポーツの登場によって、再び三菱ブランドの存在感が国内外で高まることは間違いありません。SUVシーンの今後に、ぜひ注目しましょう。

“`

参考元