角田裕毅、ラスベガスGPでフェルスタッペンを上回る好タイム!

2025年11月20日、アメリカ・ラスベガスで開幕したF1第22戦「ラスベガスGP」。この日行われたフリー走行1回目(FP1)で、角田裕毅選手(レッドブル・ホンダRBPT)が驚異的な走りを見せ、フェルスタッペンを上回る3番手タイムを記録しました。最速はフェラーリのシャルル・ルクレール選手、2番手はウイリアムズのアレクサンダー・アルボン選手と続き、マックス・フェルスタッペン選手は4番手でフィニッシュしました。

角田裕毅、FP1でフェルスタッペンを上回る

ラスベガス・ストリップ・サーキットは、夜間開催が特徴のストリートコース。今年は例年よりも気温が低く、ドライバーたちにとっては厳しいコンディションが予想されていました。そんな中、角田裕毅選手は冷静な走りを見せ、1分34秒802のタイムを記録。フェルスタッペン選手(1分34秒901)を上回る結果となりました。

  • 1位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
  • 2位:アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)
  • 3位:角田裕毅(レッドブル)
  • 4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

角田選手の好走は、レッドブルチームにとっても大きな前進。昨年から続くチーム内の激しいポジション争いに、新たな風が吹き込みそうです。

“シン・シティ”の冷え込み、アロンソがフェルスタッペンと共通点を発見

ラスベガスは“シン・シティ”とも呼ばれる街。今年は例年以上に冷え込む気温が話題となり、ドライバーたちの体調管理も注目されています。アストンマーティンのフェルナンド・アロンソ選手は、「フェルスタッペンと自分は、寒さに強い点が共通している」と語り、会場を和ませました。

アロンソ選手は、過去に極寒のレースでも好成績を残してきた経験から、ラスベガスの冷え込みを逆手に取る戦略を立てているようです。一方、フェルスタッペン選手も「寒さは自分にとってもチャンス」とコメント。両選手とも、厳しいコンディションを乗り越える自信を見せています。

新しい時代のF1グランプリが幕を開ける

ラスベガスGPは、F1の新しい時代を象徴するグランプリとして注目されています。夜間開催、ストリートコース、そして世界中から集まるファンたち。今年はさらに、ソフト寄りのタイヤ(C3、C4、C5)が持ち込まれ、レースの展開に大きな影響を与えることが予想されています。

レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスといったトップチームがしのぎを削る中、角田裕毅選手の好走は、日本勢にとっても大きな励みとなりました。今後の予選や決勝レースでも、角田選手の活躍が期待されます。

今後のスケジュール

  • 11月21日(金):フリー走行2回目
  • 11月22日(土):フリー走行3回目、予選
  • 11月23日(日):決勝レース

ラスベガスGPは、F1ファンにとっても、ドライバーたちにとっても、新たな挑戦の場となっています。今後も、角田裕毅選手をはじめとする日本勢の活躍に注目が集まりそうです。

まとめ

角田裕毅選手がラスベガスGPのFP1でフェルスタッペンを上回る好タイムを記録。例年以上に冷え込む“シン・シティ”で、アロンソ選手とフェルスタッペン選手が共通点を発見。新しい時代のF1グランプリが幕を開けました。今後のレース展開に、ますます注目が集まります。

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