久保建英がビジャレアル戦で先発復帰、今季の重要な転機となるか

2025年11月30日、スペイン・ラ・リーガ第14節でレアル・ソシエダがビジャレアルとホームで対戦しました。この試合で注目を集めたのは、日本代表MF久保建英の先発復帰です。久保建英は前節のオサスナ戦に30分の出場に留まっていたものの、この重要な試合でスタメン起用されることが判明していました。

停滞期に入った久保建英のキャリア

今季の久保建英は、これまでのレアル・ソシエダにおける活躍と比べて大きく結果を残せていません。ラ・リーガでの出場は11試合593分に留まっており、得点数はわずか1点、アシストはゼロという状況です。これは怪我の影響もあり、選手としての実力を十分に発揮できていない状態を示しています。

久保建英はこれまでレアル・ソシエダのエース格として活躍してきました。しかし今季に関しては、チーム内における存在感が確実に薄れてきています。同じポジションに新加入のゴンサロ・ゲデスが現れたことで、久保のポジションが脅かされている状況となっています。ゲデスは前節のオサスナ戦でゴールを挙げるなど好調を維持しており、レアル・ソシエダの公式戦6試合連続無敗(4勝2分)という好調モードをけん引する立役者となっています。

ビジャレアル戦に込められた意味

今回の対戦相手ビジャレアルは、久保建英にとって古巣クラブです。2020-21シーズンの前半戦にレンタルでプレーした経験があります。この試合は単なるリーグ戦ではなく、久保建英のキャリアにおいて極めて重要な意味を持っています。

レアル・ソシエダのエースストライカーであるオヤルサバルが左足のハムストリングを痛め、1ヶ月ほど戦列を離れることになっています。そのため、攻撃陣ではクボ、ゲデス、ブライス・メンデス、バレネチェアといった選手たちが責任を負うことになっているのです。このような状況だからこそ、久保建英が今試合で得点やアシストという目に見える結果を残すことが、今後のキャリアを左右する重要な局面となります。

コンディション改善と復調の兆し

前向きなニュースとしては、久保建英のコンディションが改善傾向にあることが挙げられます。11月22日に行われたオサスナ戦に30分ほど出場した後、1週間の間隔があったことから、久保のコンディションは上向きになっているはずだと指摘されています。さらに、ソシエダ監督は「久保建英は足首の怪我から完全回復している」と明言し、完全復調が間近であることを示唆しています。

年内の重要な戦いの開始

レアル・ソシエダは年内のリーグ戦として4試合を残しています。ビジャレアル戦を含め、これからの試合で3勝1敗か3勝1分け、もしくは4連勝という勢いを継続できれば、来季のEL(ヨーロッパリーグ)出場権獲得も現実的な目標となります。つまり、この時期のレアル・ソシエダの成績は、クラブの来季の在り方を大きく左右する重要なポイントなのです。

久保建英にとっても、来夏に強豪クラブへの移籍を実現させるためには、このビジャレアル戦を含めた今後の試合で確かな存在感と数字面での上積みが不可欠です。バックアッパー降格の危機に瀕している状況を打破し、再びレギュラーポジションを確立するためには、ここからが正念場となります。

試合の視聴方法

この試合は日本時間11月30日(日)にエスタディオ・アノエタで開催されました。テレビ放送やネット配信を通じて、日本からも多くのサッカーファンがこの重要な試合を視聴することができました。DAZN、ABEMA、DMM×DAZNホーダイなど、複数の配信プラットフォームで試合の様子が伝えられています。

久保建英の輝きを取り戻せるか

久保建英は現在、キャリアにおいて重要な岐路に立たされています。選手としての実力的には、メガクラブに準レギュラーとして在籍していても何ら不思議ではない実力を持っているとも指摘されていますが、現状ではラ・リーガ中位クラブのレギュラー、あるいはそれより下のポジションに甘んじている状況です。

古巣ビジャレアル戦での先発復帰は、久保建英が再び自分の価値を証明する大きなチャンスとなります。怪我からの完全回復、そしてコンディションの改善が報告されている今、久保建英がこの試合で得点やアシストといった目に見える結果を残すことができるかどうかが、今後のキャリアの方向性を大きく左右することになるでしょう。

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