堂安律、フライブルクからアイントラハト・フランクフルトへ移籍決定間近 移籍金は約30億円超えの大型契約
日本代表MF堂安律選手のドイツ・ブンデスリーガでの移籍がいよいよ決定的となっています。現在SCフライブルクに所属する堂安選手は、アイントラハト・フランクフルトへの完全移籍でクラブ間の合意に達したことが現地報道で複数確認されました。移籍金は約30億円から34億円と見られており、大型契約となる見込みです。
移籍の背景と経緯
堂安律選手はフライブルクに加入してから現在まで3年目を迎え、2024-25シーズンのリーグ戦では34試合に出場し、10ゴール・8アシストという活躍でクラブのブンデスリーガ5位入りに大きく貢献しました。UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権は獲得できなかったものの、国内外で評価が高まり、さらなるステップアップの機会が模索されてきました。
こうした中、2025年8月現在、堂安選手のフランクフルト移籍が急速に現実味を帯びています。ドイツ大手メディア『ビルト』は、堂安選手本人とフランクフルトとの間で2030年までの5年契約に合意していると報じ、クラブ間でも交渉が大詰めを迎え移籍金を巡る最終調整が続いていると伝えています。
移籍金と契約の詳細
契約解除条項としてフライブルクが3,000万ユーロ（約51億円）を設定していたものの、両クラブの関係が良好なことから値下げ交渉がなされ、現時点で約2,000万ユーロ（約34億円）前後で合意に達したと報告されています。日本円換算で30億円を大きく超える移籍金は、日本人選手としては極めて高額であり、その期待値の大きさを示しています。
また、堂安選手はフランクフルトとの個人合意も既に済んでおり、移籍が正式に決定すれば日本代表の10番としての役割をさらにドイツトップレベルの舞台で発揮できる環境が整うことになります。
フランクフルトの狙いと今後の展望
アイントラハト・フランクフルトは2025-26シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、チーム強化の一環として堂安選手を迎え入れる狙いがあります。堂安選手の攻撃的MFとしての多彩なプレースタイルは、チームの戦術にもフィットすると評価され、ブンデスリーガ内外からも注目される移籍となりそうです。
また、他にもバイエルン・ミュンヘンやイングランド・プレミアリーグなどから関心が寄せられていたことから、本人が慎重に比較検討のうえでフランクフルトを選択したことも大きなポイントです。今後の活躍次第では日本代表としても重要な役割を果たし続ける存在となるでしょう。
まとめ
- 堂安律選手のフライブルクからアイントラハト・フランクフルトへの移籍が合意間近となった。
- 移籍金は約30億円から最大34億円超と報じられ、日本人選手としては高額な契約となる見込み。
- 堂安選手はフランクフルトと5年契約で個人合意済み。
- フランクフルトはUEFAチャンピオンズリーグに出場する強豪クラブであり、堂安選手のさらなる成長が期待されている。
今夏のこの移籍は日本サッカー界にとっても注目の出来事であり、堂安律選手の新たな挑戦にファンからの期待が高まっています。
