Gタウンでスポーツと地域がつながる――「ジャイアンツ×ヴェルディ タッグフェスタ2025」開催レポート

2025年8月30日・31日、東京都稲城市の「ジャイアンツタウンスタジアム」(通称:Gタウン)で、読売巨人軍(ジャイアンツ)とJ1サッカークラブ・東京ヴェルディが共同主催する大型スポーツイベント「ジャイアンツ×ヴェルディ タッグフェスタ2025」が開催されました。

このフェスタは、2025年3月のGタウン開業を受け、地域の子どもたちや住民にスポーツの楽しさや多世代交流の機会を提供することを目的としています。会場のGタウンには地元を中心に多くの家族連れやスポーツファンが訪れ、今年新たな地域の象徴となったこのスタジアムの熱気に包まれました。

ジャイアンツとヴェルディ、地域への想いがつなぐスポーツフェスタ

本フェスタの主なターゲットは小学生。ジャイアンツアカデミーや東京ヴェルディスクールのコーチ陣による「マルチスポーツ体験」が目玉コンテンツとなり、合計60名の子どもたちが未来のスポーツ選手を夢見て汗を流しました。

体験できる種目とプログラムの豊富さ

  • 野球体験(ジャイアンツアカデミー)

    現役コーチやOB・OG指導のもと、キャッチボールやバッティングの基礎練習を楽しく身につけました。子どもたちは「憧れの坂本勇人選手みたいになりたい」と笑顔で語る姿が印象的でした。

  • サッカー体験(東京ヴェルディスクール)

    東京ヴェルディの育成担当コーチの丁寧な指導で、ドリブルやパス、ミニゲームを体験。「シュートが決まるととても楽しい!」という歓声が会場に響き、スポーツで心を一つにする場面が幾度も見られました。

  • フラッグフットボール、かけっこ

    日本ではまだ馴染みの少ないフラッグフットボールや、シンプルな「かけっこ」を通して運動の基本的な動きや多様なスポーツの魅力を伝えました。

  • チアダンス体験

    室内ブルペンではチアリーダーOGによるダンスレッスンも開催。リズムに乗せて身体を動かし、心から楽しむ笑顔が広がりました。

OBトークショーで語られた名場面とエール

両チームのOBによるトークショーもフェスタの大きな魅力です。プロ野球界、サッカー界それぞれで活躍した伝説的な選手たちが、子ども時代のエピソードやスポーツで学んだことの大切さ、そしてGタウンや稲城市への熱い思いを語りました。特に「夢を持ちつづけて努力すれば必ず結果が出る」というメッセージは、子どもたちだけでなく来場者全員の心に響きました。

また、トークショーの様子はGIANTS TVで無料配信され、自宅での視聴も可能に。こうしたオンライン配信の工夫も多くの人にイベントの楽しさを届ける新たな試みでした。

パブリックビューイングと大抽選会――Gタウンが「体験+観戦+参加」の場に

  • パブリックビューイング

    夕方からは、両チームの試合や名シーンを大型スクリーンで楽しむパブリックビューイングが実施され、多世代が一緒になってゲームの一体感を味わいました。観戦時の子どもたちの目の輝き、家族や友人同士の歓声にGタウンは包まれました。

  • 大抽選会

    トークショー後には大抽選会も開催され、両チーム関連グッズや試合観戦チケットなどが当たるとあって子どもから大人まで大いに盛り上がりました。

アロンアルフアとのパートナータイアップ、地域企業の新たな連携

今回のイベントでは、アロンアルフア(瞬間接着剤メーカー)が公式パートナーとして参画。参加者にはお土産としてアロンアルフア接着剤が配布され、地域イベントと企業活動がスポーツを通じて連携するモデルケースにもなりました。

多彩なフード・地元グルメも満喫

Gタウンならではのフードショップ 「G×DOMDOM」(ジー・ドムドム)など、場内の飲食コーナーやキッチンカーも充実。地元・稲城市産の新鮮野菜を使ったメニューや、スポーツ観戦と相性ぴったりな軽食が人気を集めました。

安全・安心な運営体制とイベントガイドライン

イベントはスタジアムの定員管理や、参加事前申込システム、当日の撮影ガイドライン(メディア・公式記録以外の無断撮影不可)など、安心・安全を第一に配慮した運営が徹底されました。また、雨天決行・荒天中止のルールや、定員に達した場合の入場制限も事前に周知されていました。

Gタウン開業後初の大型共催イベントの意味

今年3月にオープンしたばかりの「Gタウン」は、東京西部・稲城市に新しく生まれた地域コミュニティの核です。野球・サッカーそれぞれのファンが一堂に会し、スポーツを軸に多世代・多様な交流が生まれるフェスタとなりました。

今後も「ジャイアンツ×ヴェルディ タッグフェスタ」は継続開催が期待されており、スポーツを通じた地域活性化やこども世代への夢の継承、地域企業との共創など、Gタウンから始まる新たな地域共生モデルの可能性に注目が集まります。

主催・協力・運営体制

  • 主催:読売新聞社・読売巨人軍・よみうりランド・東京ヴェルディ・東京ヴェルディクラブ
  • 協力:稲城市
  • 後援:地元商店街・市民団体

今後のGタウンの展望

Gタウンはスポーツイベントだけでなく、今後さまざまな地域交流や市民参加型イベントを計画。スポーツをきっかけに子どもたちが夢を持ち、家族・地域がつながる新しい都市型スポーツコミュニティのロールモデルとなるでしょう。2025年夏、ジャイアンツとヴェルディが届けた「体験」「観戦」「参加」の体感は、参加者の心に深く刻まれたはずです。

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