レアル・マドリード対ベティス戦がベルナベウで開催、ゴンサロがムバッペの穴を埋める

2026年1月4日、スペインのラ・リーガ第18節において、レアル・マドリードがホームのベルナベウでレアル・ベティスとの対戦を迎えた。現在、バルセロナとの勝ち点差が4差の2位という状況にあるマドリードにとって、この試合は優勝争いを左右する重要な一戦となっている。

マドリード、3連勝の勢いで臨む

レアル・マドリードは直近6試合でわずか1敗という好成績を収めており、特に2025年シーズンの終盤では3連勝を記録して勢いを取り戻している。かつては首位の座を失い、バルセロナに大きなリードを許した時期もあったが、現在は攻撃的なプレーで次々と勝利を重ねている。この連勝の流れを継続させることが、優勝争いで再びバルセロナに肉薄するための鍵となる。

注目すべきは、攻撃陣の布陣である。ムバッペ不在の中、ゴンサロ・ガルシアが前線の穴を埋めることになった。チーム全体で攻撃力を補う工夫が求められる中での起用となり、監督の戦術的な判断が試されることになる。

ベティス、無敗の遠征記録を誇る

一方のレアル・ベティスは、現在リーガで6位につけており、対戦相手としては侮れない存在だ。特に注目すべきは、ラ・リーガのアウェーゲームで唯一無敗の記録を持つという点である。2勝6分という成績は、マドリードのような強豪チーム相手でも組織力を生かして対抗できる力があることを示している。

また、ベティスは前節のヘタフェ戦で4-0という大勝を収め、チーム全体が楽観的なムードに包まれている。さらに、国王杯とヨーロッパリーグを含めた4試合無敗という势いもあり、新年のスタートで強豪マドリードに立ち向かう自信も備えている。

アントニが先発ラインアップに復帰

ベティス陣営では、アントニが先発ラインアップに直接復帰するという変化が注目される。彼の攻撃的な動きがチームの前線を活性化させることが期待されており、マドリード守備陣への脅威となる可能性が高い。

一方、ベティスはイスコやバカンブー、エサルズーリ、アムラバトといった複数の選手を欠いている。ジュニオール・フィルポとディエゴ・ジョレンテの出場も不透明な状況が続いており、戦力面で若干の課題を抱えた状態での試合となった。

イスコはなぜベルナベウで戻ってこないのか

興味深い背景として、イスコがこの試合で欠場しており、ベルナベウでレアル・マドリード相手にプレーできていないという状況がある。2019年以降、イスコはマドリードのホームスタジアムで勝利を祝ったことがないという記録が示す通り、このスタジアムとの相性に何らかの問題がある可能性がうかがえる。

ベティスとマドリードの過去の対戦成績を見ると、直近の出会いで注目すべき点は2025年3月にベティスがマドリードを破ったという事実だ。しかし、ホームでの対戦に限定すると、マドリードは直近10回の対戦で4勝1敗と優位性を保っている。ただし、ラ・リーガの過去7回の対戦のうち4回が引き分けに終わっているという統計は、ベティスが常にマドリードを困らせる力を持っていることを物語っている。

戦力の鍵は組織力と集中力

マヌエル・ペレグリーニ監督率いるベティスの特徴は、なんといっても組織力の高さにある。シーズン開幕から敗北は3度だけに抑えられており、7回の引き分けが順位上昇を阻んでいるものの、ビッグクラブとの対戦では容易には崩れ去らない堅牢な守備体制が特徴だ。この試合でも、ベティスの徹底した組織的守備がマドリードの攻撃力をどこまで抑制できるかが、試合の流れを大きく左右することになるだろう。

マドリード陣営は、ゴンサロの起用を含む新しい攻撃陣の構成で、ベティスの堅い守備をどのように打破するかが課題となる。クルトワ、フイセン、リュディガーといった守備陣の安定性は確保されているものの、攻撃のクリエイティビティをいかに発揮するかが重要になる。

優勝争いの分水嶺

このベルナベウでの一戦は、単なる一試合ではなく、マドリードがバルセロナとの優勝争いで再び主導権を握るための重要なステップとなる。無敗の遠征記録を持つ強敵ベティスを相手に、いかに勝利を勝ち取るかが、今後のシーズン展開を占う大きなポイントとなるのである。

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