両国国技館の地下に隠された「焼き鳥工場」の秘密と角界のウラ話

東京・両国国技館といえば、大相撲の本場所で賑わう日本相撲協会の聖地です。そんな国技館の地下に、意外な施設があるって知っていましたか? それは焼き鳥工場。相撲ファンに大人気の名物焼き鳥が、そこで大量に作られているんです。最近、この話題が注目を集めていて、角界の面白いウラ話も一緒に語られています。今日は、そんな国技館の魅力を、わかりやすくお伝えしますね。

国技館焼き鳥の魅力、なぜこんなに人気?

国技館で大相撲を観戦する時、多くの方が楽しみにしているのが焼き鳥です。日中から桟敷席でビール片手に、熱々の焼き鳥をつまむ姿がよく見られます。この焼き鳥、ただの屋台のものじゃありません。実は、国技館の自家製なんですよ。

正肉3本とつくね2本が入った小箱が750円。冷めてもおいしいと評判で、筆者も「世界一うまい」と絶賛しています。なぜ鶏肉が角界で愛されるのかというと、力士は地面に手をついたら負け。でも、2本足の鳥は手をつかないから、負けないという験担ぎがあるんです。相撲界の風習として、昔から鶏肉が親しまれてきました。

この焼き鳥の歴史は古く、国技館が隅田川の対岸の蔵前にあった頃、20軒の相撲茶屋がそれぞれの味付けで炭火焼きをしていました。煙のいい香りが両国まで漂っていたそうです。今は地下工場で効率的に作られていますが、その味は変わりません。

地下「焼き鳥工場」の驚きの生産ライン

さて、気になる地下の工場の中身はどうなっているのでしょうか。毎日、業者から竹串に刺さった肉とつくねが届きます。1ケースに350本。これを1本ずつ機械のクリップに吊るし、流れ作業で作っていきます。

  • タレをくぐり、バーナーで焼くのを四度繰り返す
  • 最後にタレのプールに落として、さらに10〜12分漬け込む。
  • 350本の焼き上げ時間はわずか15分

焼き上がった焼き鳥は箱に詰められ、茶屋や売店に配達されます。朝5時から作業が始まり、1場所平均で5万本生産。多い日には1日最大12万本も作られるんです。これを支えるのが、国技館サービスの「焼き鳥部」。約50人のスタッフが大忙しで働いています。

味の決め手は秘伝のタレ。初代責任者の小沢幸吉さんが生み出し、塚田幸男さん、岩瀬昇さんに受け継がれています。新鮮な国産鶏を使い、独自の製法で仕上げるから、冷めてもおいしいんですよ。元AKB48のメンバーも愛してやまない味だとか。

最近では、本場所中だけの限定品じゃなく、10年ほど前からJRの東京、上野、新宿、大宮などの駅弁屋で買えるようになりました。ぜひ試してみてください。ビールとの相性は最強で、5本は軽くいけますよ。

コロナ禍でも愛された国技館焼き鳥

新型コロナウイルスの影響で、しばらく館内販売が中止になっていましたが、初場所3日目の2023年1月10日に再開しました。国技館サービスの努力の賜物です。無観客開催が続いた6年を経て、再びファンの手に戻った焼き鳥。厳粛な相撲の音の世界の陰陽を象徴するようなエピソードですね。

中継で地下工場の様子が映ると、SNSで「めっちゃ美味そう」「すごっ」「飯テロ」と驚きの声が相次ぎました。相撲銘品館のHPでも「新鮮な国産鶏」「秘伝のたれ」と宣伝され、ファンを魅了しています。

白鵬のウラ話と角界の不思議

焼き鳥工場と同じ本で話題になっているのが、「白鵬はなぜ嫌われたのか」というテーマです。2026年3月2日掲載の記事で、角界に潜むウラ話がたくさん紹介されています。白鵬は相撲界を守ろうとしたのに嫌われた? そんな意外な話が書かれています。

例えば、国技館の西の花道奥にある「印刷室」。ここは取組表を印刷する場所で、戦前から「島印刷」が担当。毎日の取組表、小割、勝負づけ、大相撲勝負星取表を作っています。

この印刷室が、取組編成のミスを見つける最後の砦なんです。2000年頃に1000万円かけて開発したソフトで、同部屋対戦や二度目の対戦をチェック。ミスがあれば行司に知らせます。親方衆の憩いの場でもあり、八角理事長が初日に立ち寄る場所です。

無観客から6年、國技館の今

ベテラン記者のコラムでは、大相撲の無観客開催から6年経った今を振り返っています。厳粛な土俵の音の世界に、焼き鳥工場の活気ある音が加わり、陰と陽のバランスが取れているようです。2026年3月4日現在も、両国国技館は相撲ファンで賑わっています。

こうしたウラ話を知ると、国技館がもっと身近に感じますよね。次に本場所に行く時は、地下で作られた焼き鳥をぜひ味わってみてください。相撲の醍醐味が詰まった、国技館の魅力をお届けしました。

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