元巨人マイルズ・マイコラス、3年間の日本での活躍を振り返り日本復帰を熱望

元読売ジャイアンツの助っ人投手、マイルズ・マイコラス(36歳)が日本球界復帰への強い意欲を明かし、2025年8月4日(日本時間5日)に敵地ロサンゼルスでのドジャース戦前に日本メディアの取材に応じました。現在メジャーリーグ・カージナルスに所属するマイコラスは、「日本に戻れたら最高だ」と語り、日本での3年間を「自分の野球人生の中で一番の思い出」と振り返りました。

日本での実績とメジャー復帰後の活躍

マイコラスは2015年から2017年まで読売ジャイアンツで活躍し、3年間で合計31勝13敗、防御率2.18を記録。2017年には14勝を挙げ最多奪三振のタイトルも獲得するなど、チームの先発ローテーションの柱として活躍しました。来日前はメジャーでわずか4勝でしたが、日本で投球術を磨き、2018年のカージナルス復帰後は18勝4敗をマーク。2022年、2024年にも2桁勝利、2025年今季も6勝と安定した成績を残しています。

日本復帰への想いと将来展望

マイコラスは今季が3年契約の最終年であり、今季終了後にフリーエージェント(FA)になる予定です。日本でのプレーについて「本当に最高だったあの時間がいかに楽しかったか、しみじみ感じる」と語り、再びNPBでプレーしたいという強い希望を口にしました。特に巨人復帰に関しては、「戻れたら最高」と笑顔で話しています。

また、2027年にもしMLBでロックアウトが発生した場合には「代わりに日本でプレーするかもしれない」と冗談交じりに話し、メジャーリーガーの間でも日本でのプレー需要が増える可能性を示唆しました。この発言からも、彼にとって日本プロ野球は思い入れが強い重要な舞台であることが伝わります。

大谷翔平との再戦に胸を躍らせる負けず嫌いの一面

またマイコラスは、かつて日本でプレーし切磋琢磨した大谷翔平との再対決に対して「負けず嫌いだから、実現したら絶対にワクワクする」と期待を語っています。大谷選手は現在MLBで二刀流として大活躍しており、その対決は野球ファンにも注目されています。

まとめ

  • マイルズ・マイコラスは、2015~2017年の巨人在籍期間中に31勝を記録し、最高の思い出と語る。
  • 現在カージナルス所属だが、今季終了後にFAとなり、日本球界復帰を真剣に希望している。
  • 日本復帰で特に巨人復帰に意欲的であり、かつて在籍したチームやファンへの想いが強い。
  • 将来的なMLBロックアウトの可能性も考慮し、日本でのプレーを念頭に置いている。
  • また、大谷翔平との再戦にも意欲を示し、負けず嫌いな一面を見せている。

以上のように、マイルズ・マイコラスの日本復帰熱望は、その充実した日本での3年間の経験と日本ファンへの感謝の気持ちによるものです。今後、FAとして新天地を模索する中で、再び日本プロ野球の舞台に立つ姿が注目されています。

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