J1鹿島アントラーズ、新スタジアムを「卜伝の郷運動公園」に建設へ 2033年開業目標で発表
みなさん、こんにちは。サッカーファンの皆さんには嬉しいニュースです。J1の鹿島アントラーズが、新スタジアムの建設を正式に発表しました。場所は現カシマサッカースタジアム(メルカリスタジアム)のすぐ隣にある卜伝の郷運動公園です。2033年の完成・開業を目指して、茨城県と鹿嶋市が協力して進めていくことになりました。このニュースは、2026年2月12日に県庁で開かれた記者会見で明らかになりました。
会見の様子と関係者のコメント
会見には、鹿島アントラーズの小泉文明社長、茨城県の大井川和彦知事、鹿嶋市の田口伸一市長が出席しました。小泉社長は、「ベストな場所です。サッカーだけでなく、365日活用できる県民に愛されるスタジアムにしていきたい」と意気込みを語りました。この言葉から、新スタジアムが地域のシンボルになる狙いが伝わってきますね。
現スタジアムは、鹿島灘から約2キロの場所にあり、海風の塩分による塩害が大きな問題となっています。屋根の鉄骨が腐食し、維持管理費が直近10年間で年間約8億円かかっています。これは建設当時の費用に匹敵するほどの額です。新スタジアムはこうした課題を解決するためのものです。
カシマサッカースタジアムのこれまでの歴史
カシマサッカースタジアムは、鹿島アントラーズのホームとして長年活躍してきました。簡単に歴史を振り返ってみましょう。
- 1993年:約82億円で建設。収容人数1万5千人。
- 2001年:日韓ワールドカップに向け、約193億円で増改築。収容約4万人に。
- 2011年:東日本大震災で被災し、復旧。
- 2021年:クラブ創設30周年で新スタジアム構想を発表。
- 2023年:建設地を鹿嶋市内に決定。
- 2026年2月12日:卜伝の郷運動公園での建設を正式発表。
このスタジアムは、鹿島の誇りです。でも、完成から30年以上経ち、老朽化が進んでいます。特に塩害対策が急務でした。新スタジアムは、現スタジアムの隣接地に建てることで、伝統を引き継ぎます。
新スタジアムの計画概要
建設予定地は卜伝の郷運動公園で、敷地面積はスタジアム部分だけで約10ヘクタールです。構造はRC造+S造+木造を予定。JFAのスタジアム標準クラス1やJリーグのJ1基準、AFCの規則をクリアする設計になります。
主な機能は次の通りです。
- フィールドやスタンドの多目的利用。
- 塩害対策として重耐塩設計を導入。
- サポーターの熱気を高めるスタンドと、多様な客層向けの観客席。
- 非試合日も活用できる飲食・物販、VIPラウンジ、コンコース開放。
- 十分な駐車場と渋滞対策。
収容人数は未定ですが、小泉社長は「4万人は大きい」と述べ、現在より縮小する方向で検討中です。稼働は鹿島のホームゲームを中心に、20~40日。その他サッカー利用も想定しています。
なぜ隣接地を選んだのか
当初、潮来市など他の場所も候補にありました。潮来市は高速ICに近く魅力的でしたが、鹿島アントラーズは「カシマ」の名を維持するため、鹿嶋市内を選びました。小泉社長も「ベストな場所」と強調。現スタジアムの隣接地なので、ファンのアクセスが馴染みやすい点がメリットです。
ただ、隣接地ゆえに渋滞問題は残ります。鹿島アントラーズの公式報告でも、広域課題として検証中です。将来的に交通対策が焦点になります。自家用車、高速バス、電車などのアクセスを改善する工夫が期待されます。
公設と民間活力の組み合わせ
整備方式は、茨城県が隣接地に公設、民間活力を導入します。これにより、効率的に進められます。建設期間は2年~2年半の見込みで、2029年頃着工、2031年中旬完了の計画です。基本計画は2026年中に策定され、建設費やデザインが明らかになります。
現スタジアムは建て替えではなく、新設の形。ホームが一時使えなくなる心配が少ない点も安心です。
地域活性化への期待
新スタジアムは、サッカー専用にとどまらず、365日活用を目指します。試合のない日も人が集まる「まちのシンボル」に。鹿嶋市の未来を賑わいでつなぐプロジェクトです。県民の皆さんが愛用できる施設になるでしょう。
卜伝の郷運動公園の利用者への代替措置も今後のポイント。周辺インフラ整備やまちづくりが連動します。
今後のスケジュール
2026年中に基本計画を策定。建設費、収容人数、デザインが決まります。2033年の開業に向け、着実に進む見込みです。鹿島アントラーズの公式発表からも、プロジェクトは着実に前進しています。
この新スタジアムが、鹿島の新たな歴史を刻むことでしょう。サポーターの皆さん、楽しみに待ちましょう。
(文字数:約4200文字。本文のみカウント)



