サッカー日本代表、FIFAランキング4位のイングランドと“聖地”ウェンブリーで激突!
サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)が、2026年3月31日(火)にイングランド代表と国際親善試合を行うことが正式に発表されました。試合は、サッカーの“聖地”と呼ばれるウェンブリー・スタジアム(ロンドン)で開催され、日本時間では4月1日(水)午前3時45分キックオフの予定です。この試合は、来年6月から開幕するFIFAワールドカップ2026 北中米大会に向けた重要な強化試合として、日本サッカー界全体に大きな注目を集めています。
“トップクラス”のイングランドと、サッカーの聖地で対戦
日本サッカー協会(JFA)は12月10日、日本代表が来年3月に欧州遠征を実施し、イングランド代表と対戦すると発表しました。相手は、現在FIFAランキング4位の強豪イングランド。世界でもトップクラスの実力と実績を持つチームとの対戦が、サッカーの聖地・ウェンブリー・スタジアムで実現することになりました。
ウェンブリー・スタジアムは、イングランド代表のホームスタジアムとして知られ、ヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝やイングランド国内のビッグマッチなど、数々の歴史的な試合が行われてきた会場です。日本代表がこの“聖地”でイングランド代表と対戦するのは、大きな挑戦であり、同時に大きなステップアップの機会でもあります。
森保監督「トップオブトップの相手にも勝利を目指して」
この試合について、日本代表の森保一監督は「世界でもトップクラスの実力と実績を誇るイングランド代表と、サッカーの聖地と呼ばれるウェンブリー・スタジアムで試合ができることをとてもうれしく思います」とコメント。マッチメークに尽力いただいた関係者への感謝を述べるとともに、今後のチーム強化への意気込みを語りました。
森保監督は続けて、「FIFAワールドカップ26の組み合わせも決まり、より具体的に本大会に向けてのシミュレーションとチーム強化を図り、トップオブトップの相手にも勝利を目指して戦いたいと思います」と力強く話しています。この一言からも、単なる“強化試合”ではなく、本大会を見据えた“勝利を目指す試合”として位置づけていることがわかります。
W杯北中米大会直前の重要な一戦
このイングランド戦は、2026年北中米ワールドカップ本大会に向けた、日本代表のメンバー発表前最後の活動となる予定です。本大会では日本はF組に所属し、オランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフBの勝者と同組。ヨーロッパの強豪国との対戦が予想される中、イングランドという“欧州トップ”との対戦は、まさに本番の前哨戦としての意味合いが強い一戦です。
特に、本大会で対戦する可能性のあるヨーロッパ勢との戦い方を、イングランド戦で試すことができる点が大きなポイント。ウェンブリー・スタジアムでのアウェー戦という環境も、本大会の雰囲気を体感する貴重な機会になります。
過去の対戦成績は1分け2敗、リベンジの機会到来
日本代表とイングランド代表の過去の対戦成績は、公式戦で1分け2敗。これまでの試合では、イングランドの強さに苦戦してきた日本。しかし、近年の日本代表は、ヨーロッパのトップリーグで活躍する選手が多数在籍し、世界レベルでの経験を積み重ねています。
森保監督も「日頃からヨーロッパのトップレベルのリーグでプレーしている日本代表選手たちのこれまでの活躍があってこそ、こういったクオリティーの高い相手とのアウェイでの対戦が実現するものだと感じています」と語っており、海外組の存在が、こうした“高難度の強化試合”を可能にしていることを強調しています。
欧州遠征で本大会の“シミュレーション”
今回のイングランド戦は、日本代表の来年3月の欧州遠征の一部として行われます。欧州遠征という環境下で、時差や気候、ピッチコンディションなど、本大会で直面するさまざまな要素を経験できる点も、大きなメリットです。
ウェンブリー・スタジアムでの試合は、単にイングランドという強豪国との対戦というだけでなく、本大会の雰囲気を体感し、チームの連携や戦術の完成度を高める“シミュレーション”の場ともいえます。森保監督が「より具体的に本大会に向けてのシミュレーションとチーム強化を図りたい」と話すのも、こうした背景があるからです。
選手たちの活躍が、高品質な強化試合を実現
森保監督は、今回のマッチメークについて「選手たちのこれまでの活躍にも敬意を示すとともに、さらにチーム力の積み上げを目指します」とコメントしています。これは、ヨーロッパのトップクラブでプレーする日本代表選手たちの活躍が、日本代表の国際的な評価を高め、イングランドのような強豪国との対戦を実現する力になっていることを意味しています。
海外組の存在は、日本代表の戦術の幅を広げ、世界レベルでの戦い方を学ぶ機会を増やしています。その成果を、ウェンブリー・スタジアムという舞台で、世界に示すことができるチャンスが、2026年3月31日にやってきます。
日本代表、世界の頂点へ向けての第一歩
2026年北中米ワールドカップは、日本代表がさらなる飛躍を目指す重要な大会です。その直前の強化試合として、FIFAランキング4位のイングランド代表と、サッカーの聖地・ウェンブリー・スタジアムで対戦するというスケジュールは、日本サッカー界にとって大きな前進といえるでしょう。
この一戦は、単なる“親善試合”ではなく、世界のトップレベルで戦うための“試金石”。日本代表が、イングランドという強豪相手に、どのような戦いを見せ、どのような結果を残すのか。世界中のサッカーファンが、このウェンブリーでの一戦に注目すること間違いありません。
ファンへのメッセージ:応援の声を届けよう
ウェンブリー・スタジアムでの試合は、テレビ中継を通じて、日本中のサッカーファンが応援できる機会です。日本時間4月1日早朝のキックオフですが、日本代表が世界のトップレベルで戦う姿を、ぜひ一緒に見守りましょう。
選手たちが、森保監督の言葉にあるように「トップオブトップの相手にも勝利を目指して」戦えるよう、応援の声を届けることが、チームの力になります。2026年3月31日、ウェンブリー・スタジアムで、日本代表が新たな歴史を刻む瞬間を、心待ちにしたいですね。

