張本勲氏が問題視!有原航平の日本ハム電撃復帰で波紋広がる
みなさん、こんにちは。プロ野球界で大きなニュースが飛び込んできました。ソフトバンクから自由契約となっていた有原航平投手が、古巣の日本ハムに6年ぶりに復帰することが決まりました。この移籍は、4年総額24億円規模の大型契約で、球団史上最高年俸を提示した本気の補強です。しかし、このニュースに張本勲氏をはじめとする球界の大物OBが、「メジャー帰りの抜け穴」を問題視する声が上がっています。今日は、この話題をわかりやすくお伝えしますね[ニュース内容1]。
有原航平投手の華麗なるキャリアを振り返る
まず、有原投手のこれまでの歩みを簡単に振り返ってみましょう。有原航平選手は1992年8月11日、広島県生まれの33歳。広陵高校、早稲田大学を経て、2014年のドラフト会議で日本ハムを含む4球団から1位指名を受け、入団しました。入団1年目の2015年には新人王を獲得し、2019年には最多勝投手に輝きました。プロ入りから6年間で60勝を挙げ、日本ハムで活躍した後、2020年オフにポスティング制度を使ってメジャーのテキサス・レンジャーズに移籍します。
メジャーでは残念ながら2年間で3勝にとどまり、右肩手術も経験しましたが、2023年に国内復帰。福岡ソフトバンクホークスで完全復活を遂げ、2024年と2025年の2年連続でパ・リーグ最多勝を獲得しました。今季は26試合に先発し、14勝9敗、防御率3.03という安定した成績を残し、リーグ2位の175回を投げました。ソフトバンクの先発陣全体の投球回の約20%を1人で担うほどのエースでした。
そんな有原投手が、3年契約満了で自由契約となり、メジャー再挑戦の可能性も報じられていましたが、最終的に日本ハム復帰を決断。年明けに正式発表される見込みです。背番号は在籍時の「16」が伊藤大海選手が着用中なので、新たな番号が選ばれる予定です。
日本ハムの「本気度」が見える大型契約の背景
日本ハムにとって、この獲得は大きな一手です。新庄剛志監督が率いるチームは、今季パ・リーグ2位で日本シリーズ進出を目前に逃しました。監督はファン向けイベントで「有原、西川、万波の3人を獲る」と宣言していましたが、有原の復帰はまさにその実現です。4年総額24億円は、2011年のダルビッシュ有選手の年俸5億円を上回る球団最高額。単なる補強ではなく、10年ぶりのリーグ優勝と日本一奪還への覚悟が表れています。
有原投手は北海道への愛着が強く、オフには球団フロントに挨拶に行くなど良好な関係を保っていました。岩本勉氏によると、「恩返し」や「義理」の気持ちが復帰の背景にあるそうです。また、エスコンフィールドHOKKAIDOのマウンドが有原投手の投げ方にぴったりマッチしている点も魅力だったようです。今季最多勝の伊藤大海投手と有原投手が揃えば、「投手王国」が完成し、優勝は「ぶっちぎりある」との期待の声が上がっています。
張本勲氏が指摘する「メジャー帰りの抜け穴」とは?
ここで注目されるのが、キーワードの張本勲氏です。張本勲さんは、元巨人軍の名選手で解説者として知られる球界の大物OB。有原投手の日本ハム復帰について、「メジャー帰りの抜け穴」を問題視しています[ニュース内容1]。具体的に言うと、メジャー挑戦後の選手が国内復帰する際の契約制度に、ルール上の「抜け穴」があるという指摘です。
有原投手の場合、メジャーで苦戦した後、ソフトバンクで3年契約を結び大活躍しましたが、契約満了で自由契約となり、高額オファーを受けられる立場になりました。張本勲氏は、これを「メジャー帰りが有利になる抜け穴」と見て、制度の見直しを求めているようです。高橋尚成氏ら他の解説者も、「ルール整備が必要」と持論を展開しています。この声は、球界全体の公平性を守るためのもので、ファンにとっても気になるポイントですね。
ソフトバンク側に残る「有原の穴」と日本ハムの新庄監督体制の行方
一方、ソフトバンクにとっては痛手です。有原投手の穴を埋めるため、スチュワート投手の復活に期待が集まっています。勝負のシーズンに臨む彼らの奮闘が注目されます[ニュース内容2]。
日本ハム内部では、新庄監督の権限が剥奪され、フロント主導に戻ったとの報道もあります。有原投手や西川遥輝選手の獲得に沈黙中という話も出ており、監督の「獲る宣言」とフロントの慎重さが対立しているのかもしれません[ニュース内容3]。この体制変更が、チームにどう影響するかも見守りたいところです。
リーグ全体のパワーバランスが変わるインパクト
有原投手の復帰は、日本ハムだけの話ではありません。パ・リーグ全体のパワーバランスを変える可能性があります。ソフトバンクの連覇を支えたエースがライバル球団へ移籍することで、他の4球団も脅威を感じるはずです。日本ハムは伊藤投手とのダブルエースで、16年以来の頂点を目指します。
巨人や他の球団も有原獲得を狙っていましたが、日本ハムが先に決着。松本剛選手は「一緒に頑張れたら」と対戦を楽しみにしています。ファンの皆さんにとっても、来季の熱い戦いが楽しみですね。
有原投手復帰の意義とファンの期待
有原投手は「日本ハム・有原」の誕生を秒読み段階です。古巣への恩返しを胸に、北海道のファンに喜びを届けられるはず。張本勲氏の指摘は制度改善のきっかけになるかもしれませんが、まずは選手の活躍がすべてです。みなさんも、このニュースを追いかけて、2026シーズンを楽しみにしましょう。
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