巨人・吉川尚輝選手が岐阜県羽島市アンバサダーに就任

30歳で地元・羽島市の「顔」に

2025年9月4日、読売ジャイアンツの吉川尚輝選手(内野手、30歳)が、故郷である岐阜県羽島市のアンバサダーに就任しました。委嘱式は同日、岐阜市の「ぎふしん長良川球場」で行われ、多くの報道陣やファンが吉川選手の新たな門出を祝いました

委嘱式で語った決意

式典では、吉川選手がこれまで積み重ねてきた経験、そして羽島市への想いが語られました。吉川選手は「少しでも活躍をして、それを皆様に届けられたらなとは思っています」と、ファンや地元の皆さんに自身のプレーを通じて元気や勇気を届けたいという思いを述べました。また、「知り合いの方もたくさん来る。なかなか東京ドームに来られないファンの人もいると思う。しっかり勝利を届けることが1番だと思います」と話し、地元開催の試合に対する特別な意気込みも語りました

市長も大絶賛「吉川一族はスポーツ万能、足が速い」

羽島市の市長からは、吉川選手のアンバサダー就任を心から歓迎するメッセージが寄せられました。市長は「吉川一族はスポーツ万能、足の速い家系だ」と語り、地元羽島市を代表する顔として吉川選手への大きな期待を示しました。吉川選手の活躍をきっかけに、市内の子どもたちやスポーツ少年少女に夢や目標を持ってほしい、という願いも込められています

アンバサダーとしての役割

吉川尚輝選手が就任した「羽島市アンバサダー」は、地元の魅力や特色を全国、さらには世界に広めるための親善大使的な立場です。これからは羽島市のイベントやプロモーション活動に参加することで、スポーツの楽しさや地元・羽島市の素晴らしさを多くの人に発信していきます。特に今後は、野球だけでなく、様々な地域活性化プロジェクトにも貢献することが期待されています。

地元開催試合での特別な思い

吉川選手にとって、地元・岐阜県での試合は1年に1度の貴重な機会です。「普段なかなか東京ドームまで応援に来られない地元のファンの方々にも、自分のプレーを直接見てもらえるのは特別なこと」と語り、「勝利を届けて恩返ししたい」という想いを強調しました

吉川尚輝選手のこれまでの歩み

  • 岐阜県羽島市生まれ。豊かな自然と温かい人々の中で育つ。
  • 幼少期から野球に親しみ、羽島市内の少年野球チームで技術を磨く。
  • 高校時代にその実力が全国へと知れ渡り、プロ志望届を提出。
  • 2016年に読売ジャイアンツからプロ入りし、堅実な守備力と俊足巧打でチームの主力を担うまでに成長。
  • 2025年現在も主力選手のひとりとして活躍中。

羽島市にとっての誇り

羽島市は、人口約6万人の岐阜県南部を代表する町です。歴史的な町並みと豊かな自然に恵まれたこの地で育った吉川選手が、全国区のプロ野球選手となり、その名を背負ってアンバサダーに就任したことは、多くの市民にとって非常に誇らしい出来事となりました。

今後の活動と期待

今後も吉川選手は、「羽島市アンバサダー」として地元を盛り上げる様々な活動に参加していく予定です。スポーツ教室や講演会、地域のイベントなどにも積極的に参加し、自らの経験や思いを次世代に伝えていきます。また、プロ野球選手としての活躍を通じて、「羽島市出身の吉川尚輝」というブランドを全国に浸透させていくことが期待されています。

吉川選手は今後もプロ野球の舞台で自身を磨き続けるとともに、郷土・羽島市のアンバサダーとして、ふるさとへの恩返しと次世代への夢や目標の提供に努めていくでしょう。

地域とスポーツの未来

プロスポーツ選手が地元のアンバサダーとなることは、単に地域のPRにとどまらず、若い世代や市民のモチベーションを高め、コミュニティの絆をより深めていく力があります。吉川尚輝選手のような著名な選手が羽島市と全国をつなぐ架け橋となることで、多くの人々が新たな夢を追いかけ、地域全体でスポーツを盛り上げていくきっかけとなることでしょう。

アンバサダーとして、吉川選手がどのような活動を展開し、羽島市にどのような未来をもたらしてくれるのか、今後も大きな注目が集まります。

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