元RIZINガール山口梓、「鍛え上げたボディ」でボディコンテスト挑戦──肉体美と葛藤、そして新しい挑戦へ
元RIZINガールでありタレントの山口梓さん(31)が、体脂肪率8.3%という驚異的な肉体美を武器にボディコンテスト「BEST BODY JAPAN 2025」へ出場し、大きな注目を集めています。
この挑戦の背景や、コンテストでの喜びと悔しさ、そして今後への想いについて、近況と合わせて分かりやすくお伝えします。
「RIZINガール」から「鍛え上げた肉体美」へ
山口梓さんは、プロ格闘技イベント「RIZIN」で3年間にわたりイエローカラーのラウンドガールを務め、華やかなルックスとスタイルでファンから親しまれてきました。他にもモデルコンテスト「ビューティーマイセレクション東京」グランプリやSUPER GT300 yogiboレースクイーンなどの経歴を持ち、ピラティスやバレトンのインストラクター資格も有しています。
22年間にわたるクラシックバレエ経験で培ったしなやかさと表現力、それに加えた近年のトレーニングで、彼女の肉体は“大変身”を遂げました。体脂肪率8.3%のバキバキのボディをインスタグラムなどSNSで公開すると、瞬く間に話題となり、「この体は凄すぎます」「美しい」と多くの驚きと称賛が寄せられました。
ボディコンテストへの挑戦──BEST BODY JAPAN 2025
そんな山口さんが9月14日、水戸で開催された「BEST BODY JAPAN 2025」にエントリー。目指すはグランプリ、日本一の座でした。
しかし結果は、「ベストボディ部門」「モデル部門」いずれもグランプリ獲得ならず……表情や姿勢、ポージングなどは高評価を受けた一方で、「体を絞りすぎていたため、この部門では評価が難しい」とのフィードバックを受けました。
- 週5~7日のジム通いとランニングで徹底的に体を絞り上げた山口さんは、「女の子らしさからは離れていくけど、自分で決めた目標だから後悔はない」と悔しさと共に新たな意思を表明しています。
- 「フィットネス部門にチャレンジしてみては?」との薦めもあり、翌月のコンテストへさらなる挑戦を決意。
- 「自身のボディメイクは賛否があることも理解している」としつつ、「負けず嫌いなので、部門に合った体づくりに励みたい」と意気込んでいます。
ネットでの反響と賛否──「感動」と「極端さ」への様々な声
公開された鍛え上げられた背筋や小麦色の艶やかな肌、鎖骨が印象的な体型写真には、ファンや業界関係者から多くの反響がありました。
- 「ストイックさにリスペクト」「筋肉がとても綺麗」という称賛の声
- 「女らしさからは離れていく身体つきだけど、応援したい」と前向きな受け止め
- 一方で、「極端な減量や筋肉質な女性ボディへの賛否」「健康面を心配する声」も一部で見られました
山口さん自身も「『女の子らしい』とは違う身体つきは賛否ある」と受け止めており、「自分で決めた挑戦をやり抜く姿勢こそ大切」とSNSで発信しています。
競技の厳しさと自己表現の難しさ
ボディコンテストは外見の美しさ・健康的な筋肉美・自己表現力を競う場ですが、「どの部門にどんな身体が求められるか」は非常に繊細。山口さんは「部門選択を間違えていた」と正直に反省し、フィードバックを次に活かす意欲を見せています。
また、「減量過多」「筋肉量の過不足」は評価に大きく影響。山口さんのような強い減量と鍛錬の美学は、競技の世界と一般社会でしばしば意見が分かれます。しかし彼女は「健康的な美しさ」と「競技のための美しさ」のはざまで、自分なりのベストを追い求めているのです。
新たな挑戦へ、山口梓の今後
悔しい結果となった今回のコンテスト。しかし山口さんは、「フィットネスモデル部門」へのエントリーを決意し、「さらに自分の身体の可能性を追求したい」と前を向いています。弱さや葛藤も包み隠さず言葉に乗せる姿は、多くのフォロワーに勇気を与えています。
「これからも進化し続けることを約束するので、応援し続けてほしい」と語る山口さん。自分の身体と向き合い続けることで得られる達成感や学び、そして自己表現への誇り。それこそが彼女の原動力です。
- 「鍛え上げた身体」で得る賞賛も批判も受け入れ、自分らしい美しさを表現
- 「今日の反省点を活かして、次の挑戦へ!」というメッセージは、同じく何かに打ち込む全ての人の励みになる言葉です
RIZINガールというキャリア、その先に
RIZINのラウンドガールとして多くの選手やファンに元気と華やかさを与えた山口さんは、これまでとは違うフィールドで「身体」という新しい表現の舞台に立とうとしています。筋肉美の追求は決して平坦な道ではありませんが、「挑戦し続ける姿勢」「自分を信じる気持ち」が、多くの共感を呼んでいます。
インフルエンサーとして、また一人のチャレンジャーとして情報発信を続ける山口さん。その姿から、年齢や性別を超えて「自分らしく生きることの尊さ」を学ばされます。
SNSでの体験共有、「見せる勇気」とポジティブな連鎖
SNSを通じて日々のトレーニングやボディの変化、葛藤やチャレンジをオープンに発信する山口さん。「女の子らしい体型とは少し違う」と正直に語り、その上で「新しい身体を認めてほしい」という新しい美の価値観を提示しています。
その姿は、同じくトレーニングに励む女性や、自己表現を模索する若者たちに「自信」と「チャレンジする勇気」を与えています。
総括──「美」と「強さ」の新たな定義を探して
山口梓さんが示す「日本女性の新しい美の形」は、単なるボディコンテストの枠を超え、「挑戦することの意義」や「自分らしさの追求」について多くのメッセージを含んでいます。
身体を張って“新しい自分”を生きるその姿勢に、「女性の美しさ・強さ・柔らかさ」の全てが詰まっています。山口梓さんの今後のさらなる挑戦に、今後も目が離せません。