Esports World Cup 2025が熱い!eスポーツの祭典に集う世界の強豪たち 〜ストリートファイター6とロケットリーグ、鉄拳8の最新戦況〜
はじめに:eスポーツ最大の祭典「EWC 2025」
Esports World Cup(EWC)2025は、サウジアラビアのリヤドを舞台に開催される、世界最大級のeスポーツ競技大会です。開催の発表はサウジアラビア皇太子であるムハンマド・ビン・サルマン首相自らが行い、eスポーツ史上最大級の賞金総額や豪華な設備、国際色豊かな競技者の参加によって大きな注目を集めています。格闘ゲーム部門やロケットリーグなど、さまざまなタイトルが世界のトッププレイヤーによって争われています。
賞金規模と出場資格の重み
EWC 2025の賞金規模は驚異的で、ストリートファイター6部門でも賞金総額は100万ドルとされています。これにより、出場権をかけた各地の予選や大型大会にも多くのトッププレイヤーが集結し、例年以上の熱戦が繰り広げられています。出場権の獲得は各大陸のメジャー大会や、予選トーナメントを通じて決まります。例えば、アメリカの「CEO」やラスベガスの「EVO」等は、その主要予選の一部を担っています。
【ロケットリーグ部門】2025年世界大会を戦う全チームが決定
ロケットリーグ 2025 ワールドチャンピオンシップには、世界各地域を代表するトップチームが出場を決めています。今大会は、北米・ヨーロッパ・アジア・南米・オセアニアなど、広い地域から選抜された実力派チーム同士がしのぎを削る構図になっています。
- 北米勢では、過去の優勝経験を持つ名門や、急成長した新進気鋭のチームが並びます。
- ヨーロッパ地域からは、歴史あるクラブと新たなスター選手の融合が特長のチームが進出。
- アジア、特に日本や韓国からの参戦にも注目が集まっています。
どのチームも予選を勝ち抜いてきた猛者ぞろいであり、世界中のロケットリーグファンが見守る中で王者を目指して戦います。グループリーグ、決勝トーナメントと続く激戦の中で、各地域のスタイルの違いと個人技、戦略性が光る試合展開は毎年大きな話題を呼びます。
【ストリートファイター6部門】世界の強豪が集結した最新戦況
「EWC 2025」ストリートファイター6部門は、2025年7月にサウジアラビア・リヤドで開催され、世界中から強豪たちが集いました。その出場選抜には、今年も数々の名大会——EVO・CEO・カプコンカップなど——の上位者が名を連ね、激しい争いを繰り広げています。
- 優勝:MenaRD(ドミニカ共和国)― EVO JapanとEVO本戦の両大会をウィナーズサイドから連覇し、その実力の高さを証明しました。圧倒的なパフォーマンスで「カプコンカップ」「EVO」「EVO Japan」という三大タイトルを制覇したのは、ももち選手に続く歴史的快挙です。
- 準優勝:翔(日本) ― 今年もトップ8進出を果たすなど、世界戦での日本勢の存在感を示しました。
- 注目の若手:Micky(香港) ― 若干17歳でEWCとカプコンカップ両方の出場権を獲得、今後の活躍が大いに期待されています。
- その他の強豪 ― Xiaohai(中国)、Phenom(ノルウェー)、Momochi(日本)、Gachikun(日本)、Punk(米国)、Blaz等、多国籍の有力選手が顔をそろえました。
EWCスト6部門は、賞金総額100万ドルのビッグタイトルです。各選手の熱意と戦略がぶつかるハイレベルな試合は、現地観戦だけでなく、世界中で配信を通じて盛大に視聴されました。日本からもりゅうきち選手(FAV Gaming)などが予選で上位進出を果たし、日本eスポーツ界の層の厚さが示されました。
【鉄拳8部門】ライバル対決と話題のビジュアル
格闘ゲーム部門でも分厚い注目を集めているのが鉄拳8部門です。EWCでの激戦はもちろん、ライバル同士の因縁の対決にも注目が集まりました。今大会では特に、韓国・パキスタン・日本勢など、鉄拳シーンの中心国選手たちの火花散る戦いが続き、観客を大いに沸かせました。
注目されたのは、ある“奇妙に粘着質なポスター”。大会公式が制作したこのポスターは、ライバル同士の対決の歴史と両者の執念深さをユーモラスかつ象徴的に表現し、SNSやファンの間でも話題となり、イベント会場の雰囲気を一層盛り上げました。
賞金も高額で、優勝者には250,000ドル、準優勝で130,000ドルと豪華な報酬が設定されています。出場者の顔ぶれも世界トップクラスで、ATIF、Ulsan、Arslan Ash、Jeondding、Meo-IL、ノビ(日本)らが名を連ね、日本選手の活躍も期待されています。
【配信とSNS反応】
EWC 2025は、公式配信やSNS上でも大きな話題を呼び、世界中のファンがリアルタイムで盛り上がりました。ストリートファイター6部門はXiaohai、MenaRD、Kakeru、Leshar、Punk、Phenom、Momochi、Gachikun、Blazなど世界有数のプロ選手がストリーミングで熱戦を繰り広げ、視聴者も白熱。各国語での実況や解説を通じ、EWCは「eスポーツのワールドカップ」としての存在感を大いに示しました。
【今後への期待】eスポーツ界の新たな歴史
EWC 2025を機に、eスポーツ大会の規模や競技シーンの国際化はますます進展しています。高額な賞金や施設の充実、配信インフラの拡等によって、選手やファンだけでなく、ゲーム会社・スポンサーブランド・自治体なども巻き込んだ“社会現象”へと発展しています。
日本のeスポーツシーンも、この世界大会を通じてさらなる注目を集め、自国選手のグローバルな活躍に多くのファンが胸を躍らせています。数々の名勝負が生まれたEWC 2025ですが、今後も選手・運営・ファンが一体となり、eスポーツがさらに大きなムーブメントになることが期待されています。
参考元
- All teams competing at the Rocket League 2025 World Championship
- Esports World Cup 2025 Street Fighter 6 early results, stream ft. Xiaohai, MenaRD, Kakeru, Leshar, Punk, Phenom, Momochi, Gachikun, Blaz and more
- The Esports World Cup has marked one of Tekken’s fiercest rivalries with a weirdly sticky poster