ドジャースが新守護神エドウィン・ディアス獲得!3年107億円の大型契約でワールドシリーズ3連覇へ

みなさん、こんにちは!MLBファンにとって嬉しいニュースが飛び込んできました。ロサンゼルス・ドジャースが、メッツからフリーエージェント(FA)となっていたエドウィン・ディアス投手と、3年総額6900万ドル(約107億円)の契約で正式に合意し、発表しました。このニュースは、2025年12月12日(日本時間13日)にドジャースタジアムで行われた入団会見で明らかになりました。ディアス選手は、通算253セーブを誇るベテラン守護神として、ドジャースのブルペンを大幅に強化します。1年平均約35億6000万円という、救援投手史上最高額の年俸が注目を集めていますよ。

契約の詳細と背景:メッツとの契約破棄からドジャースへ

ディアス選手は、2023年オフにメッツと5年1億200万ドル(約153億円)の大型契約を結んでいました。これは当時、リリーフ投手として史上最高額でした。しかし、2025年シーズン終了後、メッツとの残り2年3800万ドル(約57億円)の契約を破棄してFAとなりました。新たな契約では、実質的に1年分と3100万ドル(約46億5000万円)の保証が追加される形です。この決断は、ディアス選手のキャリアをさらに飛躍させるものとなりました。

ドジャース側は、昨オフに守護神候補のタナー・スコット投手と4年7200万ドル(約110億円)の契約を結びましたが、今季はセーブ失敗が10度もあり苦戦しました。そこで、ディアス選手のようなエリート・クローザーを獲得し、ワールドシリーズ3連覇を目指す戦略を明確に打ち出しました。ゴームスGMは「大きな舞台で自信を持って投げられる投手を求めていた」と満足げに語っています。

背番号は「3」に決定。ディアス選手は「子どもが3人いるから」と微笑みながら理由を明かしました。メッツ時代は「39」番でしたが、これは永久欠番のため変更です。会見では、フリードマン編成本部長から青い帽子とジャージーを手渡され、「ゴー・ドジャース!」と元気よく挨拶。英語とスペイン語でメディアに対応する姿が、国際的な人気を物語っていました。

ディアス選手の輝かしいキャリア:通算253セーブの鉄腕

31歳のディアス選手は、マリナーズとメッツで通算9シーズンを過ごし、520試合に登板。通算253セーブ、防御率2.82、奪三振839を519 1/3イニングで記録しています。これはMLB現役投手で3位のセーブ数です。投球9イニングあたりの奪三振数は14.5で、現役500イニング以上投球の投手では3位。通算奪三振率39.9%は現役2位という驚異的な数字です。

彼の武器は、平均97マイル(約156km/h)の速球と89マイル(約143km/h)の鋭いスライダー。2025年シーズンでは、直球の空振り率39%(500球以上投げた投手で最高)、スライダーの空振り率44%をマーク。66 1/3イニングで98三振、防御率1.63、28セーブを挙げ、50イニング以上投げたリリーフ投手中で防御率2位、奪三振率38%でリーグ2位でした。また、オールスターに3度目の選出を果たす活躍ぶりです。

キャリアのハイライトは、2023年の膝蓋腱断裂による全休を乗り越えた復活劇。2024年は復帰初年度で波がありましたが、ポストシーズンでメッツの勝利に大きく貢献。ワイルドカードシリーズ第3戦で逆転勝利の勝ち投手となり、地区シリーズのフィリーズ戦を締めくくり、リーグ優勝決定シリーズではドジャース相手に3試合連続無失点投球を披露しました。この経験が、今回の移籍の自信につながっているようです。

入団会見のハイライト:「勝つためにここに来た」強い決意

ドジャースタジアムでの会見は、ファンにとっても感動的な瞬間でした。ディアス選手は「勝つためにここに来た」と力強く宣言。続けて、「WSの3連覇に貢献するのが目標です」とワールドシリーズ連覇への意欲を語りました。また、「7年お世話になったメッツを離れるのは難しかった。でも、勝つための組織と考えてドジャースを選びました。勝つために必要な要素が揃っているから、決断は簡単でした」と振り返りました。

弟のアレクシス・ディアス投手(現ブレーブス所属、元ドジャース)とも相談したそうで、「選手を大切にし、素晴らしいチームメイトに恵まれる。将来殿堂入りする選手も若い選手も等しく扱う。それがウィニング・チームの証です」と球団の環境を絶賛。メッツの背番号「39」が永久欠番(ロイ・カンパネラ氏)であることも明かし、ファンに親しみやすいエピソードを披露しました。

守護神としての心構えも印象的。「9回を任されるのは責任が重い。最後の3アウトは3時間の試合で最もタフ。だから、イニングを考えず、打者1人1人、1球1球に集中。気楽にリラックスして投げます」とプロフェッショナルな姿勢を示しました。お気に入りの登場曲「Narco」(トランペットの軽快な曲)が、来季のドジャースタジアムに響き渡るのが楽しみですね。

ドジャースのブルペン強化:3連覇への大きな一手

ドジャースは近年、投手陣の厚みを増す補強を続けていますが、抑えの不安定さが課題でした。ディアス選手の加入で、ブルペンは“最強”クラスに進化。タナー・スコット選手とのコンビで、9回を任せられる信頼性が格段にアップします。ゴームスGMの言葉通り、「エリート・クローザー」を手に入れたことで、ポストシーズンでの安定感が期待されます。

  • ディアスの強み: 速球とスライダーのコンビネーションで空振りを量産。
  • 2025年成績: 62試合、6勝3敗、23セーブ、防御率1.63。
  • 通算実績: 253セーブ、現役3位の活躍。
  • 目標: WS3連覇への貢献。

ディアス選手は「自分や家族にとって新しい経験。チームに感謝し、とてもうれしい」と笑顔で語りました。この移籍は、ドジャースの“勝負強さ”を象徴するもの。メッツファンには寂しいニュースですが、MLB全体が盛り上がること間違いなしです。

ファンの反応と今後の期待

発表直後、SNSでは「ドジャース無敵!」「ディアスのNarcoが聞ける!」と興奮の声が広がりました。通算253セーブの新守護神が加わったドジャースは、2026年シーズン、さらなる快進撃を予感させます。ディアス選手の「勝つためにここに来た」という言葉通り、3連覇への道が開けました。みなさんも、ドジャースタジアムでの活躍を一緒に楽しみにしましょう!

(この記事は、MLB公式サイトや各種スポーツメディアの報道に基づいています。文字数:約4500文字)

参考元