ダノンデサイル、自己ベストでジャパンカップへ充実の仕上げ!
ジャパンカップ直前、注目のダノンデサイルとは?
競馬ファン待望の「第45回ジャパンカップ」(GⅠ・東京芝2400m)がいよいよ目前に迫りました。ダノンデサイルは日本馬のレーティング最上位(125)で登録されており、有力馬として注目を浴びています。また、4歳牡馬として安田翔伍厩舎が手塩にかけてきた期待の一頭です。
1週前追い切りで自己ベスト更新!
11月21日、東西のトレーニングセンターでジャパンカップの1週前追い切りが行われました。ダノンデサイルは栗東CWコースで、昨年のダービー馬として戸崎圭太騎手を背に3頭併せの調教を敢行。6F78秒2と、これまでの自己ベストにわずか0.1秒及ぶ好時計をマークしました。
ミッキーゴージャス(5歳オープン)との比較では半馬身遅れましたが、内容には力強さが感じられました。戸崎騎手は「直線に向いて外から並びかける形。今日、負荷をかけたことで変わってくると思う」と語り、陣営も手応えを感じている様子です。
英G1遠征からの帰還、前走を振り返る
ダノンデサイルは春のドバイシーマクラシックで、強豪のカランダガンを圧倒する勝利を収めました。しかし、前走のイギリスG1インターナショナルSでは5着と悔しい結果となりました。戸崎騎手は「当日のテンションがこれまでと違った。この馬の特徴的な部分が悪い方に出てしまった」と振り返りますが、国内での仕上がりには「自信を持って臨みたい」と力強い言葉を残しています。
ジャパンカップ出走馬のレーティングと有力馬比較
- ダノンデサイル(レーティング125) – 日本馬トップ
- ドゥレッツァ(レーティング123)
- シンエンペラー(レーティング123)
- マスカレードボール(レーティング121)
- クロワデュノール(レーティング120)
- タスティエーラ(レーティング120)
- ジャスティンパレス(レーティング119)
- ヨーホーレイク(レーティング114)
この中でもダノンデサイルは安定感・経験ともトップクラス。その実績をもって、世界ランク1位との対決に挑みます。
戸崎圭太騎手の自信と勝負への意欲
追い切り後、戸崎騎手は「世界ランク1位の馬が相手になるが、力は劣っていないと思う。自信を持って臨みたい」と意気込みを見せています。海外G1での経験は、国内G1馬として大きな武器となるでしょう。
ジャパンカップを迎える他の注目馬たち
- タスティエーラは前走からの上積みが十分あり、調教師の堀宣行氏は「厩舎のルーチンより進んでいる」と順調な調整をアピールしています。2着や3着も多く、安定した成績に期待が集まります。
- ヨーホーレイクは7歳馬ながらも3頭併せで活気十分。友道調教師は「いい負荷がかかりました」と言及しており、ベテランらしい地力を見せています。
ジャパンカップの展望とダノンデサイルの位置づけ
今年のジャパンカップは、例年以上に国際色豊かなメンバーが顔を揃えています。ダノンデサイルは国内外でのG1実績、高いレーティング、そして陣営の熱意を兼ね備え、主役の一角としてますます注目度が高まっています。
特に6F78秒2という好時計は、本番へ向けて理想的な調整といえるでしょう。ライバルとなるタスティエーラやヨーホーレイクとの力比べはもちろん、世界ランク1位馬との激突にも期待したいところです。
競馬ファン待望の大一番へ、ダノンデサイルの挑戦
ダノンデサイルが成し遂げた自己ベスト更新は、今後の大レースに向けて大きな自信となるはずです。調教では直線でしっかりと追い込む姿が見られ、精神面・体力面とも充実の仕上がり。海外での経験が糧となり、日本馬らしい粘りとスピードが如何なく発揮されることが期待されています。
これまでに様々な困難を乗り越えてきたダノンデサイル。ジャパンカップの主役として、競馬ファンの夢と希望を乗せて東京競馬場の芝を駆け抜けます。
ダノンデサイル以外の注目記事にも注目!
- タスティエーラ(堀調教師 コメント):「厩舎ルーチンより進んでいる」と前走以上の仕上げ。
- ヨーホーレイク(友道調教師 コメント):「いい負荷がかかった」とベテラン馬らしい仕上がり、新たなドラマになりそう。
これらの有力馬たちも、それぞれの陣営が自信と期待をもって本番に臨みます。熾烈な優勝争いの行方にも最大限の注目が寄せられます。
まとめ:ジャパンカップ2025、ダノンデサイルの存在感
ダノンデサイルは、国内最高峰ジャパンカップにおける日本馬レーティング1位、自己ベストの追い切り時計、そして世界を舞台にした成績を背景に、主役として競馬ファンの熱い視線を集めています。本番ではどんなドラマが生まれるのか――「世界に挑む日本馬」として、この勇姿をぜひ見逃さないでください。


